軌跡旅行

2キセイセ

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襲撃編

87.晴れない気分

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「ああ、ありがとう」

俺はそう言って、ソファーに腰掛けた。

するとドスラーはもう寝ていた。

「おい、ドスラー」

俺はドスラーに声をかけたが反応がなかった。

「はぁ、まあいいか」

俺はそう呟いて、部屋を出た。

「さて、どうするか……」

俺はそう思って歩いていた。すると後ろから

「あっ、フレインだ」

声をかけられて振り向くとそこにはタイラドがいた。

「何?」

俺はそう答えた。

「えーーー、暇だから話聞かせて」

タイラドはそう言った。

「すまん、そういう気分じゃないんだ。」

 俺はそう言った。

「えぇ~」

タイラドは残念そうな顔をしていた。

「また今度な」

俺はそう答えていた。

「ちぇっ」

タイラドはそう呟いていた。
「じゃあな」

俺がそう言うと、タイラドはまたどこかへ行ってしまった。方向的に、マダラさんの部屋か?

「……訓練の気が起きないな……」

俺はそう呟いていた。

「帰るか。」

俺はそう思った。そして、自室に帰った。

「おかえり~~」

ドアを開けると、マリンが出迎えてくれた。つーか、ドスラー俺の部屋で寝るなし。

「ただいま、マリン」

俺はそう返事した。

「今日一日はぼーとして過ごすわ」

俺はそう言ってベットに横になった。

「おっけー、でもご飯はしっかり食べなよ」

マリンはそう言って、部屋を出ていった。

「うぃ~~~~す」

俺はそう返事をして、目を閉じた。すると、すぐに眠りに落ちていった。

「…」







…………………







………………………


腹減ったな…………俺はそう思いながら目が覚めた。時間は夜7時だった。

「……起きるか」

俺はそう呟き、起き上がった。

「……よし」

俺はそう言って、準備を始めた。まずは、食堂に行って飯を食べるか。

ガチャッ

「おはようございます」

俺はそう挨拶して、中に入った。

「はい!おはよぉぉおう!」

この人は、訓練場のゴリザムさんだ。

「あの、夕食ってまだ食べられますか?」

俺はそう聞いた。

「ああ、大丈夫だ!」

ゴリザムさんはそう答えた。

「では、お願いします」

俺はそう頼んだ。

「おう!任せろ!」

ゴリザムさんはそう答えた。

そう答えたあと、少しして夕食がでてきた。米とステーキ肉、あと………なにこれ?なんかの野菜炒め?まあ、美味しそうだ。いただきます。

モグモグ……うん、普通にうまい。やっぱり、料理ができる人が作ると違うな。肉ふたつあるのはやばいとして。

「ごちそうさま」

俺はそう言って、立ち上がった。

「おう!ありがとよ」

ゴリザムさんの意外な一面をしれた………まさか料理できるなんて。

「はい!こちらこそありがとうございました」

俺はそう答えて、その場を後にした。

「はぁ~」

俺はため息をついた。すると後ろから声をかけられた。

「あっ、フレインじゃん」

オッゴーンだ。

「ん?なんですか?」

俺はそう聞いてみた。

「ちょっと頼みたいことがあってさぁ」
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