142 / 169
ダーハッド編
139.round3
しおりを挟む
ーーーーフレイン視点ーーーー
はぁ………はぁ………着いたぞ……ムアンっ!!
アラグロに吹っ飛ばされてから、ラティー達がアラグロを引き連れてくれた。
だからここまで来れたのだ。
「やっと来たか……フレイン!」
マダラさんは目に希望が灯っていた。
…………仮面が外れている?
仮面を外したマダラさんは、赤髪で、目も赤かった。
キリッとした目つきは、どうやらその表情をしすぎて付いたものに見える。そう見ていると、マダラさんは俺に言った。
「……今の状況は、お前が吹っ飛ばれてから変わっていない。」
「勝つ算段は?」
「いずれ出てくる。」
「まー、そうならそれに従うしかないですよね」
そう俺が言ったその瞬間!!
マダラさんは俺の背後に氷を出した!
「チッ……後ろからだぞ?」
ムアンはそう小声で呟いた。
………読みのレベルではないよなこれ。あれは本当か
「行くぞフレイン!俺は核を取り出す!」
「その核を破壊っ!ですよね?!」
「ああ!」
俺とマダラさんは2人別の方向でムアンに向かっていった。
マダラさんは氷の足場でムアンの上を取り、ムアンに剣を突き刺そうとした!
「……」
ムアンはそれを無言のまま受けて、その剣を燃やした。
そして、ムアンはニヤついてこう言った
「やっぱ氷だよな?」
「ああ」
…ムアンとの距離は近い!いける!
そう思ったのもつかの間、何故か分からないが強大な恐怖を感じた。
「かがめ!!」
俺はマダラさんの言われた通りにした。
そして、なにかが俺の頭があった位置を通り過ぎた。
俺はパッと後ろを振り返った、そしたら、後ろには燃えた核があった。当たったら即死だった……
「おらっ!!」
俺は見た瞬間、核をつかみ、そこに衝撃波を流し込んだ!
ガリッ!
っと、音がなり、核は動かなくなった。
「1つ!壊せました!!」
あと………4つ!!
「灰になれよ………マダラっ!!」
ムアンはこう言った。
俺は感じた、今までに無い雰囲気、ムアンが本気で怒っているのか?
「ここまでやれたことは褒めてやろう……だが、俺にも怒りってもんがある。死んでもらおう、マダラ」
そう言って、ムアンはさっきの魔族の姿から、球体の姿になり、
その球体の姿で、どんどんと大きくなり、回転を加えて、炎を纏い始めた。
大して、マダラさんは氷を最大限出して、何十もの氷の壁を作った。恐らく冷気も作っている。肌で感じ取れるのだ。
そして、マダラさんは覚悟を決めた。
「来いよ………ムアン」
はぁ………はぁ………着いたぞ……ムアンっ!!
アラグロに吹っ飛ばされてから、ラティー達がアラグロを引き連れてくれた。
だからここまで来れたのだ。
「やっと来たか……フレイン!」
マダラさんは目に希望が灯っていた。
…………仮面が外れている?
仮面を外したマダラさんは、赤髪で、目も赤かった。
キリッとした目つきは、どうやらその表情をしすぎて付いたものに見える。そう見ていると、マダラさんは俺に言った。
「……今の状況は、お前が吹っ飛ばれてから変わっていない。」
「勝つ算段は?」
「いずれ出てくる。」
「まー、そうならそれに従うしかないですよね」
そう俺が言ったその瞬間!!
マダラさんは俺の背後に氷を出した!
「チッ……後ろからだぞ?」
ムアンはそう小声で呟いた。
………読みのレベルではないよなこれ。あれは本当か
「行くぞフレイン!俺は核を取り出す!」
「その核を破壊っ!ですよね?!」
「ああ!」
俺とマダラさんは2人別の方向でムアンに向かっていった。
マダラさんは氷の足場でムアンの上を取り、ムアンに剣を突き刺そうとした!
「……」
ムアンはそれを無言のまま受けて、その剣を燃やした。
そして、ムアンはニヤついてこう言った
「やっぱ氷だよな?」
「ああ」
…ムアンとの距離は近い!いける!
そう思ったのもつかの間、何故か分からないが強大な恐怖を感じた。
「かがめ!!」
俺はマダラさんの言われた通りにした。
そして、なにかが俺の頭があった位置を通り過ぎた。
俺はパッと後ろを振り返った、そしたら、後ろには燃えた核があった。当たったら即死だった……
「おらっ!!」
俺は見た瞬間、核をつかみ、そこに衝撃波を流し込んだ!
ガリッ!
っと、音がなり、核は動かなくなった。
「1つ!壊せました!!」
あと………4つ!!
「灰になれよ………マダラっ!!」
ムアンはこう言った。
俺は感じた、今までに無い雰囲気、ムアンが本気で怒っているのか?
「ここまでやれたことは褒めてやろう……だが、俺にも怒りってもんがある。死んでもらおう、マダラ」
そう言って、ムアンはさっきの魔族の姿から、球体の姿になり、
その球体の姿で、どんどんと大きくなり、回転を加えて、炎を纏い始めた。
大して、マダラさんは氷を最大限出して、何十もの氷の壁を作った。恐らく冷気も作っている。肌で感じ取れるのだ。
そして、マダラさんは覚悟を決めた。
「来いよ………ムアン」
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。

無能と蔑まれた七男、前世は史上最強の魔法使いだった!?
青空一夏
ファンタジー
ケアニー辺境伯爵家の七男カイルは、生まれつき魔法を使えず、家族から蔑まれて育った。しかし、ある日彼の前世の記憶が蘇る――その正体は、かつて世界を支配した史上最強の大魔法使いアーサー。戸惑いながらも、カイルはアーサーの知識と力を身につけていき、次第に自らの道を切り拓く。
魔法を操れぬはずの少年が最強の魔法を駆使し、自分を信じてくれる商店街の仲間のために立ち上げる。やがてそれは貴族社会すら揺るがす存在へと成長していくのだった。こちらは無自覚モテモテの最強青年になっていく、ケアニー辺境伯爵家の七男カイルの物語。
※こちらは「異世界ファンタジー × ラブコメ」要素を兼ね備えた作品です。メインは「異世界ファンタジー」ですが、恋愛要素やコメディ要素も兼ねた「ラブコメ寄りの異世界ファンタジー」になっています。カイルは複数の女性にもてますが、主人公が最終的には選ぶのは一人の女性です。一夫多妻のようなハーレム系の結末ではありませんので、女性の方にも共感できる内容になっています。異世界ファンタジーで男性主人公なので男性向けとしましたが、男女関係なく楽しめる内容を心がけて書いていきたいです。よろしくお願いします。

月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。

異世界無宿
ゆきねる
ファンタジー
運転席から見た景色は、異世界だった。
アクション映画への憧れを捨て切れない男、和泉 俊介。
映画の影響で筋トレしてみたり、休日にエアガンを弄りつつ映画を観るのが楽しみな男。
訳あって車を購入する事になった時、偶然通りかかったお店にて運命の出会いをする。
一目惚れで購入した車の納車日。
エンジンをかけて前方に目をやった時、そこは知らない景色(異世界)が広がっていた…
神様の道楽で異世界転移をさせられた男は、愛車の持つ特別な能力を頼りに異世界を駆け抜ける。
アクション有り!
ロマンス控えめ!
ご都合主義展開あり!
ノリと勢いで物語を書いてますので、B級映画を観るような感覚で楽しんでいただければ幸いです。
不定期投稿になります。
投稿する際の時間は11:30(24h表記)となります。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

学園の聖女様はわたしを悪役令嬢にしたいようです
はくら(仮名)
ファンタジー
※本作は別ペンネームで『小説家になろう』にて掲載しています。
とある国のお話。
※
不定期更新。
本文は三人称文体です。
同作者の他作品との関連性はありません。
推敲せずに投稿しているので、おかしな箇所が多々あるかもしれません。
比較的短めに完結させる予定です。
※

当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!

【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる