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襲撃編
105.開花
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だ………めだ…………流している血の量が多すぎる。
死ぬ、確実に死ぬ。心臓が止まってしまう。
だんだん…脳に血液が回らなくなってくる。
「うおぉ…!」
俺は力をふりしぼり、左手でゾルドを殴ろうとした。……しかし
スパンっ
ゴトッ
ゾルドは俺の殴りに合わせて剣を振った。
それは俺の左腕に当たった。
そして切られた左腕が落ちてくる。
ドバッ……ボトボトボトと、俺の血が落ちる音がする。
死んだ、これは確実に死ぬ。
ドクンっ………………………………ドクンッ………………………
足に力が入らない、腕にも力が入らない。
考える…………ことも……出来なくなってきた……………
心臓の音だけ聴こえる。
ドクン…
ドクン………
ドクン…………………
ドクン…………………………
ドクン…………………………………………………
ドク………………
…
…
―END?―
最期……………スペア………が見える。
ゾルド……………が…………………剣を、つきたててる
ころ………………………され………る…………
絶対に………ころさせ………ないっ!!
「!!!???」
気づいたら俺はスペアの近くにいた。
俺は今何をしている?何が起きている?
とりあえず、俺はスペアを近くの牧場の干し草の塊に衝撃波で投げ入れた
「なっ…………なんでっ!」
ゾルドの怯えた声。
そうか、俺は心臓マッサージをしているんだ。
自分の衝撃波で自分の心臓をマッサージしている。
少しでも強かったら死ぬようなことを。
血がドバドバ出てきている。
「よく、わかんねぇ、けど、今ならできる」
俺はそう言って手から青色の炎を出して、それをゾルドになげつけた。別に熱くはなかった。
「この土壇場で……魔力を開花させやがったのか!?」
ゾルドは驚愕していた。腰を抜かすほど驚いていた。
魔力の開花ってのはこれのことか
そして、ゾルドが青い炎を避けると、青い炎は草原に燃え移り、一面が火の海となった。
「あっつ!!」
ゾルドが触れただけでこの反応だ、相当熱いのだろう。
自分で出しているから自分では感じない。
俺は足がすくんでいるゾルドに向かって走り出した。
何故だろう、いつもより2倍ぐらい早い気がする。
一瞬でゾルドにたどり着いた俺は、ゾルドに衝撃波を乗せた上段蹴りをかました。そしてそこから両足に衝撃波を出して、膝を前に出して突っ込んだ
「!?」
ゾルドは瞬間移動で俺の突っ込みを避けた、ようだが、前に出していた足を引きもう一度突っ込む。
「ゴハァッ!!!」
俺が突っ込みながら放った膝蹴りはゾルドにあたった。
そして俺は、そこからもう片方の足で蹴り上げ、蹴り上げた足に衝撃波を流し込む。
「うぎゃゃゃぁ…!!」
ゾルドは真上に吹っ飛んだ。
死ぬ、確実に死ぬ。心臓が止まってしまう。
だんだん…脳に血液が回らなくなってくる。
「うおぉ…!」
俺は力をふりしぼり、左手でゾルドを殴ろうとした。……しかし
スパンっ
ゴトッ
ゾルドは俺の殴りに合わせて剣を振った。
それは俺の左腕に当たった。
そして切られた左腕が落ちてくる。
ドバッ……ボトボトボトと、俺の血が落ちる音がする。
死んだ、これは確実に死ぬ。
ドクンっ………………………………ドクンッ………………………
足に力が入らない、腕にも力が入らない。
考える…………ことも……出来なくなってきた……………
心臓の音だけ聴こえる。
ドクン…
ドクン………
ドクン…………………
ドクン…………………………
ドクン…………………………………………………
ドク………………
…
…
―END?―
最期……………スペア………が見える。
ゾルド……………が…………………剣を、つきたててる
ころ………………………され………る…………
絶対に………ころさせ………ないっ!!
「!!!???」
気づいたら俺はスペアの近くにいた。
俺は今何をしている?何が起きている?
とりあえず、俺はスペアを近くの牧場の干し草の塊に衝撃波で投げ入れた
「なっ…………なんでっ!」
ゾルドの怯えた声。
そうか、俺は心臓マッサージをしているんだ。
自分の衝撃波で自分の心臓をマッサージしている。
少しでも強かったら死ぬようなことを。
血がドバドバ出てきている。
「よく、わかんねぇ、けど、今ならできる」
俺はそう言って手から青色の炎を出して、それをゾルドになげつけた。別に熱くはなかった。
「この土壇場で……魔力を開花させやがったのか!?」
ゾルドは驚愕していた。腰を抜かすほど驚いていた。
魔力の開花ってのはこれのことか
そして、ゾルドが青い炎を避けると、青い炎は草原に燃え移り、一面が火の海となった。
「あっつ!!」
ゾルドが触れただけでこの反応だ、相当熱いのだろう。
自分で出しているから自分では感じない。
俺は足がすくんでいるゾルドに向かって走り出した。
何故だろう、いつもより2倍ぐらい早い気がする。
一瞬でゾルドにたどり着いた俺は、ゾルドに衝撃波を乗せた上段蹴りをかました。そしてそこから両足に衝撃波を出して、膝を前に出して突っ込んだ
「!?」
ゾルドは瞬間移動で俺の突っ込みを避けた、ようだが、前に出していた足を引きもう一度突っ込む。
「ゴハァッ!!!」
俺が突っ込みながら放った膝蹴りはゾルドにあたった。
そして俺は、そこからもう片方の足で蹴り上げ、蹴り上げた足に衝撃波を流し込む。
「うぎゃゃゃぁ…!!」
ゾルドは真上に吹っ飛んだ。
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