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[if]1章
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ーーーーーー
「あっ…」
カッテスに来て、エビルプラントをマダラさんに倒してもらい、帰ってきて村長にあった時だった。
マリンのフードが外れて、村長に角を見られてしまった。
「あ……あなたが魔族でも、私たちの村を救ってくれたことは変わりない。受け入れて当然でしょう」
ホッ………村長はそう言って、何もしてこなかった。
「えっ!じゃあ"ここに移住したいかも!"」
マリンはそう言った。
「……でもお前……行方不明の……兄貴は……?」
スペアはそう言いにくそうな感じで言った。
「まあ……悲しいけど、"友人とか手紙とかの情報がないし"諦めてしまうのも…ね?」
「まあ……危険だしな、諦めて、新しい生活をしてしまうのも悪くは無い。」
俺はそう言った。俺にも父に会いに行くという目的があるが、別にウィーダムで生きてたら、大丈夫だとは思うし。
「ここに住むの!手続きとかはあんましないから、私がやっちゃっていい?」
やけにテンションが高くなって、こう言っているアカリを見て、安心してここに住めるなと確信できた。
そんなテンション高い子だっけ………
アカリは村長の家に行って、手続きをしようとしている。
……良かった…やっとだ、安心してマリンが生活できるのは………
そして俺は、手続きした後のアカリに言われた通りにした。
とりあえず、今日は宿で寝て、明後日ぐらいに色々家具を置くらしい。
そして俺は宿のベッドの上に寝転んだ
「おやすみーー」
俺はそう言って、疲れが溜まっていたのかすぐ寝た。
ーーー何日後ーー
ある日、ある時間のことだった。
単眼の魔族の男が、こちらに向かってきているところを見た。
「マリン…?」
スペアはマリンを心配しながらそう言った。
俺もマリンを見た、足が震えていた。
ガタガタガタガタ、そんなにあの単眼はやばいのか?
「逃げなきゃ!」
マリンはそう言って、俺の手を引っ張り、すぐさま逃げ出した。
しかし、気づいたらもう、背中から火を出していた。
「あああああ!!!」
俺はやけどで気絶しそうになっている。
マリンは足を引っ張られて、転けてしまった。
そして、単眼の男は俺に火を放った。
俺は火だるまとなった。
焼け死ぬ中で俺は見た、マリンがどこかに拉致されるのを
ーーー???視点ーーー
……新聞が届いている
『カッテス村が滅亡。死者多数
先日、カッテス村にて、単眼の男が魔法で人を焼き払うという事件が起きてしまいました。死者は、フレイン、スペア、アカリ、ーーー、ーーー、ーーー、ーーー、ーー…………。』
「あっ…」
カッテスに来て、エビルプラントをマダラさんに倒してもらい、帰ってきて村長にあった時だった。
マリンのフードが外れて、村長に角を見られてしまった。
「あ……あなたが魔族でも、私たちの村を救ってくれたことは変わりない。受け入れて当然でしょう」
ホッ………村長はそう言って、何もしてこなかった。
「えっ!じゃあ"ここに移住したいかも!"」
マリンはそう言った。
「……でもお前……行方不明の……兄貴は……?」
スペアはそう言いにくそうな感じで言った。
「まあ……悲しいけど、"友人とか手紙とかの情報がないし"諦めてしまうのも…ね?」
「まあ……危険だしな、諦めて、新しい生活をしてしまうのも悪くは無い。」
俺はそう言った。俺にも父に会いに行くという目的があるが、別にウィーダムで生きてたら、大丈夫だとは思うし。
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そんなテンション高い子だっけ………
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……良かった…やっとだ、安心してマリンが生活できるのは………
そして俺は、手続きした後のアカリに言われた通りにした。
とりあえず、今日は宿で寝て、明後日ぐらいに色々家具を置くらしい。
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俺はそう言って、疲れが溜まっていたのかすぐ寝た。
ーーー何日後ーー
ある日、ある時間のことだった。
単眼の魔族の男が、こちらに向かってきているところを見た。
「マリン…?」
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しかし、気づいたらもう、背中から火を出していた。
「あああああ!!!」
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俺は火だるまとなった。
焼け死ぬ中で俺は見た、マリンがどこかに拉致されるのを
ーーー???視点ーーー
……新聞が届いている
『カッテス村が滅亡。死者多数
先日、カッテス村にて、単眼の男が魔法で人を焼き払うという事件が起きてしまいました。死者は、フレイン、スペア、アカリ、ーーー、ーーー、ーーー、ーーー、ーー…………。』
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