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第3部
私の理性をほめたたえろ!
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アシェルナオが2階に姿を消すと、エルとルルも研究したいと言って、割り当てられていた部屋に戻った。
「シグ、本当に大丈夫なのか?」
エルとルルが同居することにまだ不満を持っているヴァレリラルドが口を開いた。
「ここには侵入者から守る魔法陣が構築されている。警護も増やすから大丈夫だ。エルとルルは以前もアシェルナオの家庭教師をしていたし、テュコに頭があがらないようだから、テュコを怒らせるようなことはもうしない」
「もう、ということは前にあったということだ」
シーグフリードの説明にも、ヴァレリラルドは釈然としなかった。
「私も、あまりよくは思えません」
ブロームも懸念を口にする。
「精霊の流れをくむ血の言わせることですか?」
「そうですね。根拠のない第六感のようなものですが」
「何かあればシーグフリード様がなんと言おうとあの2人は追い出します。エクルンド公国に渡せないなら、どこかの地下牢にでも閉じ込めておくべきです」
黙ってヴァレリラルドたちの話を聞いていたテュコが静かに言った。テュコにとって、以前から知っているエルとルルよりも、アシェルナオのほうが大事なのだ。
「ところで、個人的にお聞きしたいのですが。シルヴマルク王国はなぜエクルンド公国とあまり国交をしていないのでしょう。以前はまだ交流があったと思いますが……」
シーグフリードともあまり話をする機会はないが、王太子であるヴァレリラルドとも話をする機会はほとんどなく、この場のチャンスにぜひブロームは聞いてみたいと思った。
「私も詳しくは聞かされていないんだ。エクルンド公国との交易はあるが、あまり人と人との交流はないし、王家と大公家との行き来もない。シルヴマルク王国と帝国との緩衝国として重要だと思うんだが」
シーグフリードも前々から思うことがあったらしく、ヴァレリラルドに目を向ける。
「父上だな」
ばつが悪そうにヴァレリラルドが言った。
「陛下?」
「私が8歳の時に、エクルンド公国の大公が公女ベランジェール殿を私の妃にしたいと申し出たことがきっかけだ」
「公女といえば、ラルより9歳上だったか? 当時はラルが8歳、公女が17歳か」
「ああ。私は8歳で、あの頃のナオは16歳だった。ナオは、見かけはテュコより少し下に見えたし、身長も私とあまり変わらなくて……私の方が年下だったが、護りたい大事な存在だった。護りきれなかったが……。もうすぐアシェルナオは16歳になる。私は、ナオを生まれ変わらせてくれた女神にいくら感謝してもしきれない」
16歳だった梛央を思い出し、アシェルナオとして再び現れてくれた奇跡に、ヴァレリラルドの瞳に涙の膜が張る。
「ラル」
アシェルナオのことを知るまでは、見ていて辛いほど張り詰めた空気の中に自分を閉じ込めていたヴァレリラルドを思い出し、シーグフリードはその肩に手を置いた。
「すまない。……当時、ベランジェール公女は17歳とはいえすでに大人の淑女で、大きな年齢差を感じたし、どうしても快く思えなかった。ナオのことがあって間もなくのことでもあり、何のメリットも王国にはなかったから父上は断りを入れたんだが、今度は公女を父上の第二妃にしてくれと打診がきた。これに父上がキレたんだ。私に息子が断ったものをもらえというのか、ってね」
「陛下は妃殿下を大切にしていらっしゃるからな」
「ああ。それで終わっていればよかったんだが、今度はエクルンド公国から三男のブノワト公子との縁談を打診してきた。父上は、これ以上縁談を持ち掛けるなら交流をやめましょう、という意味合いの文書をかなりきつめの言葉で送りつけたんだ。向こうは向こうで、大切な公女、公子をなんだと思ってる、みたいな感じに受け取ったんだろう。王族と大公一家との交流はそのあと一度もない」
「私怨のようなものでしたか。たしかに王家と大公家の仲がよろしくなければ、民の間の交流も盛んにはなりませんね」
疑問が解消して、ブロームが呟く。
「だが、今度の騒動が大公家と関係のあることならやっかいだな」
「ああ。なるべく穏便にはすませたいが」
「陛下はあれで好戦的なところもあるからな」
シーグフリードが苦笑すると、
「ヴァルー」
着替えを終えて、黒髪と黒い瞳に戻ったアシェルナオが階段から駆け降りてくる。
髪を靡かせて頬を紅潮させるアシェルナオが可愛くて、ヴァレリラルドは立ち上がって迎える。
「慌てなくていいよ、ナオ。まだいるから」
「うん。一緒にご飯、嬉しいね」
ね? とはにかむように笑うアシェルナオが可愛すぎて、ヴァレリラルドはぎゅっと抱きしめる。
「そこのケダモノ、うちのナオ様に不埒なことをしないで下さい」
ピッ。
常に携帯している笛を鳴らしてテュコが警告する。
いつもはヴァレリラルドが不満をもらすのだが、
「テュコは厳しすぎるよ」
今日はヴァレリラルドに抱き着いたままアシェルナオが口を尖らせた。
「ナオ様?」
珍しく反抗するアシェルナオに、テュコは信じられないといった顔になる。
「だって、今日ハルルに言われたんだ。僕は箱入りにもほどがある、って。どこにナニをいれてナニするとか、どうしたら気持ちよくなれるとか、知らないの?って聞かれたけど、答えられなかった。知りたいってわけじゃないけど、なんか、ほら……」
言いながら肩を落とすアシェルナオ。
早く知りたいと思ってるわけではないし、まだ恐怖の方が先に立ってしまうけど、それでもヴァレリラルドと何もしたくないわけではないのだ。
少なくとも、好きな人とくっついてイチャイチャしたい。
「ね?」
恥ずかしそうに潤んだ瞳で見上げるアシェルナオに、ヴァレリラルドが固まる。
「ナニを入れる気ですか、ケダモノ!」
「黙れ! 私の理性をほめたたえろ!」
「アシェルナオ、友達を選びなおそうか」
テュコ、ヴァレリラルド、シーグフリード。
三者三様の叫びを聞いて首を傾げるアシェルナオと、仕方ないですねぇ、と呟くブロームだった。
※※※※※※※※※※
すみません。数日前から風邪で寝込んでいまして、このお話でストックがなくなってしまいました。
回復するまで数日、更新をお休みします。
早く復活できるようがんばります(。uωu))
「シグ、本当に大丈夫なのか?」
エルとルルが同居することにまだ不満を持っているヴァレリラルドが口を開いた。
「ここには侵入者から守る魔法陣が構築されている。警護も増やすから大丈夫だ。エルとルルは以前もアシェルナオの家庭教師をしていたし、テュコに頭があがらないようだから、テュコを怒らせるようなことはもうしない」
「もう、ということは前にあったということだ」
シーグフリードの説明にも、ヴァレリラルドは釈然としなかった。
「私も、あまりよくは思えません」
ブロームも懸念を口にする。
「精霊の流れをくむ血の言わせることですか?」
「そうですね。根拠のない第六感のようなものですが」
「何かあればシーグフリード様がなんと言おうとあの2人は追い出します。エクルンド公国に渡せないなら、どこかの地下牢にでも閉じ込めておくべきです」
黙ってヴァレリラルドたちの話を聞いていたテュコが静かに言った。テュコにとって、以前から知っているエルとルルよりも、アシェルナオのほうが大事なのだ。
「ところで、個人的にお聞きしたいのですが。シルヴマルク王国はなぜエクルンド公国とあまり国交をしていないのでしょう。以前はまだ交流があったと思いますが……」
シーグフリードともあまり話をする機会はないが、王太子であるヴァレリラルドとも話をする機会はほとんどなく、この場のチャンスにぜひブロームは聞いてみたいと思った。
「私も詳しくは聞かされていないんだ。エクルンド公国との交易はあるが、あまり人と人との交流はないし、王家と大公家との行き来もない。シルヴマルク王国と帝国との緩衝国として重要だと思うんだが」
シーグフリードも前々から思うことがあったらしく、ヴァレリラルドに目を向ける。
「父上だな」
ばつが悪そうにヴァレリラルドが言った。
「陛下?」
「私が8歳の時に、エクルンド公国の大公が公女ベランジェール殿を私の妃にしたいと申し出たことがきっかけだ」
「公女といえば、ラルより9歳上だったか? 当時はラルが8歳、公女が17歳か」
「ああ。私は8歳で、あの頃のナオは16歳だった。ナオは、見かけはテュコより少し下に見えたし、身長も私とあまり変わらなくて……私の方が年下だったが、護りたい大事な存在だった。護りきれなかったが……。もうすぐアシェルナオは16歳になる。私は、ナオを生まれ変わらせてくれた女神にいくら感謝してもしきれない」
16歳だった梛央を思い出し、アシェルナオとして再び現れてくれた奇跡に、ヴァレリラルドの瞳に涙の膜が張る。
「ラル」
アシェルナオのことを知るまでは、見ていて辛いほど張り詰めた空気の中に自分を閉じ込めていたヴァレリラルドを思い出し、シーグフリードはその肩に手を置いた。
「すまない。……当時、ベランジェール公女は17歳とはいえすでに大人の淑女で、大きな年齢差を感じたし、どうしても快く思えなかった。ナオのことがあって間もなくのことでもあり、何のメリットも王国にはなかったから父上は断りを入れたんだが、今度は公女を父上の第二妃にしてくれと打診がきた。これに父上がキレたんだ。私に息子が断ったものをもらえというのか、ってね」
「陛下は妃殿下を大切にしていらっしゃるからな」
「ああ。それで終わっていればよかったんだが、今度はエクルンド公国から三男のブノワト公子との縁談を打診してきた。父上は、これ以上縁談を持ち掛けるなら交流をやめましょう、という意味合いの文書をかなりきつめの言葉で送りつけたんだ。向こうは向こうで、大切な公女、公子をなんだと思ってる、みたいな感じに受け取ったんだろう。王族と大公一家との交流はそのあと一度もない」
「私怨のようなものでしたか。たしかに王家と大公家の仲がよろしくなければ、民の間の交流も盛んにはなりませんね」
疑問が解消して、ブロームが呟く。
「だが、今度の騒動が大公家と関係のあることならやっかいだな」
「ああ。なるべく穏便にはすませたいが」
「陛下はあれで好戦的なところもあるからな」
シーグフリードが苦笑すると、
「ヴァルー」
着替えを終えて、黒髪と黒い瞳に戻ったアシェルナオが階段から駆け降りてくる。
髪を靡かせて頬を紅潮させるアシェルナオが可愛くて、ヴァレリラルドは立ち上がって迎える。
「慌てなくていいよ、ナオ。まだいるから」
「うん。一緒にご飯、嬉しいね」
ね? とはにかむように笑うアシェルナオが可愛すぎて、ヴァレリラルドはぎゅっと抱きしめる。
「そこのケダモノ、うちのナオ様に不埒なことをしないで下さい」
ピッ。
常に携帯している笛を鳴らしてテュコが警告する。
いつもはヴァレリラルドが不満をもらすのだが、
「テュコは厳しすぎるよ」
今日はヴァレリラルドに抱き着いたままアシェルナオが口を尖らせた。
「ナオ様?」
珍しく反抗するアシェルナオに、テュコは信じられないといった顔になる。
「だって、今日ハルルに言われたんだ。僕は箱入りにもほどがある、って。どこにナニをいれてナニするとか、どうしたら気持ちよくなれるとか、知らないの?って聞かれたけど、答えられなかった。知りたいってわけじゃないけど、なんか、ほら……」
言いながら肩を落とすアシェルナオ。
早く知りたいと思ってるわけではないし、まだ恐怖の方が先に立ってしまうけど、それでもヴァレリラルドと何もしたくないわけではないのだ。
少なくとも、好きな人とくっついてイチャイチャしたい。
「ね?」
恥ずかしそうに潤んだ瞳で見上げるアシェルナオに、ヴァレリラルドが固まる。
「ナニを入れる気ですか、ケダモノ!」
「黙れ! 私の理性をほめたたえろ!」
「アシェルナオ、友達を選びなおそうか」
テュコ、ヴァレリラルド、シーグフリード。
三者三様の叫びを聞いて首を傾げるアシェルナオと、仕方ないですねぇ、と呟くブロームだった。
※※※※※※※※※※
すみません。数日前から風邪で寝込んでいまして、このお話でストックがなくなってしまいました。
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