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貴重なものをみすみす渡すわけ、ありませんよ
それぞれの思惑 4
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「ロイエンタール伯爵、知り合いなのか?」
ベルンハルトが呟いたのを、バルタザールは聞き逃さない。
「……はい」
消え入りそうな声で、それでも失礼のないようにはっきりと肯定する。
ヘルムートの行動の理由はわからなくとも、知らないと切り捨てることもできない。
そんなことができるような関係を作り上げてきたわけじゃない。
「失礼致します。ロイエンタール家で庭師を務めております、ヘルムートと申します」
いつもと何も変わらぬ態度で挨拶を口にするヘルムートに、最も不審な目を向けたのはエーリックだ。
「おい。ここをどこだと思っているんだ。すぐに出ていけ」
開けた扉から、エーリックがそのままヘルムートを追い出そうとする。
このままヘルムートが追い出されるのであれば、それは当然だろう。だが、ヘルムートのこの行動の真意を知りたいとも思う。
どう声をかけるべきか、エーリックとヘルムートの二人を見つめながら悩むベルンハルトの横で、バルタザールが口を開くのが見えた。
(まずい……)
頭の中の混乱を抑えられずに、ベルンハルトはきつく目を瞑った。
「エーリック。その者をこちらへ通してくれ」
バルタザールの言葉は、はっきり聞こえていたはずなのに、その意味を理解することができない。
まるで頭が、心が、理解することを拒否しているような不思議な感覚。
「父様?! このような者を部屋に入れる必要はないはずですが」
バルタザールの言葉よりも、ヘルムートを追い出そうとするエーリックの言葉の方がすんなりと受け入れられた。
「構わぬ。彼は、私の古い友人だ」
バルタザールの言葉に、その場にいた全員が耳を疑っただろう。
「おや。国王陛下。今でも私のことを友人だと仰っていただけるのですね」
相変わらずの態度を崩しもしない、庭師を除いて。
「お、お父様? ヘルムートさんを知っていらっしゃるのですか?」
その場の状況を何とかしようと、初めに声をあげたのはリーゼロッテだった。
一番頼りにしていた使用人と、自分の父親が友人だったという信じられない事態を何とか吞み込もうとしているのがわかる。
「古い友人だとそう言ったではないか」
バルタザールの突き放すような言い方に、リーゼロッテは一瞬俯きそうになった顔を、今度はヘルムートに向ける。
「ヘルムートさん。これは一体……」
「奥様。驚かせてしまって、申し訳ありません。少々、旧友に用があったものですから」
体を硬直させてしまったエーリックの横をすり抜けるようにして、ヘルムートが部屋の奥へと進んでくる。
「旧友?」
「はい。国王陛下とは、国立学院在学中に親しくさせていただきました」
「そうなんですか?! 初めて聞きました」
ヘルムートの過去については、ベルンハルトにとっても初耳だった。
ヘルムートの家が代々ロイエンタール家に仕えていたから、その跡を継いだのであって、それ以前にどこで何をしていたのか、聞いたこともなかった。
「過去の話です。特段、話すべきことでもありませんから」
「過去の話だと言ってのける其方が、今更何の用だ?」
「十数年ぶりに王都へ参りましたので、ご挨拶をと思ったのです」
(違う……あの時、ヘルムートは自ら王都へ行くと言っていた。魔力石のことだけではなく、元からこの瞬間を想定していたはずだ)
まるでこの場へくることを、さも偶然のように振る舞うヘルムートの様子は、ベルンハルトから見れば異質でしかない。
苦手だ、嫌いだと言ってはいても、両親を亡くして以来、最も信頼していた使用人の行動が理解できずに、ベルンハルトはもう、何も言うことができなかった。
「その、話し方を止めないか?」
「話し方ですか? どこか、おかしいでしょうか?」
口を挟むことができないベルンハルトを置き去りにしたまま、二人の会話は先へ進んでいく。
「久しぶりに会ったんだ。以前のように話をしてくれてもいいではないか」
バルタザールの言葉から、ただの知り合い以上の仲の良さを感じとることができる。
「そう仰るのであれば、仕方ありませんね。後々、無礼を咎めるようなこと、なさらないでくださいよ」
少しずつ崩れていくヘルムートの態度に、エーリックの顔が曇っていく。
ヘルムートを止めるのであれば、今しかない。
「そのような無粋な真似はしない」
「そのお言葉、信用いたしますよ」
そう言って見せたヘルムートの企みを称えた顔。
この場の誰もが想像できていなかったこの状況も、全て狙いどおりだったんだと、考えの深さに驚かされる。
そして同時に、もうベルンハルトの手に負えない状態だということだけが、痛いぐらいに理解できた。
「くどい」
「バルタザール。其方はまだ、魔力などとくだらないものに取り憑かれているのか?」
バルタザールの言葉を合図に、ヘルムートの態度が一転した。
「おい!」
国王であるバルタザールに対する態度に激昂したのは、エーリックだ。
「エーリック様。これは国王陛下が認められたこと。口出し無用ですよ」
バルタザールを呼び捨てにし、エーリックを牽制するヘルムートを止められる者は、この場にはもう居ないだろう。
「エーリック。ヘルムートの言う通りだ。構わぬ。まだ若き時はこのように話をしていたのだからな」
「学院在学中に何度も話したはずだ。国を治めるのに必要なのは強大な魔力ではないと。其方も、そうわかっていると思っていたのに。いつからこのようになったのだ? 情けないな」
「だが、結局は魔力がなければ何もできないではないか」
「それは其方の父親、先代の国王陛下の考えだろう? その考えに其方自身がどれだけ苦しんでいたのか、忘れたのか?」
ベルンハルトの前で繰り広げられる会話に、若き日の二人の様子が垣間見える。
「忘れてなど、いない。だが、魔力の少ない王族など、誰も認めようとはせぬ」
「だから、リーゼロッテ様に辛く当たったと言うのか? それが、其方の考える王族のあり方か?」
「違う! 違う……」
「実の娘を魔力が見出せないと、それだけの理由で貶めておいて、何が違うものか」
王族の権力を前に怯むこともなく、堂々と話続けるヘルムートの態度に、二人の交流の深さと、その覚悟を見せつけられる。
いつまで経ってもヘルムートに敵わないと思わせられる理由がここにある。
ベルンハルトが呟いたのを、バルタザールは聞き逃さない。
「……はい」
消え入りそうな声で、それでも失礼のないようにはっきりと肯定する。
ヘルムートの行動の理由はわからなくとも、知らないと切り捨てることもできない。
そんなことができるような関係を作り上げてきたわけじゃない。
「失礼致します。ロイエンタール家で庭師を務めております、ヘルムートと申します」
いつもと何も変わらぬ態度で挨拶を口にするヘルムートに、最も不審な目を向けたのはエーリックだ。
「おい。ここをどこだと思っているんだ。すぐに出ていけ」
開けた扉から、エーリックがそのままヘルムートを追い出そうとする。
このままヘルムートが追い出されるのであれば、それは当然だろう。だが、ヘルムートのこの行動の真意を知りたいとも思う。
どう声をかけるべきか、エーリックとヘルムートの二人を見つめながら悩むベルンハルトの横で、バルタザールが口を開くのが見えた。
(まずい……)
頭の中の混乱を抑えられずに、ベルンハルトはきつく目を瞑った。
「エーリック。その者をこちらへ通してくれ」
バルタザールの言葉は、はっきり聞こえていたはずなのに、その意味を理解することができない。
まるで頭が、心が、理解することを拒否しているような不思議な感覚。
「父様?! このような者を部屋に入れる必要はないはずですが」
バルタザールの言葉よりも、ヘルムートを追い出そうとするエーリックの言葉の方がすんなりと受け入れられた。
「構わぬ。彼は、私の古い友人だ」
バルタザールの言葉に、その場にいた全員が耳を疑っただろう。
「おや。国王陛下。今でも私のことを友人だと仰っていただけるのですね」
相変わらずの態度を崩しもしない、庭師を除いて。
「お、お父様? ヘルムートさんを知っていらっしゃるのですか?」
その場の状況を何とかしようと、初めに声をあげたのはリーゼロッテだった。
一番頼りにしていた使用人と、自分の父親が友人だったという信じられない事態を何とか吞み込もうとしているのがわかる。
「古い友人だとそう言ったではないか」
バルタザールの突き放すような言い方に、リーゼロッテは一瞬俯きそうになった顔を、今度はヘルムートに向ける。
「ヘルムートさん。これは一体……」
「奥様。驚かせてしまって、申し訳ありません。少々、旧友に用があったものですから」
体を硬直させてしまったエーリックの横をすり抜けるようにして、ヘルムートが部屋の奥へと進んでくる。
「旧友?」
「はい。国王陛下とは、国立学院在学中に親しくさせていただきました」
「そうなんですか?! 初めて聞きました」
ヘルムートの過去については、ベルンハルトにとっても初耳だった。
ヘルムートの家が代々ロイエンタール家に仕えていたから、その跡を継いだのであって、それ以前にどこで何をしていたのか、聞いたこともなかった。
「過去の話です。特段、話すべきことでもありませんから」
「過去の話だと言ってのける其方が、今更何の用だ?」
「十数年ぶりに王都へ参りましたので、ご挨拶をと思ったのです」
(違う……あの時、ヘルムートは自ら王都へ行くと言っていた。魔力石のことだけではなく、元からこの瞬間を想定していたはずだ)
まるでこの場へくることを、さも偶然のように振る舞うヘルムートの様子は、ベルンハルトから見れば異質でしかない。
苦手だ、嫌いだと言ってはいても、両親を亡くして以来、最も信頼していた使用人の行動が理解できずに、ベルンハルトはもう、何も言うことができなかった。
「その、話し方を止めないか?」
「話し方ですか? どこか、おかしいでしょうか?」
口を挟むことができないベルンハルトを置き去りにしたまま、二人の会話は先へ進んでいく。
「久しぶりに会ったんだ。以前のように話をしてくれてもいいではないか」
バルタザールの言葉から、ただの知り合い以上の仲の良さを感じとることができる。
「そう仰るのであれば、仕方ありませんね。後々、無礼を咎めるようなこと、なさらないでくださいよ」
少しずつ崩れていくヘルムートの態度に、エーリックの顔が曇っていく。
ヘルムートを止めるのであれば、今しかない。
「そのような無粋な真似はしない」
「そのお言葉、信用いたしますよ」
そう言って見せたヘルムートの企みを称えた顔。
この場の誰もが想像できていなかったこの状況も、全て狙いどおりだったんだと、考えの深さに驚かされる。
そして同時に、もうベルンハルトの手に負えない状態だということだけが、痛いぐらいに理解できた。
「くどい」
「バルタザール。其方はまだ、魔力などとくだらないものに取り憑かれているのか?」
バルタザールの言葉を合図に、ヘルムートの態度が一転した。
「おい!」
国王であるバルタザールに対する態度に激昂したのは、エーリックだ。
「エーリック様。これは国王陛下が認められたこと。口出し無用ですよ」
バルタザールを呼び捨てにし、エーリックを牽制するヘルムートを止められる者は、この場にはもう居ないだろう。
「エーリック。ヘルムートの言う通りだ。構わぬ。まだ若き時はこのように話をしていたのだからな」
「学院在学中に何度も話したはずだ。国を治めるのに必要なのは強大な魔力ではないと。其方も、そうわかっていると思っていたのに。いつからこのようになったのだ? 情けないな」
「だが、結局は魔力がなければ何もできないではないか」
「それは其方の父親、先代の国王陛下の考えだろう? その考えに其方自身がどれだけ苦しんでいたのか、忘れたのか?」
ベルンハルトの前で繰り広げられる会話に、若き日の二人の様子が垣間見える。
「忘れてなど、いない。だが、魔力の少ない王族など、誰も認めようとはせぬ」
「だから、リーゼロッテ様に辛く当たったと言うのか? それが、其方の考える王族のあり方か?」
「違う! 違う……」
「実の娘を魔力が見出せないと、それだけの理由で貶めておいて、何が違うものか」
王族の権力を前に怯むこともなく、堂々と話続けるヘルムートの態度に、二人の交流の深さと、その覚悟を見せつけられる。
いつまで経ってもヘルムートに敵わないと思わせられる理由がここにある。
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