軌跡旅行

2キセイセ

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第四章 集結編

118.集結後

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「そりゃ……面白いな」

クァーナさんが口を開いてそう言った。
確かにそうだ、めんどくさいやつも、好きなやつも、家族も出会ったやつら全員、奇跡みたいな確率で出会ってるもんな。

「んじゃ、これからどうするんだ?」

ラティーが疑問をマダラにぶつけた。
マダラは一切の表情を崩さずこう言った。

「待とう、決戦の時は近いんだ。」

「………何かしておくこともないのか?」

「なら、内部情報を探ってくれ。索敵や、戦略を筒抜けにしたい。」

「承知した。」

ラティーはクァーナさんに一礼してから、ダーハッドに向かった。

マダラさんは俺の顔色を伺い、こういった。

「今日は休め、色々と疲れただろう」

その言葉で、俺は自分がドッと疲れていることに気がついた。
そりゃそうだ、船とか馬とか徒歩とか。

快晴の夕日、眺めていると眠たくなってしまう。
そのまますーーーーーっと



眠ってしまった。

ーーーー午後6時ーーーー

あーーーー、目が覚めた。まず目覚めたらすること、俺は時計を確認した。…………いくらなんでも6時は早すぎだろ…。
起きる時間ミスったわ

とりあえず、伸びをして、その後周りを見てみると。
スペアやクァーナさんが熟睡していた。

ドスラーは…………タイラド達の燃えきらなかった骨を土に埋めていた。

マダラさんは……どこにもいない、つまり本拠地にいるようだ。

とりあえず、俺は昨日寝ている間に、マダラさんに聞きたいことがひとつできたのだ。
それを聞いてみることにした。

そのために、本拠地への階段をくだり、マダラさんを探していると……

「おおっ………フレイン君、だったかな?」

この寝たきりの人っ!!
ユダーラさんだ……………いや若すぎるな、30代ぐらいだぞ…息子さんとか?俺はそれを聞いてみた。

「あのーーーあなたは一体……」

「ユダーラだ、またあったなフレイン」

「え…なんか若返ってません?」

「なあに、目の錯覚だよ」

「ええ………」

なにか無理やりな理論で来たが………まあ、ユダーラさんがそう言うならそうだろう、うん

そんな感じで納得しながら、俺は1つ聞いた

「というかあの襲撃を生き残ったんすね」

「まあ………な、あれも皆のおかげだ」

「ちなみに…ダーハッドの戦争に参加することはできませんか?」

「無理だな、私が行くリスクが大きすぎる」

リスク………?
まさか、ユダーラさんは何か重大なやつを持っているな。
いやNO.1であの能力だし、ほとんど絶対に持ってるな。
神の魂………かもな

「ふっ、マダラは下の階いるぞ。」

読まれた………すごいな、経験って。

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