狂った勇者が望んだこと

夕露

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第三章 化け物

160.「僕のせい」

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暗い暗い森の中、楽しそうに歩くリヒトくんを前に旅人は微笑んでいた──リヒトは嬉しかったんだ。久しぶりの客は語り人で、それなら暗い空気漂わせる村の皆も笑ってくれると思ったんだろうね。

「語り人が来てくれるなんて久しぶりだなあ。皆喜ぶよ。いっぱい色んな話聞かせてねっ!……僕女神様の話が聞きたいなあ」
「女神様?そうだなあ、金色で長い髪をしたとても綺麗な女神様の話なら知ってるよ。空色の瞳をしていて皆、皆、彼女の虜になる」
「聞きたい聞きたい!ねえ知ってる?僕ね、女神様見たんだよ!金色の長い髪をして空色の瞳でしょ?イメラ姉ちゃんだ!」
「イメラ姉ちゃん?」
「うん!やっぱりイメラ姉ちゃんって女神様だったんだね!……でもイメラ姉ちゃんね、ちょっと前まで村に居たんだけど帰っちゃったんだ。酷いよね、お別れも言ってくれなかったんだよ。言ってくれたら……僕、泣いたのに。シーラ達だってお母さんだってロイ兄ちゃんだって泣いたのにさ」

“女神の許し”の話を重ねているんだろう。ポツリポツリとリヒトくんは言葉を落とした。
だってさ、「しょうがないよ」ってお母さんは悲しそうに言ったけど、しょうがないなんて、そんな言葉で終わらせたくなかった。だって僕はまた会いたかったんだもん。

「だから僕今度イメラ姉ちゃんに会いに行くんだ。だって僕……あ、内緒だよ?僕ってね魔を持つ人なんだ。凄いでしょ?だから僕はロイ兄ちゃんたちみたいに外にも行けるんだよ。前は怖くて行かなかったけどさ、次は外に出てみるんだ。そしたらイメラ姉ちゃんに──どうしたの?」

冒険に想いを馳せて歩くリヒトくんは話さない旅人が気になったのか顔を上げた。
語り人は話す暇を与えないぐらい多くを語る奴ばかりだからね。おかしかったんだろうよ。なにせコイツは語るどころかリヒトを無視して1人でブツブツ呟いてる。


「イメラ……はは、成程成程。いいなあリヒトくん。俺も会いたかったなあ」


歪む笑みが吐き出した言葉に違和感を覚えてリヒトくんが後ずさる。
旅人はにっこり微笑んだ。

「あそこが君の村?」
「……うん」

暗かった森の中、光が差して料理の匂い漂う煙が見える。
──駄目。
声は届かないし手を伸ばしても意味がない。それは分かるのに止められなかった。気持ち悪くて吐きそうだ。
『俺は見てるしか出来ないんだ』
『また繰り返すんだ』
色んな人の言葉や想いが混ざって頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。変えられない過去を見ているのは私のはずなのに”私”はいつの間にか誰かになってリヒトくんになって話が進んでいく。誰かがこの光景を見ている。梅たち?ああ、でもこの声は聞いたことがある。
『私なんていなければよかった』
森のなか蹲って長い茶色の髪に顔を隠す女の子。ハッとして辺りに視線を走らせれば暗い森のなか膝を抱えて座る女の子を見つけた。女の子はじっと私たちを見ていて、赤い目を見つけた私に気がつくと嘲るように笑った。
──馬鹿な子。
女の子が指を差す。見れば、リヒトくんが旅人に怯えて逃げようとしていた。旅人の笑い声が森に響く。


「案内ご苦労だったなクソガキ。お前のお陰でようやく見つけた」


旅人はリヒトくんの服を掴んだかと思うとそのまま村までひきずった。もう見たくない。それなのに景色が勝手に進んで動いていく。
驚きに目を丸くする村の人の顔や、リヒトくんのお母さんらしき人の悲鳴が聞こえてしまう。村の男が武器を持つも旅人の魔法で呆気なく殺されてしまった。逃げた人もすぐに殺されてしまう。怯える村人たち。リヒトくんが止めてと叫ぶ声が、子供たちが泣く声が聞こえる。
旅人は転移魔法を使ったのだろう。甲冑を着込んだ物々しい兵士たちが村を闊歩する。隠れていた村人を探し出し、列に並べる。彼らの前に1人立たされたリヒトくんはずっと泣いていて、リヒトくんのお母さんがリヒトくんに手を伸ばしている。村人たちが彼女を必死に抑えていて……っ!
──止めて
──怖い
──助けて
──こんなはずじゃなかった
──僕のせいだ
色んな声が聞こえる。それなのに私は泣くしか出来なくて、そんな光景を見続けるしか出来ない。過去に戻れたらいいのに。そしたらこんなこと無くしてしまえる。泣いてるリヒトくんを助けてあげられる。
──どうか
希望を声に出し、結局、諦めに泣く声が聞こえる。


「偉大なる皇帝陛下の命によりお前らを処刑する」


笑う旅人が読み上げたのは罪状だった。偉大なる帝国に住みながら税を納めずにいたこと、彼の勇者の土地を占有したこと、皇女を匿ったこと、略奪を行ったこと、魔を持つ化け物を匿ったこと──村人たちは驚き、そして静かに視線を落とす。
けれど黒い髪をした背の高い男が怒りを叫んだ。

「あの場所は俺達がずっと守ってきた場所だ!それをお前たちが奪おうとしたんだろうが!」

男を「ランダー」と呼んだ老人がその小さな身体で庇うように前に立つ。けれど老人は兵士によって引き倒されそのまま突き殺されてしまった。「じいさん」呆然と呟くランダーの言葉に村人たちがわっと悲鳴を上げ老人に手を伸ばす。けれど旅人は五月蠅いと呟くだけで。

「僕の」

絶望に呟くリヒトくんの声が聞こえる。その目には赤く燃える村が映っていた。旅人の視線を投げかけられた家が突如炎を上げたのだ。燃える家に、熱い炎に、村人たちが列を崩しその度に殺されてしまう。ランダーを筆頭に村人は応戦するが一人二人と倒れ──

「僕のせいだ」
「そうだな」

震える声に旅人は微笑む。
旅人は村人たちのほうを指差した。その指の先には燃える村が、血を流す村の皆が、お母さんが──

「リヒト大丈夫、大丈夫よ。お前は悪くな」

手が届かない。お母さん、お母さん。呼んでも答えてくれない。
シーラ達の声も聞こえない。皆、皆、皆……っ!

「よくやった。お前のお陰で蛆を一掃できた」

頭を撫でる手はなんだろう。
リヒトは呆然と旅人を見上げる。

「これでイグリティアラは俺のもの……あ?な、なんだ」
「僕のせい、僕のせいだ、僕のせい」

笑っていた旅人の顔がリヒトくんを見て恐怖を浮かべていく。両手を震わせるリヒトくんはもう旅人を見てはいなかった。震えた両手が神に祈るように合わさる。震える拳はリヒトくんの口元を押さえつける。青い瞳はなにを見ているのか虚ろで──血の気のなかった白い肌がなぜか黒く染まっていった。リヒトくんの色を奪うように伸びていくソレはついにリヒトくんの全身を真っ黒に染めてしまう。黒い物体のようになってしまったリヒトくんの周りを黒い靄が漂った。

「こ、これは」
「ばっ化け物!」

兵士が恐ろしさにリヒトくんに槍を突き出し、いくつもの槍がその小さな身体に沈んでいく。揺れる身体。それなのにリヒトくんは同じ言葉を続けるだけで悲鳴もあげない。
けれど黒い物体になったリヒトくんが膝をついた瞬間、黒い靄は晴れてリヒトくんも色を取り戻した。目を覚ましたように瞬いた眼が痛みに泣き、口から血を吐き出す。旅人たちを見上げたリヒトくんは力なく笑った。


「僕のせい」


虚ろな笑みを残してリヒトくんは倒れる。余った涙が地面を濡らして、それで、もう動かない。旅人を窺う兵士たちはそれぞれ違う表情をしながらも誰も言葉を発しなかった。村はまだ燃えている。

「皆死んじゃった」

現実を淡々と呟く女の子の声が聞こえる。誰かが肩に手を置いてきた。小さな手。見ればやっぱり森のなか蹲って泣いていたはずの女の子だ。いつの間にか蹲っていた私を見ている女の子はまるで私を慰めるように頭を撫でてきた。

「救いようがないんだよ。無理なんだ」

女の子の代わりに私が泣いてしまっている。本当に救いようがない。泣いてどうなる、意味がないんだ。泣き続けて蹲ってもなにも変わらない。過去は変えられないのに引きずられてずっと、ずっとそこに居続けても意味がない。
……分かってるのに、リヒトくんに足を置いて槍を抜いてくあいつらが憎くてたまらない。殺してやりたい。過去に戻ってすべて変えてやりたい。
旅人は単身森の中に消えてしまった。兵士たちは村にどんどん火を放っていって死体から物品を回収している。
それなのに私は何も出来なくて。


「あ」


誰かが声を上げる──森の一部が光ったからだ。かと思えばその光は膨れ上がって爆発したかのように辺りに広がる。兵士たちは光に弾け飛んで悲鳴さえ残さず消えてしまった。だけど村を焼く火も消した光はなぜか村人には効果がなかったようだ。村人たちは倒れたまま動かない。

「リヒトくん」

しゃがれた声は私だろうか。もうよく分からない。
死んだはずのリヒトくんが身体を起こした。よく寝たとでもいうように伸びをしたリヒトくんは1人、首を傾げる。


「あれ?皆どこ行ったんだろ?」


近くに倒れる死体が見えていないんだろうか。
辺りを見渡したリヒトくんは「しょうがないなあ」と溜息を吐く。

「僕が見つけてあげなきゃ!村にいないってことは山にキノコ採りに行ったんだ!」

リヒトくんが森のなか走ってきて私を透り抜けていく。赤い目をしたリヒトくんは笑っていた。
手を伸ばしたけど意味がなくて、私は俯くしか出来ない。ぼおっと地面を見続けていた。分からないことが多すぎるのにショックですべてがどうでもよくなってしまう。理解できない現実は意味が分からなくてすべて壊してしまいたくなる。
──また俺は守れなかった。
後悔が胸を焼いて嫌な感情でいっぱいになる。


「また俺は守れなかった」


ハッとして顔を上げればリヒトくんが殺された場所に立つ人を見つけた。顔が見えない。
力の入らない足をなんとか動かして近づいた。

「俺は見てるしか出来ないんだ」

後悔を呟く男は旅人に怒りを叫んだ人だった。黒髪をした背の高い男の人──ああ、彼も赤い目をしている。ランダーは顔を起こして森を、私を見た。私は驚くことさえできずその目を見返すしか出来ない。

「これは神からの罰なんだろう」

リヒトくんの亡骸に伸ばされた手はリヒトくんに触れることはない。ランダーはしばらくその場に立ち尽くし、それから村をあとにした。
静かな静かな場所。もう誰も怖い人はやってこない。もう大丈夫。
ああでも、


「私のせい」


呟く女の子の赤い目を見つける。女の子が笑った瞬間世界は真っ黒に塗り潰された。あの道のようにどこもかしこも真っ暗な場所。
ああ、もうこれで安全だ。何も怖いものはない。
私は安心して蹲って泣き続けた。ここならもう嫌なことも怖いことも許したくないことも悲しいことも怒りたくなるようなことも……なにもない。安心していいんだ。



「あ、リーシェ姉ちゃんみっけ!」



そのはずだったのに、もうそれでよかったのに……私の背中を叩く小さな手が、リヒトくんが見えた。真っ黒な空間のなか金色の髪がキラキラ輝いている。楽しそうに笑っていた顔が私を見て驚きに変わった。赤い目が心配そうに歪んでしまう。背中を叩いた手が私の背中を優しく撫でて。

「リーシェ姉ちゃん大丈夫?怖かった?ごめんね僕また置いていっちゃったね。大丈夫、大丈夫だよ」

私をあやすリヒトくんは昨日この道に私を残したときのようなことを言っている。きっとその通りなんだろう。さっきの光景を……リヒトくんの過去を、このリヒトくんは見ていない。ただ突然消えた私を探してこの道のなか1人歩き回って……今、私を見つけただけなんだろう。

「大丈夫だよ、もう怖くないよ」

小さな身体を抱きしめて泣き続ける人間に、女神の少年は大丈夫と言い続ける。人間と女神様の話では最後別れの日が来たけれど、この子は、リヒトくんはどうなんだろう。


「……大丈夫。もう怖くないよ」


私も同じことを言いながらリヒトくんを抱きしめる。リヒトくんは自分にかけられた言葉とは思わなかったんだろう。良かったと安心したように笑って──真っ黒な空間が消えていく。
世界に色が戻って辺りに広がったのは異常な事態が起きる前と同じ光景。全員居てホッとしたけど何人か悪夢に遭ったらしい。顔を青くしたラスさんが蹲る梅を支えていて、そんな2人の傍でオーズは力なく項垂れている。ジルドだけは悪夢に遭っていないらしく3人に治癒魔法をかけているようだ。けれど私とリヒトくんに気がつくと駆け寄ってくる。

「リーシェさん大丈夫ですかっ?!」

泣き続ける私にジルドは地面に膝をつけながらオロオロしている。強面の顔はもうどこにもない。リヒトくんも泣き続ける私とジルドの困惑ぶりに不安になってしまったのか、私を抱きしめる力が強くなった。
これじゃあ駄目だ。
リヒトくんからゆっくり離れて、見上げてくる不安な顔に笑ってみせる。

「大丈夫。リヒトくんが見つけてくれたから、もう大丈夫」
「……」
「ありがとう」
「……えへへ、何それ。変なの」

笑うリヒトくんの頭を撫でれば、難しい年頃の少年は顔を赤くして「あの人たちの様子見てくる」と逃げてしまった。その後ろ姿は悪夢の最後に見た時と同じで、また、涙が流れる。

「リーシェさん……」

戸惑う手が私の腕に触れて、かと思えば強い力で握ってくる。私を正気に戻そうとするかのような力だ。生憎、もう正気に戻ってる。だけどその手に触れる代わりにジルドの服を掴んだ。だけど力がなくて、もうなにも出来ない。私は何も出来ない。ボタボタ落ちる涙を見るしか出来なくて。

「お願い少しだけ……少しだけでいいから、抱きしめてほしっ」

言い切る前にジルドに抱き締められる。温かい身体、私を抱く手の感触、心臓の音──生きてる。
現実。
ここが、現実だ。

「う゛う、うあ」

泣きながらジルドに縋り付く。
僕のせいだと泣く声が、私なんていなければよかったと泣く声が、守れなかったと泣く声が、なにも出来なかったと泣く声が……会いたいと泣く声が頭のなかに響く。
もうこれ以上耐えられないのに声は続いて、

『俺も祈るよ』

また誰かの声が聞こえる。酷い話だ。
いつも憎まれ口を叩きやがるのに最後の最後でそんなことを言いやがった。
『俺が救われたように、お前が救われることを祈る』
救われる?何言ってやがる。言い捨ててそれで終わりかよ。


「『とうに救われてる』」


呟いても返事はない。
それでも胸に残ったのは良かった、なんて場違いな感情で。

「リーシェさん?」

……ああ、悪夢に引きずられて言葉にしてしまったみたいだ。目を開けるのと同時に身体を抱きしめていた手の力が無くなる。顔を上げれば心配そうな顔。その唇が疑問を言おうとしたから引き寄せて、口づけた。
魔力を奪って交換して、服の下にある肌に手を伸ばして──防がれる。非難にジルドを見れば髪のように赤い顔が駄目だと首を振った。

「じゃあ、キスだけ」
「……っ」

あ、と開けた口が塞がれて声が聞こえなくなるほどの魔力で埋め尽くされる。目も閉じてしまえば真っ暗で、ああ、もう大丈夫。もう怖くない。温かくて、キモチイイ。






「おお!?ここどこだよ……って、勢ぞろいじゃん!なにしてんだ?」






そして聞こえた声に完全に我に返ってジルドの身体を押し離してしまった。地面に倒れるジルド、いまだ蹲る梅と梅を支えるラスさん、リヒトくんの顔を手で覆いながらこちらを非難するように見るオーズ。その近くで森の中から現れたらしい大地が私たちを見て首を傾げていた。
……うん、もうなにがなんだか。







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