軌跡旅行

2キセイセ

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カッテス編

10,謎の男

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「マダラさんのおかげで助かったね!」

マリンが笑顔で言う。

「ああ、そうだな……とにかく、この村の脅威はいなくなった。」

「とりあえず、戻ろう」

俺達は村に戻った。すると、村長が出迎えてくれた。

「おお、よくぞご無事で!それで、怪物はどうなりましたかな?」

「倒しました!」

「倒しました……」

マリンとアカリが言う。

「そうですか、それはよかったです」

村長の言葉を受け取った。スペアは村長に質問した。

「ところで、マダラって人はどこに?あの、仮面被った人。」

「マダラ?知りませんね…」

「そうですか、ありがとうございます」

「いえ、それでは、宿は手配しましたので、今日はゆっくり休んでください」

その時!村長はマリンのフードが外れていることに気づいた…つまり…角がっ…

「マリンさん、その角…なんですか?」

「えっ…あっ…」

あっ!?クソッ!なんで………何もかも台無しになっちまう……

「いえいえ、もしあなたが魔族でも、私達の英雄ですから。」

ふぅ…なんとかなった…

俺達は宿に向かった。

「ねえ、フレイン、あの…マダラって人のこと……なんか知らな い?」

アカリが聞いた。

「んー……見たことないな…」

まあいいや…マリンの兄貴の友人らしいし。これ以上ないだろ。

「今日は寝るか……明日に備えてな……」

「そうだね!おやすみ~」

俺達は眠りについた……
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