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早川との夜 2
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「適当に座って」
「うん……」
僕の部屋より広々としたリビングにはカウチソファと一人掛けのソファがテーブルを囲むように置かれていて、その隅にそっと腰を下ろした。
「烏龍茶とオレンジジュースと牛乳、後コーヒー。何が良い?」
「牛乳?」
「牛乳が好きなの?」
「違っ。の、飲みたいわけじゃなくて、珍しいなって」
「あぁ。家で酒飲む時に使うから。牛乳嫌いなの?」
「ううん。どっちかっていうと、好きかな」
「そう。じゃあ少し待ってて」
早川は僕の言葉に返事をすると、冷蔵庫から牛乳を取り出して、キッチンで音を立て始めた。
「なぁ、シナモンも平気?」
何もできることがなくて、俯いたまま固まってる僕に、再び早川の声が飛んでくる。
「う、うん。平気」
「なら良かった」
そう言って早川が運んできてくれたのは、マグカップに入った牛乳。
それをテーブルに置きながら、自分はオットマンに腰掛けた。
「そんな隅に座らなくても良いのに」
呆れた様に鼻で笑われても、嫌な気分にはならない。早川が僕のことを馬鹿にしてるわけじゃないってわかったし、何よりもさっきの手の感触がまだ僕の腕には残っていて。緊張感で早くなった鼓動が、別の意味を持ち始める。
「あったかい……」
「食べるものなくて、悪いな」
早川が淹れてくれたホットミルクは、ほんのり甘味とシナモンがきいていて、僕の気持ちを落ち着かせてくれた。
「落ち着いた?」
「うん。迷惑かけて、ごめん」
「こっちこそごめん。会社であんな態度だったから、バレても平気なんだって思い込んでた」
「そ、そんなに?」
「まぁね。噂されるほどじゃないみたいだけど、課長の周りを気にしてる奴、たくさんいるからさ」
広瀬課長の人気は、僕だって知ってる。あんなに優しくて、出世してて、独身って。狙われてても仕方ない。
「そうだよね」
「女ばっかりじゃなからさ。気をつけた方がいい」
女性だけじゃない? って、そういうことだよね。
「早川も?」
「まさかぁ。俺は近づきたいじゃなくて、追い抜きたいから」
「追い抜く……」
「あぁ。課長は俺の目標」
「は、早川って案外野心家だったんだ」
「そうだよ? 知らなかった?」
早川の顔が下を向いたままの僕の顔を下から覗き込んできて、不意打ちのその表情に思わず熱が上がる。
「っ……」
「なんて顔してんの」
呆れた様に笑う早川の笑顔が、余計に僕を照れさせる。
「変な顔してる?」
「変? 変っていうより……」
「何?」
変じゃ無くてどんな顔だよ。
身を乗り出した僕の顔を早川が両手で挟み込んで、僕の目の前に顔を寄せる。
「かわいーかな」
僕と視線を合わせたまま、そう微笑んだ。
「かわっ?!」
かわいーって? 可愛い? 僕が?
何、言ってんだよ。
「真っ赤に照れた顔、可愛いよ」
「早川、酔ってる?」
「酔って? あれぐらいじゃあ、酔ったりしないよ」
「じゃあ、僕のこと揶揄ってるの?」
「揶揄う? まさか。全部本気」
全部……本気?
「本気? それって、どういう……」
「なんてね。冗談だって」
「なんだよっ。やっぱり揶揄ってたんじゃないか!」
「悪かったって。あまりに笠原が下向いてるからさ」
「僕って、下向いてる?」
広瀬課長と初めて食事に行った日にも言われた言葉。
たまには上を向けって言われたのに。
直そうって、あんなに必死だったのに。
「向いてる。必要ないぐらいにね。向きすぎて埋まっちゃいそう」
「埋まらないよ」
「そりゃそうだけど。いつもそんなに自信なさそうにしなくてもいいのになって思う。俺のことも避けてたでしょ」
「気づいてたの?」
「逃げてったからね。普通気づく。俺のこと嫌いなの?」
嫌い? 早川のことを避けてたのは、高校時代のことが原因で、今じゃない。
それにその時だって早川は何にも悪くないことぐらい、とうに理解してる。
それに、早川のことを盗み見てたりもして、声をかけてくれる課長と一緒ぐらい気になって。
僕、早川のことどう思ってるんだろう。
「嫌いじゃないよ。緊張するけど」
僕の中の恋心は、今間違いなく課長に向いてる。
あの淡い気持ちが濃くなることなんて、想いがどちらかに傾くことなんてないと思ってた。
会社内での数少ない楽しみ、それぐらいのつもりだったから。
「緊張なんてするなよ。また、こうして誘っていい?」
「僕を?」
「他に誰がいるんだよ」
「何で?」
「別にいいだろ。特に理由なんてない。今夜、笠原と飲むの楽しかったし、それだけ」
何の話もできなかったのに?
それでも、楽しかったって言ってくれるんだ。
広瀬課長も早川も、誘う相手が僕で良いって、そう言ってくれる。
下を向いて、楽しい話の一つもできない僕なのに、また誘ってくれるって。
「僕も、楽しかった」
「泣いてたくせに」
「それは、そうだけど。餃子、美味しかったし」
「だろ? 炒飯も美味いよ」
僕の言葉に早川が得意気な顔を見せる。
「そっちも食べてみたいな」
「今度な。約束」
僕の中にできた、二つ目の『約束』
どっちもいつになるかわからない約束。
それでも、その二つが僕に僕でいる価値を与えてくれる。
僕でいて良いって教えてくれる。
僕だって、誰かの心の中にいさせてもらえる。そんな自信をくれた。
「うん。また今度」
「駅まで送ろうか?」
この約束で、早川との時間はお終い。
不安しかなかった時間は、最後に僕に素晴らしい贈りものをくれた。
「ううん。大丈夫」
「じゃあ、気をつけて」
玄関のドアが僕と早川との間を隔てて、僕は一人で自宅までの道を歩き始める。
さっきは連れてこられるだけだった道を、ゆっくり踏み締める。
下を向かないように、ほんの少し視線を上げた。
雲のない空を丸く切り抜いたように月が浮かぶ。
大きな満月が、満たされた思いの僕の視線を真っ直ぐに引き受けてくれる。
もう少し上を向いていよう。
こんな景色を見て暮らそう。
「うん……」
僕の部屋より広々としたリビングにはカウチソファと一人掛けのソファがテーブルを囲むように置かれていて、その隅にそっと腰を下ろした。
「烏龍茶とオレンジジュースと牛乳、後コーヒー。何が良い?」
「牛乳?」
「牛乳が好きなの?」
「違っ。の、飲みたいわけじゃなくて、珍しいなって」
「あぁ。家で酒飲む時に使うから。牛乳嫌いなの?」
「ううん。どっちかっていうと、好きかな」
「そう。じゃあ少し待ってて」
早川は僕の言葉に返事をすると、冷蔵庫から牛乳を取り出して、キッチンで音を立て始めた。
「なぁ、シナモンも平気?」
何もできることがなくて、俯いたまま固まってる僕に、再び早川の声が飛んでくる。
「う、うん。平気」
「なら良かった」
そう言って早川が運んできてくれたのは、マグカップに入った牛乳。
それをテーブルに置きながら、自分はオットマンに腰掛けた。
「そんな隅に座らなくても良いのに」
呆れた様に鼻で笑われても、嫌な気分にはならない。早川が僕のことを馬鹿にしてるわけじゃないってわかったし、何よりもさっきの手の感触がまだ僕の腕には残っていて。緊張感で早くなった鼓動が、別の意味を持ち始める。
「あったかい……」
「食べるものなくて、悪いな」
早川が淹れてくれたホットミルクは、ほんのり甘味とシナモンがきいていて、僕の気持ちを落ち着かせてくれた。
「落ち着いた?」
「うん。迷惑かけて、ごめん」
「こっちこそごめん。会社であんな態度だったから、バレても平気なんだって思い込んでた」
「そ、そんなに?」
「まぁね。噂されるほどじゃないみたいだけど、課長の周りを気にしてる奴、たくさんいるからさ」
広瀬課長の人気は、僕だって知ってる。あんなに優しくて、出世してて、独身って。狙われてても仕方ない。
「そうだよね」
「女ばっかりじゃなからさ。気をつけた方がいい」
女性だけじゃない? って、そういうことだよね。
「早川も?」
「まさかぁ。俺は近づきたいじゃなくて、追い抜きたいから」
「追い抜く……」
「あぁ。課長は俺の目標」
「は、早川って案外野心家だったんだ」
「そうだよ? 知らなかった?」
早川の顔が下を向いたままの僕の顔を下から覗き込んできて、不意打ちのその表情に思わず熱が上がる。
「っ……」
「なんて顔してんの」
呆れた様に笑う早川の笑顔が、余計に僕を照れさせる。
「変な顔してる?」
「変? 変っていうより……」
「何?」
変じゃ無くてどんな顔だよ。
身を乗り出した僕の顔を早川が両手で挟み込んで、僕の目の前に顔を寄せる。
「かわいーかな」
僕と視線を合わせたまま、そう微笑んだ。
「かわっ?!」
かわいーって? 可愛い? 僕が?
何、言ってんだよ。
「真っ赤に照れた顔、可愛いよ」
「早川、酔ってる?」
「酔って? あれぐらいじゃあ、酔ったりしないよ」
「じゃあ、僕のこと揶揄ってるの?」
「揶揄う? まさか。全部本気」
全部……本気?
「本気? それって、どういう……」
「なんてね。冗談だって」
「なんだよっ。やっぱり揶揄ってたんじゃないか!」
「悪かったって。あまりに笠原が下向いてるからさ」
「僕って、下向いてる?」
広瀬課長と初めて食事に行った日にも言われた言葉。
たまには上を向けって言われたのに。
直そうって、あんなに必死だったのに。
「向いてる。必要ないぐらいにね。向きすぎて埋まっちゃいそう」
「埋まらないよ」
「そりゃそうだけど。いつもそんなに自信なさそうにしなくてもいいのになって思う。俺のことも避けてたでしょ」
「気づいてたの?」
「逃げてったからね。普通気づく。俺のこと嫌いなの?」
嫌い? 早川のことを避けてたのは、高校時代のことが原因で、今じゃない。
それにその時だって早川は何にも悪くないことぐらい、とうに理解してる。
それに、早川のことを盗み見てたりもして、声をかけてくれる課長と一緒ぐらい気になって。
僕、早川のことどう思ってるんだろう。
「嫌いじゃないよ。緊張するけど」
僕の中の恋心は、今間違いなく課長に向いてる。
あの淡い気持ちが濃くなることなんて、想いがどちらかに傾くことなんてないと思ってた。
会社内での数少ない楽しみ、それぐらいのつもりだったから。
「緊張なんてするなよ。また、こうして誘っていい?」
「僕を?」
「他に誰がいるんだよ」
「何で?」
「別にいいだろ。特に理由なんてない。今夜、笠原と飲むの楽しかったし、それだけ」
何の話もできなかったのに?
それでも、楽しかったって言ってくれるんだ。
広瀬課長も早川も、誘う相手が僕で良いって、そう言ってくれる。
下を向いて、楽しい話の一つもできない僕なのに、また誘ってくれるって。
「僕も、楽しかった」
「泣いてたくせに」
「それは、そうだけど。餃子、美味しかったし」
「だろ? 炒飯も美味いよ」
僕の言葉に早川が得意気な顔を見せる。
「そっちも食べてみたいな」
「今度な。約束」
僕の中にできた、二つ目の『約束』
どっちもいつになるかわからない約束。
それでも、その二つが僕に僕でいる価値を与えてくれる。
僕でいて良いって教えてくれる。
僕だって、誰かの心の中にいさせてもらえる。そんな自信をくれた。
「うん。また今度」
「駅まで送ろうか?」
この約束で、早川との時間はお終い。
不安しかなかった時間は、最後に僕に素晴らしい贈りものをくれた。
「ううん。大丈夫」
「じゃあ、気をつけて」
玄関のドアが僕と早川との間を隔てて、僕は一人で自宅までの道を歩き始める。
さっきは連れてこられるだけだった道を、ゆっくり踏み締める。
下を向かないように、ほんの少し視線を上げた。
雲のない空を丸く切り抜いたように月が浮かぶ。
大きな満月が、満たされた思いの僕の視線を真っ直ぐに引き受けてくれる。
もう少し上を向いていよう。
こんな景色を見て暮らそう。
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