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第4部
……だってブレンドレルさん
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中からの応答を受けてマロシュが入室すると、そこはここが娼館だということを忘れさせるような落ち着いた雰囲気の貴族の部屋だった。
部屋の中央に位置する応接空間に2人の人物がいた。
シルバーの髪をした身なりのいい年配の男性と、鈍色のマントを着てフードを目深にかぶった年齢不詳の、おそらく男性であろう人物。
いつの間に来客があったのだろう。自分がウエイティングルームや客室を動き回っているあいだに来たのだろうか。考えながらマロシュは2人に近づく。
「お耳に入ってるかと思いますが、脱税や詐欺等の容疑でヴィンケル大臣が失脚しました。当然ベアールの領主の座からも追放されます。ここレンッケリの領主も急病に倒れ、間もなく代替わりが行われるようです」
シルバーの髪の男、おそらく館主のケルマンが低く落ち着いたトーンで話す。
レンッケリの領主の容体が悪く、近く代替わりになるだろうことはフィリベルトから聞かされていたが、ヴィンケル大臣の話は初耳だった。これは自分が聞いてもいい話なのかと、マロシュは心の中で警鐘を鳴らしながら、
「ヴェサール様から言われたものをお持ちしました」
自分の存在を主張しないように小さめの声でテーブルにグラスとボトルを置く。
「だから私とは距離を置くと?」
フードの男が低い声を響かせる。
「そういうことは申しておりません。現領主の嫡男は清廉潔白を信条として陛下に忠誠を誓う者です。ここの経営を差し止めることはしないでしょうが、経営、管理に目を光らせるようになるでしょう。今までのようなご要望に応えるのは難しくなることはご理解いただきたいのです」
マロシュは会話の邪魔をしないように一礼してその場を去ろうとした。だがそれより一瞬早く、
「風よ、目に見えない塊となれ」
ケルマンの詠唱とともに見えない固いもので鳩尾に強い衝撃を受け、マロシュの体は数歩後ろに飛ばされた。
息がつまるような痛みに体を丸めるマロシュの横にケルマンが歩み寄る。
「なっ……」
何をするんです、と言いたいが声が出ないマロシュに、フードの男も近づく。
「世相を見極めるまで、しばらく大人しくしているつもりです。今日のところは、商品ではありませんがこれをお持ち帰りください。織物商見習いの素人です。玄人にはない楽しみができますでしょう」
品がいい顔つきに、口元だけ下卑た笑みを浮かべるケルマンだが、次の瞬間にはマロシュの横に体を投げ出していた。
マロシュが見上げると、フードの男の手には血の滴る剣が握られており、うつぶせに倒れているケルマンの体から絨毯に血の染みが広がっていた。
フードの男は無言でマルリアルブタンのボトルを掴むと床に投げつける。ボトルが割れ、蒸留酒の豊潤な香りが、血の匂いと混じりあう。
「何を……するんです」
まだ痛みに起き上がれないマロシュの言葉に耳を貸さず、フードの男はテーブルに置いてあったキャンドルグラスを剣先で割れたボトル近くに飛ばした。
キャンドルの炎が毀れたマルリアルブタンの液体に触れて発火する。さらに煽るように手を動かす男は風の魔法を使ったのだろう、応接の場にあっという間に炎が回った。
さすがのマロシュも炎に包まれる恐怖に怯え、這うようにして床を進む。だがフードの男がマロシュの髪の毛を鷲掴みにした。
目の前でケルマンを殺害し、平然と火を放った男に本能的に狂気を感じたマロシュは右手を服の下に差し入れる。指先が触れたのは万が一の時のためにしのばせていた短剣だった。
柄をしっかりと握りしめたマロシュの耳に、
「マロシュ!」
「お前、何者だ!」
ドアを蹴破る勢いで飛び込んで来たブレンドレルとフィリベルトの声が聞こえた。
「マロシュを放せ!」
頭を掴まれて男に引きずられるマロシュを見たブレンドレルは、猛然と男とマロシュに向かって突進する。男はまったく動じずにナイフのような金細工を空間に走らせた。
まるでそこに空間の切れ目ができたかのように、男の体が何もない場所に吸い込まれるように消えていく。
マロシュは咄嗟に右手の短剣を男の手に向けて振う。
微かに刃先が男の左腕を掠った感覚があったが、身を滑らせるように飛び込んできたブレンドレルが自分の体にマロシュを巻き込みながら床に倒れこむ。
倒れこんだ勢いで床を転がり、すぐに体勢を整えてブレンドレルが体を起こすと、すでにそこに男の姿はなかった。
「マロシュ、しっかりしろ!」
わずかな時間でも男が只者ではない異様な雰囲気を纏っているのを感じとったブレンドレルは思わず安堵しながら、マロシュを抱き起す。
男に一太刀浴びせたマロシュは、そこで意識が途絶えたのかブレンドレルの腕の中に体を預けたままピクリともしなかった。
重く閉じた瞼。血の気のない顔色。いつも纏わりついてくる元気な姿とかけ離れた姿に、ブレンドレルの心に言いようのない焦燥感が募った。
初めてマロシュを、弟してではなく一人の人間として大事なのだと気づいた。
「おい、ぼーっとするんじゃない! 火事だ! 早く他の者に知らせろ!」
ケルマンの体を引きずりながらフィリベルトが叫んだ。
手のひらをくすぐられる感覚で、マロシュは目を覚ました。
ゆっくり目を開けると柔らかな光が差し込んでいた。日差しも柔らかいが、寝台も柔らかくて気持ちいい。
まだ寝ぼけている頭でそう考えたマロシュだが、すぐに顔をあげた。柔らかい寝台、すなわち幽玄の薔薇の館の狭い自室の寝台ではないことに気づいたのだ。
そういえば、館主の館で炎に……。
パニックになるマロシュは、
「目が覚めたか?」
自分の寝かされていた寝台の横に座るブレンドレルを見つけてさらにパニックになった。
今さらだが、くすぐられていると感じた手は、ブレンドレルの手と繋がれていた。
「ブレンドレルさん……え? どうして……」
起き上がったマロシュだが、途端に走った痛みに、鳩尾を押さえる。
「まだ寝てていい。全部終わったんだ」
「終わった? そういえば館主は? 炎が」
「館主は助からなかった。4階は燃えたが、延焼は食い止めた。館主補佐のヴェサールの適切な指示があったからだが、フィリベルトの存在が大きかった。フィリベルトによると、マロシュが渡してくれた見取り図のおかげだそうだが……。すまなかった。マロシュが私に相談もせずに潜入調査をすると決めたのは、私に思うところがあったんだろう? フィリベルトは私より有能だしな」
昨夜はどうして相談しなかったと不機嫌だったブレンドレルは、今はすっかり悄気ていた。
王都で活躍する騎士のブレンドレルを振り回しているのが自分だと思うと、マロシュは申し訳ない気持ちになった。
勝手に恋心を抱いて、失恋したからと勝手に黙って潜入調査に入ったことは、ブレンドレルを傷つけたに違いなかった。
「……だってブレンドレルさん、昨日の水の日にあの若い神官と食事に行く約束をしてたじゃないですか」
それでも自分にも思うところがあったのだと言いたげに、マロシュは拗ねた言い方をした。
「あ」
ブレンドレルの口が半開きになる。
「……俺、あの神官に嫉妬したみたいです」
「そうだったのか……いや……申し訳ないことをしたな」
「いいんです。俺が勝手に好きになっただけだから。ブレンドレルさんと神官が付き合っても、俺はまたブレンドレルさんと仕事がしたいです」
こうやって追いかけて来てくれただけで十分。吹っ切れた笑顔を向けるマロシュをブレンドレルは自分の胸に飛び込ませて、抱きしめる。
「違う。マロシュのことで頭がいっぱいで、ジルとの約束をしたことを失念していたんだ。ジルはちょっと事情があって、食事に誘ったのもマロシュと引き合わせて、マロシュと仲良くしてほしいと思ったからなんだ。……今回のことでようやく気付いたよ。私もマロシュが好きだ。弟としてではなく、恋人として、好きだ」
弾けたように顔をあげるマロシュに、ブレンドレルは柔らかい笑みを向ける。
「ブレンドレルさん、本当に?」
「ああ。ジルに一緒に謝りに行ってくれるか?」
「もちろん!」
マロシュは満面の笑みを浮かべると、瞳を閉じた。その唇にブレンドレルの唇が重なった。
エルランデル公爵家のアシェルナオの居室にあるホールに姿を現した学友たちは、待ち構えていたアシェルナオを見つけると駆け寄った。
「アシェルナオー!」
真っ先に駆け寄ったハルネスに、
「ハルルー!」
アシェルナオも両手を広げてハグをする。
学園を休んだのはそれほど長い期間ではないのだが、こうして友人たちを前にすると懐かしくて、涙が滲んでしまうアシェルナオだった。
※※※※※※※※※※※※※※※※
エール、いいね、ありがとうございます。
次の更新は通常更新ではなく、いつかアップしようと思っていた番外編的なものになります。
25日のお昼ごろに更新する予定です。
クリスマスに、ちょっとでも楽しんでいただければ幸いです。
部屋の中央に位置する応接空間に2人の人物がいた。
シルバーの髪をした身なりのいい年配の男性と、鈍色のマントを着てフードを目深にかぶった年齢不詳の、おそらく男性であろう人物。
いつの間に来客があったのだろう。自分がウエイティングルームや客室を動き回っているあいだに来たのだろうか。考えながらマロシュは2人に近づく。
「お耳に入ってるかと思いますが、脱税や詐欺等の容疑でヴィンケル大臣が失脚しました。当然ベアールの領主の座からも追放されます。ここレンッケリの領主も急病に倒れ、間もなく代替わりが行われるようです」
シルバーの髪の男、おそらく館主のケルマンが低く落ち着いたトーンで話す。
レンッケリの領主の容体が悪く、近く代替わりになるだろうことはフィリベルトから聞かされていたが、ヴィンケル大臣の話は初耳だった。これは自分が聞いてもいい話なのかと、マロシュは心の中で警鐘を鳴らしながら、
「ヴェサール様から言われたものをお持ちしました」
自分の存在を主張しないように小さめの声でテーブルにグラスとボトルを置く。
「だから私とは距離を置くと?」
フードの男が低い声を響かせる。
「そういうことは申しておりません。現領主の嫡男は清廉潔白を信条として陛下に忠誠を誓う者です。ここの経営を差し止めることはしないでしょうが、経営、管理に目を光らせるようになるでしょう。今までのようなご要望に応えるのは難しくなることはご理解いただきたいのです」
マロシュは会話の邪魔をしないように一礼してその場を去ろうとした。だがそれより一瞬早く、
「風よ、目に見えない塊となれ」
ケルマンの詠唱とともに見えない固いもので鳩尾に強い衝撃を受け、マロシュの体は数歩後ろに飛ばされた。
息がつまるような痛みに体を丸めるマロシュの横にケルマンが歩み寄る。
「なっ……」
何をするんです、と言いたいが声が出ないマロシュに、フードの男も近づく。
「世相を見極めるまで、しばらく大人しくしているつもりです。今日のところは、商品ではありませんがこれをお持ち帰りください。織物商見習いの素人です。玄人にはない楽しみができますでしょう」
品がいい顔つきに、口元だけ下卑た笑みを浮かべるケルマンだが、次の瞬間にはマロシュの横に体を投げ出していた。
マロシュが見上げると、フードの男の手には血の滴る剣が握られており、うつぶせに倒れているケルマンの体から絨毯に血の染みが広がっていた。
フードの男は無言でマルリアルブタンのボトルを掴むと床に投げつける。ボトルが割れ、蒸留酒の豊潤な香りが、血の匂いと混じりあう。
「何を……するんです」
まだ痛みに起き上がれないマロシュの言葉に耳を貸さず、フードの男はテーブルに置いてあったキャンドルグラスを剣先で割れたボトル近くに飛ばした。
キャンドルの炎が毀れたマルリアルブタンの液体に触れて発火する。さらに煽るように手を動かす男は風の魔法を使ったのだろう、応接の場にあっという間に炎が回った。
さすがのマロシュも炎に包まれる恐怖に怯え、這うようにして床を進む。だがフードの男がマロシュの髪の毛を鷲掴みにした。
目の前でケルマンを殺害し、平然と火を放った男に本能的に狂気を感じたマロシュは右手を服の下に差し入れる。指先が触れたのは万が一の時のためにしのばせていた短剣だった。
柄をしっかりと握りしめたマロシュの耳に、
「マロシュ!」
「お前、何者だ!」
ドアを蹴破る勢いで飛び込んで来たブレンドレルとフィリベルトの声が聞こえた。
「マロシュを放せ!」
頭を掴まれて男に引きずられるマロシュを見たブレンドレルは、猛然と男とマロシュに向かって突進する。男はまったく動じずにナイフのような金細工を空間に走らせた。
まるでそこに空間の切れ目ができたかのように、男の体が何もない場所に吸い込まれるように消えていく。
マロシュは咄嗟に右手の短剣を男の手に向けて振う。
微かに刃先が男の左腕を掠った感覚があったが、身を滑らせるように飛び込んできたブレンドレルが自分の体にマロシュを巻き込みながら床に倒れこむ。
倒れこんだ勢いで床を転がり、すぐに体勢を整えてブレンドレルが体を起こすと、すでにそこに男の姿はなかった。
「マロシュ、しっかりしろ!」
わずかな時間でも男が只者ではない異様な雰囲気を纏っているのを感じとったブレンドレルは思わず安堵しながら、マロシュを抱き起す。
男に一太刀浴びせたマロシュは、そこで意識が途絶えたのかブレンドレルの腕の中に体を預けたままピクリともしなかった。
重く閉じた瞼。血の気のない顔色。いつも纏わりついてくる元気な姿とかけ離れた姿に、ブレンドレルの心に言いようのない焦燥感が募った。
初めてマロシュを、弟してではなく一人の人間として大事なのだと気づいた。
「おい、ぼーっとするんじゃない! 火事だ! 早く他の者に知らせろ!」
ケルマンの体を引きずりながらフィリベルトが叫んだ。
手のひらをくすぐられる感覚で、マロシュは目を覚ました。
ゆっくり目を開けると柔らかな光が差し込んでいた。日差しも柔らかいが、寝台も柔らかくて気持ちいい。
まだ寝ぼけている頭でそう考えたマロシュだが、すぐに顔をあげた。柔らかい寝台、すなわち幽玄の薔薇の館の狭い自室の寝台ではないことに気づいたのだ。
そういえば、館主の館で炎に……。
パニックになるマロシュは、
「目が覚めたか?」
自分の寝かされていた寝台の横に座るブレンドレルを見つけてさらにパニックになった。
今さらだが、くすぐられていると感じた手は、ブレンドレルの手と繋がれていた。
「ブレンドレルさん……え? どうして……」
起き上がったマロシュだが、途端に走った痛みに、鳩尾を押さえる。
「まだ寝てていい。全部終わったんだ」
「終わった? そういえば館主は? 炎が」
「館主は助からなかった。4階は燃えたが、延焼は食い止めた。館主補佐のヴェサールの適切な指示があったからだが、フィリベルトの存在が大きかった。フィリベルトによると、マロシュが渡してくれた見取り図のおかげだそうだが……。すまなかった。マロシュが私に相談もせずに潜入調査をすると決めたのは、私に思うところがあったんだろう? フィリベルトは私より有能だしな」
昨夜はどうして相談しなかったと不機嫌だったブレンドレルは、今はすっかり悄気ていた。
王都で活躍する騎士のブレンドレルを振り回しているのが自分だと思うと、マロシュは申し訳ない気持ちになった。
勝手に恋心を抱いて、失恋したからと勝手に黙って潜入調査に入ったことは、ブレンドレルを傷つけたに違いなかった。
「……だってブレンドレルさん、昨日の水の日にあの若い神官と食事に行く約束をしてたじゃないですか」
それでも自分にも思うところがあったのだと言いたげに、マロシュは拗ねた言い方をした。
「あ」
ブレンドレルの口が半開きになる。
「……俺、あの神官に嫉妬したみたいです」
「そうだったのか……いや……申し訳ないことをしたな」
「いいんです。俺が勝手に好きになっただけだから。ブレンドレルさんと神官が付き合っても、俺はまたブレンドレルさんと仕事がしたいです」
こうやって追いかけて来てくれただけで十分。吹っ切れた笑顔を向けるマロシュをブレンドレルは自分の胸に飛び込ませて、抱きしめる。
「違う。マロシュのことで頭がいっぱいで、ジルとの約束をしたことを失念していたんだ。ジルはちょっと事情があって、食事に誘ったのもマロシュと引き合わせて、マロシュと仲良くしてほしいと思ったからなんだ。……今回のことでようやく気付いたよ。私もマロシュが好きだ。弟としてではなく、恋人として、好きだ」
弾けたように顔をあげるマロシュに、ブレンドレルは柔らかい笑みを向ける。
「ブレンドレルさん、本当に?」
「ああ。ジルに一緒に謝りに行ってくれるか?」
「もちろん!」
マロシュは満面の笑みを浮かべると、瞳を閉じた。その唇にブレンドレルの唇が重なった。
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「アシェルナオー!」
真っ先に駆け寄ったハルネスに、
「ハルルー!」
アシェルナオも両手を広げてハグをする。
学園を休んだのはそれほど長い期間ではないのだが、こうして友人たちを前にすると懐かしくて、涙が滲んでしまうアシェルナオだった。
※※※※※※※※※※※※※※※※
エール、いいね、ありがとうございます。
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25日のお昼ごろに更新する予定です。
クリスマスに、ちょっとでも楽しんでいただければ幸いです。
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