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デージャ編
17.VSドスラー
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「じゃあ………待って場所変えない?」
俺はスペアとアカリに視線を送った。二人は首を縦に振った。
「ん~まあ、ここの人たちの迷惑になるし、いいよ」
ドスラーが納得してくれた。
俺達は草原へと移動した。
「さて……準備はできたかな?」
ドスラーが言った。
「ああ……いつでもいいぜ……」
俺は拳を握った。
「拳一つ!俺とおんなじぃ!」
ドスラーが言った。
「さあ……収納したもんを取り出すね~」
ドスラーは自分の魔法で剣を取り出した。
「おぉ……すげー……」
俺は素直に感動してしまった。
「さあ……始めようか」
ドスラーが言った。俺は構えをとった。
「オラァ!」
やつの手から火球が飛んできた!あいつ!出し入れできる魔法じゃないのか?!俺はギリギリのところで避けた。危なかった……
「うわぁ……やるねぇ……」
やつは余裕そうな顔をしていた。
「ていうか…マリン…その角の生えたやつは、半分人間だぞ?穏便に済ませようぜ?な?」
俺はドスラーを説得しようとした。
「じゃあ半殺しだな」
駄目だこいつまともな倫理観持ってねえ!
「くそ!こうなったら仕方がない!」
俺はやつに殴りかかった!だが、あっさり避けられた。
「遅い!弱い!弱すぎる!」
ドスラーが叫んだ。
「うるせぇ!こっちにも事情があるんだよ!」
俺はやつを蹴り飛ばした!
「ぐふっ…ここであんたら逃したら“ゼロマジック”の名前が汚れるだろうが…」
やつがよろめきながら言った。
「ボーッとしてないで、俺が引き止めるから、とにかく今は逃げるぞ!」
俺はスペアにこう言った。
スペアがアカリとマリンの手を引っ張っていた。
「今は俺に任せろ!あんたらは安全なところに逃げろ!」
俺はそう言った。
「でも……」
アカリはまだ何か言いたげだった。
「いいから早くしろ!」
俺は怒鳴りつけた。
「わ、わかった……」
アカリはしぶしぶといった様子でスペアについて行った。
「ふ~ん、そんなにして逃したいか」
ドスラーがゆっくりと立ち上がった。
「当たり前だろ」
俺はやつの胸ぐらを掴んだ。
「何する気だよ……」
ドスラーは少し焦っているようだ。
「お前はここで倒す!」
俺はドスラーを持ち上げ、地面に叩きつけた。
「ぐっ……なぜ俺達の邪魔をする!?」
「俺の!邪魔をするからだ!!」
俺はドスラーに向かって衝撃を零距離で放った。
「うっ!意外と…強いな…」
はぁ!?耐えたぞこいつ!?どんだけ頑丈なんだ?
「くらえ!」
ドスラーは水の玉を飛ばしてきた。俺はそれを避けた。水も収納してんのかよ…
「おい!やめろ!ドスラー!」
その声は野太くいかにもおじさんっていう感じの声だった。
俺はスペアとアカリに視線を送った。二人は首を縦に振った。
「ん~まあ、ここの人たちの迷惑になるし、いいよ」
ドスラーが納得してくれた。
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ドスラーが言った。
「ああ……いつでもいいぜ……」
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「拳一つ!俺とおんなじぃ!」
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俺はドスラーを説得しようとした。
「じゃあ半殺しだな」
駄目だこいつまともな倫理観持ってねえ!
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俺はやつに殴りかかった!だが、あっさり避けられた。
「遅い!弱い!弱すぎる!」
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俺はやつを蹴り飛ばした!
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やつがよろめきながら言った。
「ボーッとしてないで、俺が引き止めるから、とにかく今は逃げるぞ!」
俺はスペアにこう言った。
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「今は俺に任せろ!あんたらは安全なところに逃げろ!」
俺はそう言った。
「でも……」
アカリはまだ何か言いたげだった。
「いいから早くしろ!」
俺は怒鳴りつけた。
「わ、わかった……」
アカリはしぶしぶといった様子でスペアについて行った。
「ふ~ん、そんなにして逃したいか」
ドスラーがゆっくりと立ち上がった。
「当たり前だろ」
俺はやつの胸ぐらを掴んだ。
「何する気だよ……」
ドスラーは少し焦っているようだ。
「お前はここで倒す!」
俺はドスラーを持ち上げ、地面に叩きつけた。
「ぐっ……なぜ俺達の邪魔をする!?」
「俺の!邪魔をするからだ!!」
俺はドスラーに向かって衝撃を零距離で放った。
「うっ!意外と…強いな…」
はぁ!?耐えたぞこいつ!?どんだけ頑丈なんだ?
「くらえ!」
ドスラーは水の玉を飛ばしてきた。俺はそれを避けた。水も収納してんのかよ…
「おい!やめろ!ドスラー!」
その声は野太くいかにもおじさんっていう感じの声だった。
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