277 / 425
第3部
〇ンコを〇っ〇〇〇たかった話
しおりを挟む
「素直に話をしてくれたら、体の中の傷まで治すと約束しよう。知っているかと思うが、シルヴマルク王国は精霊の国だ。もし嘘を言おうものなら、精霊の罰がくだる。そこを踏まえて話をしてほしい」
シーグフリードの言葉に、大柄な男が、明らかにばかにした顔をした。
ひぃは、ちゃーの手を取り、大柄の男の顔の前に移動した。
昨日からアシェルナオが泣いてばかりなのも、さっき馬車が襲われて怖い思いをしたのも、もとをただせばエルとルルとこの男たちのせいなのだ。
『いくよ、ちゃー』
『いいよ、ひぃ』
ひぃとちゃーが頷きあう。
「あ、だめだよ、ひぃ、ちゃー」
制止されて、ひぃとぐりはアシェルナオを振り向く。
『ちょっとだけー』
『残念だけどちょっとだけー』
ヴァレリラルドに耳をふさがれているアシェルナオは、ひぃとぐりが何を言ったのかわからなかった。
ちゃんと止める前にひぃが大柄の男の前で火を吹く。ちゃーが小さな石のつぶてを次々に投げる。
「うわっ」
咄嗟に頭を後ろに引く男だが、その額の髪の毛は燃えてチリチリになっていた。顔面には小さな熱い石が当たり続けて、顔を振る。その度に体の中の傷が痛んで苦悶の表情を浮かべていた。
「精霊が怒ってるんだ」
見えないが、おそらくアシェルナオの側にいる精霊たちの仕業だろうことはわかって、シーグフリードが男たちに告げる。
「言います」
「話します」
最年少の男、へディーンと、ウジェーヌと行動を共にしていたエイセルが口を開いた。
カッセルとブラードも、しばらく考えたが頷き、
「話す」
大柄の男、アグレルも、精霊の怒りにこれ以上触れたくないという思いで悲痛な声をあげた。
「初めからそう言ってくれたらいいんだ。ラル、もういい」
シーグフリードはアシェルナオの耳をふさいでいたヴァレリラルドに声をかけた。
「ヴァル、耳塞ぐの上手だねぇ」
耳珠を外耳孔と指のはらで押すことで、痛みや圧迫感なく外音を遮断するヴァレリラルドを感心するアシェルナオ。
「本当に遮断するなら魔道具使えばいいだろ。っていうか、やめさせろ!」
叫ぶルルを見ると、頭頂から一筋の水が絶え間なく顔面を濡らしていた。
「こっちもやめさせろ。目が乾いて、目があけられない」
エルの顔面には風が当たり続け、髪の毛が靡いている。
みっちーとぐりがエルとルルの前でハイタッチをしてくるくると回っていて、なんだか微笑ましいと思うのは、それが見えているアシェルナオだけだった。
「ごめんねぇ? なんだかみんな怒ってるみたいだけど、すっごく可愛いんだよ?」
申し訳ないと思いながらも、可愛い精霊たちの動きに、アシェルナオの顔も綻ぶ。
「それくらいの怒りでは物足りないくらいですけどね。ナオ様がそれで満足しているならこれでよいでしょう」
テュコがあまり納得できない声をあげる。
「では、なぜうち(シルヴマルク王国)に来たのか、話してもらおうか」
シーグフリードに促されてアグレルは、大公の末の公子であるウジェーヌが初恋の相手であるエルとルルにずっと会いたがっていた事。長年会いに行きたいと願っていたが、今回許しが出たこと。エクルンド公国の大公はウジェーヌの恋心よりエルとルルの魔法の才能と魔道具の才能が欲しかったこと。エルとルルが嫌がっても無理やりにでも連れ帰るように命令されたことを話した。
「ウジェが?」
強風が当たり続けているので目が開けられないエルが、うっすらと目を開けて、だがすぐに目を閉じて言った。
「そういえばやたら懐いていたけど・・・」
顔面から水を垂らしながらルルが呟く。
「お2人からいい返事が聞けなかった場合は、公子の心情に関係なく連れ帰るように命令されていることを私たちが知ったのは、王都に入ってからです。公子の恋心は私たちにも伝わっていましたから、私たちはずっと、公子の恋心を叶えるために来たと思っていました」
不本意な命令に従った結果がこれでは、エイセルはどこに向けていいかわからない怒りを抱えていた。
「俺たちが初恋だとしても、まだ思ってるわけ? まじで? 帰国してもう何年経った?」
「ウジェって、いま18? 子供の頃は末っ子の甘えん坊で、ひ弱な感じがしたけど、どんな風に成長してるんだ?」
エルとルルの問いに、
「背だけ伸びていらっしゃいますが、色白でひょろっとしたところはお子様の時とあまり変わっていらっしゃいません」
以前から面識のあるブラードが言った。
「どこか浮世離れしている感じがしますが、それだけお心が純真なのです」
数日の付き合いだが、ウジェーヌの『ひととなり』に接したエイセルが補足する。
「じゃあだめだ」
エルが断言する。
「俺たちは強い男のチンコを突っ込まれたいんだ」
ルルが自分たちの性癖を暴露し、一瞬場が凍る。
「だから俺たちはチンコを突っ込まれたいんだよ! テュコ先輩のを!」
「前から突っ込まれたかったんだよ!」
やけになって大声で叫ぶエルとルルに、シーグフリードたちはヴァレリラルドの膝の上に座るアシェルナオを見た。
天使のように綺麗で純真なアシェルナオに何度チンコを連呼してるんだよ。人々の視線はそう訴えていたが、ヴァレリラルドの機転で再び耳を塞がれたアシェルナオは、なぜ自分に視線が集まるのかわからずに、首をかしげて人々を見ている。
「ナオ、何か聞こえた?」
ヴァレリラルドが取り繕った笑顔で尋ねる。
「えとね、ヴァルは耳を塞ぐのが上手だけど、微かに聞こえたかな?」
少し顔を赤らめ、モジモジと打ち明けるアシェルナオに、
「ナオ様のお耳を汚したな」
ただでさえ不快な発言だと言うのに、よりにもよってアシェルナオに聞かせてしまった事実に、テュコは目で誰のんを借りようかと剣を探す。
「思うだけならいいだろ!」
「たとえかなわなくても、願うことは自由だろ!」
風を浴びながら、濡れながら、テュコに殴られた痛みも相まってやけになるエルとルルだが、
「2人の気持ちはわかるよ。きっといつか叶うよ」
ヴァレリラルドの膝の上からアシェルナオが穏やかに語りかけた。
その発言に、わかるのか、と驚愕する人々は、精霊の愛し子の綺麗な顔を見つめた。
※※※※※※※※※※※※※※※※
下品な回ですみません。
シーグフリードの言葉に、大柄な男が、明らかにばかにした顔をした。
ひぃは、ちゃーの手を取り、大柄の男の顔の前に移動した。
昨日からアシェルナオが泣いてばかりなのも、さっき馬車が襲われて怖い思いをしたのも、もとをただせばエルとルルとこの男たちのせいなのだ。
『いくよ、ちゃー』
『いいよ、ひぃ』
ひぃとちゃーが頷きあう。
「あ、だめだよ、ひぃ、ちゃー」
制止されて、ひぃとぐりはアシェルナオを振り向く。
『ちょっとだけー』
『残念だけどちょっとだけー』
ヴァレリラルドに耳をふさがれているアシェルナオは、ひぃとぐりが何を言ったのかわからなかった。
ちゃんと止める前にひぃが大柄の男の前で火を吹く。ちゃーが小さな石のつぶてを次々に投げる。
「うわっ」
咄嗟に頭を後ろに引く男だが、その額の髪の毛は燃えてチリチリになっていた。顔面には小さな熱い石が当たり続けて、顔を振る。その度に体の中の傷が痛んで苦悶の表情を浮かべていた。
「精霊が怒ってるんだ」
見えないが、おそらくアシェルナオの側にいる精霊たちの仕業だろうことはわかって、シーグフリードが男たちに告げる。
「言います」
「話します」
最年少の男、へディーンと、ウジェーヌと行動を共にしていたエイセルが口を開いた。
カッセルとブラードも、しばらく考えたが頷き、
「話す」
大柄の男、アグレルも、精霊の怒りにこれ以上触れたくないという思いで悲痛な声をあげた。
「初めからそう言ってくれたらいいんだ。ラル、もういい」
シーグフリードはアシェルナオの耳をふさいでいたヴァレリラルドに声をかけた。
「ヴァル、耳塞ぐの上手だねぇ」
耳珠を外耳孔と指のはらで押すことで、痛みや圧迫感なく外音を遮断するヴァレリラルドを感心するアシェルナオ。
「本当に遮断するなら魔道具使えばいいだろ。っていうか、やめさせろ!」
叫ぶルルを見ると、頭頂から一筋の水が絶え間なく顔面を濡らしていた。
「こっちもやめさせろ。目が乾いて、目があけられない」
エルの顔面には風が当たり続け、髪の毛が靡いている。
みっちーとぐりがエルとルルの前でハイタッチをしてくるくると回っていて、なんだか微笑ましいと思うのは、それが見えているアシェルナオだけだった。
「ごめんねぇ? なんだかみんな怒ってるみたいだけど、すっごく可愛いんだよ?」
申し訳ないと思いながらも、可愛い精霊たちの動きに、アシェルナオの顔も綻ぶ。
「それくらいの怒りでは物足りないくらいですけどね。ナオ様がそれで満足しているならこれでよいでしょう」
テュコがあまり納得できない声をあげる。
「では、なぜうち(シルヴマルク王国)に来たのか、話してもらおうか」
シーグフリードに促されてアグレルは、大公の末の公子であるウジェーヌが初恋の相手であるエルとルルにずっと会いたがっていた事。長年会いに行きたいと願っていたが、今回許しが出たこと。エクルンド公国の大公はウジェーヌの恋心よりエルとルルの魔法の才能と魔道具の才能が欲しかったこと。エルとルルが嫌がっても無理やりにでも連れ帰るように命令されたことを話した。
「ウジェが?」
強風が当たり続けているので目が開けられないエルが、うっすらと目を開けて、だがすぐに目を閉じて言った。
「そういえばやたら懐いていたけど・・・」
顔面から水を垂らしながらルルが呟く。
「お2人からいい返事が聞けなかった場合は、公子の心情に関係なく連れ帰るように命令されていることを私たちが知ったのは、王都に入ってからです。公子の恋心は私たちにも伝わっていましたから、私たちはずっと、公子の恋心を叶えるために来たと思っていました」
不本意な命令に従った結果がこれでは、エイセルはどこに向けていいかわからない怒りを抱えていた。
「俺たちが初恋だとしても、まだ思ってるわけ? まじで? 帰国してもう何年経った?」
「ウジェって、いま18? 子供の頃は末っ子の甘えん坊で、ひ弱な感じがしたけど、どんな風に成長してるんだ?」
エルとルルの問いに、
「背だけ伸びていらっしゃいますが、色白でひょろっとしたところはお子様の時とあまり変わっていらっしゃいません」
以前から面識のあるブラードが言った。
「どこか浮世離れしている感じがしますが、それだけお心が純真なのです」
数日の付き合いだが、ウジェーヌの『ひととなり』に接したエイセルが補足する。
「じゃあだめだ」
エルが断言する。
「俺たちは強い男のチンコを突っ込まれたいんだ」
ルルが自分たちの性癖を暴露し、一瞬場が凍る。
「だから俺たちはチンコを突っ込まれたいんだよ! テュコ先輩のを!」
「前から突っ込まれたかったんだよ!」
やけになって大声で叫ぶエルとルルに、シーグフリードたちはヴァレリラルドの膝の上に座るアシェルナオを見た。
天使のように綺麗で純真なアシェルナオに何度チンコを連呼してるんだよ。人々の視線はそう訴えていたが、ヴァレリラルドの機転で再び耳を塞がれたアシェルナオは、なぜ自分に視線が集まるのかわからずに、首をかしげて人々を見ている。
「ナオ、何か聞こえた?」
ヴァレリラルドが取り繕った笑顔で尋ねる。
「えとね、ヴァルは耳を塞ぐのが上手だけど、微かに聞こえたかな?」
少し顔を赤らめ、モジモジと打ち明けるアシェルナオに、
「ナオ様のお耳を汚したな」
ただでさえ不快な発言だと言うのに、よりにもよってアシェルナオに聞かせてしまった事実に、テュコは目で誰のんを借りようかと剣を探す。
「思うだけならいいだろ!」
「たとえかなわなくても、願うことは自由だろ!」
風を浴びながら、濡れながら、テュコに殴られた痛みも相まってやけになるエルとルルだが、
「2人の気持ちはわかるよ。きっといつか叶うよ」
ヴァレリラルドの膝の上からアシェルナオが穏やかに語りかけた。
その発言に、わかるのか、と驚愕する人々は、精霊の愛し子の綺麗な顔を見つめた。
※※※※※※※※※※※※※※※※
下品な回ですみません。
65
お気に入りに追加
959
あなたにおすすめの小説

不遇の第七王子は愛され不慣れで困惑気味です
新川はじめ
BL
国王とシスターの間に生まれたフィル・ディーンテ。五歳で母を亡くし第七王子として王宮へ迎え入れられたのだが、そこは針の筵だった。唯一優しくしてくれたのは王太子である兄セガールとその友人オーティスで、二人の存在が幼いフィルにとって心の支えだった。
フィルが十八歳になった頃、王宮内で生霊事件が発生。セガールの寝所に夜な夜な現れる生霊を退治するため、彼と容姿のよく似たフィルが囮になることに。指揮を取るのは大魔法師になったオーティスで「生霊が現れたら直ちに捉えます」と言ってたはずなのに何やら様子がおかしい。
生霊はベッドに潜り込んでお触りを始めるし。想い人のオーティスはなぜか黙ってガン見してるし。どうしちゃったの、話が違うじゃん!頼むからしっかりしてくれよぉー!
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。

いつかコントローラーを投げ出して
せんぷう
BL
オメガバース。世界で男女以外に、アルファ・ベータ・オメガと性別が枝分かれした世界で新たにもう一つの性が発見された。
世界的にはレアなオメガ、アルファ以上の神に選別されたと言われる特異種。
バランサー。
アルファ、ベータ、オメガになるかを自らの意思で選択でき、バランサーの状態ならどのようなフェロモンですら影響を受けない、むしろ自身のフェロモンにより周囲を調伏できる最強の性別。
これは、バランサーであることを隠した少年の少し不運で不思議な出会いの物語。
裏社会のトップにして最強のアルファ攻め
×
最強種バランサーであることをそれとなく隠して生活する兄弟想いな受け
※オメガバース特殊設定、追加性別有り
.

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・話の流れが遅い
・作者が話の進行悩み過ぎてる

異世界転生してひっそり薬草売りをしていたのに、チート能力のせいでみんなから溺愛されてます
はるはう
BL
突然の過労死。そして転生。
休む間もなく働き、あっけなく死んでしまった廉(れん)は、気が付くと神を名乗る男と出会う。
転生するなら?そんなの、のんびりした暮らしに決まってる。
そして転生した先では、廉の思い描いたスローライフが待っていた・・・はずだったのに・・・
知らぬ間にチート能力を授けられ、知らぬ間に噂が広まりみんなから溺愛されてしまって・・・!?

光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。
みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。
生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。
何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。

実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
第12回BL小説大賞に参加中!
よろしくお願いします🙇♀️

風紀“副”委員長はギリギリモブです
柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。
俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。
そう、“副”だ。あくまでも“副”。
だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに!
BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる