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第2章 エルフ編
46.VSドベル
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「でも…武器は?」
「あるじゃないか……」
俺はそう言って、ドスラーを指さした、あいつならなんか武器持ってんだろ。
「はいはい、何がいい?」
そう言って、ドスラーは手を横に広げた。……なんだこの反応は……まあいいか。
「……じゃあ、剣で……」
ドスラーは、手を広げ、収納していた槍を出した。
「剣がない………ほら、これで良いだろ」
ドスラーはそう言い、俺に槍を渡した。
「……ありがとよ」
……よし!これで戦える!!
「だが………」
ドスラーは何かを言いかけた。
「なんだ?まだあんのか?」
俺はドスラーの言葉に反応した。
「あいつ…、土に手を入れている、熱を加えられると地上戦は不可能だ。」
「ああ、わかった。」
「だよな、そうだよな、俺はその作戦を考えていた。」
どうやらスペアにいい作戦があるらしい、俺はそれを聞くことにした。
「フレイン…たしか前に俺を飛ばしたよな、その容量で、自分を飛ばすとかできないか?」
「いけるなでも…それでどうやって?」
「たしか…マリンは、翼を少し大きくできるだろ?滑空だけでもいい。」
「なるほどね、わかったやってみるわ。」
マリンは自分の翼を大きくし、地面に足をつけてから思いっきりジャンプをした。そして、少し浮いて落ちた。
「……うしっ、フレインとマリンはあと高い山にできるだけ早く登れ…そして…」
スペアは俺たちに作戦を伝え、ドベルの前に立った
「了解!」
俺たちはそう言い、山を走って登った。
ーーーースペア視点ーーー
俺は、ドベルに話しかけた。
「おい、お前に提案だ」
「……なぁに?」
「今すぐここから立ち去れば見逃してやる」
「何を言っているの?頭悪いのかしら?」
「ならいい、俺が相手になってやる。」
「ふぅん、私に勝てると思ってるの?……じゃあいくわよ。」
そう言ってドベルは、右手を地面に埋めた。
「まずは小手調べから……」
ドベルはそう言い、地面を溶かしてから、俺に投げつけた。
うん、どう考えても俺一人で勝てる気がしない。
「こんなもん……」
俺は、ひたすら走りながら、銃をドベルに向けて打ち続けた。サキーラとの戦いで有効だった戦法だ。
「……!」
ドベルは、俺の弾丸を避け続ける。
「へぇ、なかなか面白いじゃない。でもね……」
そう言うと、ドベルは溶かした地面に潜り込んだ。
ちっ…自分も熱いから地面をどれだけ熱くしてもダメージゼロか…
「私の攻撃からは逃げられないわよ!!」
そう言い、少し時間が経ったあと。ドベルは地中から飛び出してきた!
「!」
俺は避けようとしたが、間に合わない。ドベルのパンチが俺に当たるった…俺はそのまま転げ落ちた。
「ぐはっ……」
「あるじゃないか……」
俺はそう言って、ドスラーを指さした、あいつならなんか武器持ってんだろ。
「はいはい、何がいい?」
そう言って、ドスラーは手を横に広げた。……なんだこの反応は……まあいいか。
「……じゃあ、剣で……」
ドスラーは、手を広げ、収納していた槍を出した。
「剣がない………ほら、これで良いだろ」
ドスラーはそう言い、俺に槍を渡した。
「……ありがとよ」
……よし!これで戦える!!
「だが………」
ドスラーは何かを言いかけた。
「なんだ?まだあんのか?」
俺はドスラーの言葉に反応した。
「あいつ…、土に手を入れている、熱を加えられると地上戦は不可能だ。」
「ああ、わかった。」
「だよな、そうだよな、俺はその作戦を考えていた。」
どうやらスペアにいい作戦があるらしい、俺はそれを聞くことにした。
「フレイン…たしか前に俺を飛ばしたよな、その容量で、自分を飛ばすとかできないか?」
「いけるなでも…それでどうやって?」
「たしか…マリンは、翼を少し大きくできるだろ?滑空だけでもいい。」
「なるほどね、わかったやってみるわ。」
マリンは自分の翼を大きくし、地面に足をつけてから思いっきりジャンプをした。そして、少し浮いて落ちた。
「……うしっ、フレインとマリンはあと高い山にできるだけ早く登れ…そして…」
スペアは俺たちに作戦を伝え、ドベルの前に立った
「了解!」
俺たちはそう言い、山を走って登った。
ーーーースペア視点ーーー
俺は、ドベルに話しかけた。
「おい、お前に提案だ」
「……なぁに?」
「今すぐここから立ち去れば見逃してやる」
「何を言っているの?頭悪いのかしら?」
「ならいい、俺が相手になってやる。」
「ふぅん、私に勝てると思ってるの?……じゃあいくわよ。」
そう言ってドベルは、右手を地面に埋めた。
「まずは小手調べから……」
ドベルはそう言い、地面を溶かしてから、俺に投げつけた。
うん、どう考えても俺一人で勝てる気がしない。
「こんなもん……」
俺は、ひたすら走りながら、銃をドベルに向けて打ち続けた。サキーラとの戦いで有効だった戦法だ。
「……!」
ドベルは、俺の弾丸を避け続ける。
「へぇ、なかなか面白いじゃない。でもね……」
そう言うと、ドベルは溶かした地面に潜り込んだ。
ちっ…自分も熱いから地面をどれだけ熱くしてもダメージゼロか…
「私の攻撃からは逃げられないわよ!!」
そう言い、少し時間が経ったあと。ドベルは地中から飛び出してきた!
「!」
俺は避けようとしたが、間に合わない。ドベルのパンチが俺に当たるった…俺はそのまま転げ落ちた。
「ぐはっ……」
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