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初レイド前日
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起きたら13時だった。まだ眠いしなんだか体がだるい。
というかベットの上が狭……?
「「う……ん」」
両サイドには千沙と香織さんがいた。
ユイと姉さんの指示で客間で寝てたはずなのに……。
というかなんで二人とも裸なんだ……?
僕が起きたことで羽毛布団が腰辺りまでめくれてしまっている。千沙の形のいい胸がつんと上を向いている。香織さんは横を向いているため両腕に胸が挟まれもともと大きいのがさらにつぶれ、はじけそうな風船のようになっている。こんなに大きいのに形がきれいだ。
二人を見ていてもエッチな気分にならないのはたぶん二人がきれいすぎるからだ。二人の裸体はまるでアートのようだ。済んだ白い肌にサラサラの黒い髪。整った顔にきれいな寝顔。腰までの布団で陰部が見えないのがまたセクシーだ。
……。
しまった。見とれすぎた。
一応昼ご飯の用意をしよう。
たぶん皆寝不足だし胃にやさしいものにしようかな。
簡単に作れる菜の花の豆乳クリームパスタにしよう。菜の花冷凍だけどね。フルーツトマトトマト多めに入れてサラダは作らなくていいや。
「「「「おはよー」」」」
「おはよ。みんないいタイミングだね。今昼ご飯できたよ」
「やったー!クリームパスタだー!」
「良かった豆乳ね?寝不足だからうれしいな」
「ん。食後に弥生を食べさせてね?」
「いいわねそれ。デザート楽しみね」
デザートなんてないからね?
「何じゃ弥生。こんな時間に珍しいの?」
「ジィジおはよ。少しゲームのし過ぎで体がなまりそうで……」
「かぁー!ほれ見てみ!あいつの作ったものなんぞろくでもないんじゃよ!!」
場所はジイジの家の縁側。
ジィジゲーム嫌いだったころに戻ってしまってる……。まずいな。
「で、でも脳にはいいんだよ?認知症対策とか」
VRゲームは本人が普段あまり使わない脳の端から端までまんべんなく、無理なく、本人にちょうどいいように脳波を安定させつつ、脳を使ってくれる。これにより世界の認知症患者は十分の一まで減らすことに成功している。体がなまるのが欠点だが……。
「ふん、わしはまだボケとらんわ!」
石頭だけどね。
「じ、じゃあこれ見てよ」
AOLにはフォト機能がある。これによりAOL内の写真をとりリアルの携帯に保存できる。
「ん?……どれどれ?これは……これがAOLの世界か?」
「そうだよ。これが王都のお城。このピンクの髪がユイで、こっちが姉さん、千沙に香織さん。で、こっちが僕だよ?」
「おぉ。みんないい笑顔しているの。景色もきれいじゃ……」
「でしょ?それにこんな大きな魚も釣ったんだ!!」
「ふむ。鯛かの?これは。見事なおおきさじゃ」
「でしょ?ほかにも鉱石掘ったり、こんな花畑もあったんだ。すごくきれいだったよ?」
「……。」
ジィジは長く携帯を見つめ、黙ってしまった。
「あら弥生。きていたの?ほら、お茶でも飲みなさい」
「ばぁちゃんありがと」
「あなた、さっきから真剣に何見てるの?」
「……ふ、ふん!何も見てないわ!!」
ジィジはどこかに行ってしまった。
先ほどまでジィジが見ていたものをばぁちゃんにも見せる。
「あら、素敵ね。ふふっ。弥生はこっちだと本当に女の子みたいね」
ほっとけ……。
「‥…。ねえ弥生。このこの写真をおじいさんに送ってくれないかしら?」
「ジイジに?いいけど」
「あとできれば今後もいいし写真がとれたら送ってくれないかしら。きっとあの人喜ぶわよ」
「そうかな?わかった。みんなにも言っておくよ」
「ふふっ。お願いね?」
その後軽く世間話をし僕は帰宅した。
家事に勉強、買い出しなどをし、時刻は21時。約束の時間。
「「「「「ダイブイン」」」」」」
今日は「カンパニー」ホームに帰るだけの簡単な予定だ。
ーーーーーーーーーーーーーー
・シークレットクエスト【聖なる花畑】に指輪を付けていこう
・報酬
指輪の進化
称号
ーーーーーーーーーーー
ダイブインしたらクエストクリアの表示が出ていた。そう言えば今朝は寝むすぎて、まともに見てなかったからな。
「レヴィ?」
レヴィは先に来ていて祭壇の周りをぐるぐるしていた。
「あぁ。みんな来たのね?ちょっとウィル手を貸して?」
「ここの祭壇の下の絨毯めくるとほら、古いものを擦った跡があるでしょ?」
「確かにあるね。というかよく気づいたね」
「さっき裏に本があってね。気になるから読んでみたんだけど大半は聖書みたいな感じだったけど、所々にわかりずらいけどここを示す言葉が書いてあったのよ」
そんなことをしていたのか。
「昨日あんな楽しい時間を過ごしたからなんか興奮してあんまり寝れなくてね。早く来ちゃったのよ。」
照れながら話すレヴィ。なんか大人のお姉さんが照れている姿っていいな。
「「「「ウィル??」」」」
「さ、さぁじゃあこの祭壇をずらせばいいんだね?」
「ふふっ。そういうこと。もろくなっているから気をつけてね?」
うちの女性陣は相変わらず感が良かった。
ズズズズズズッッ……
祭壇の下に隠し扉があった。
「すごいな。ここには何があるの?」
「お宝だったりして!?」
「残念ながら何もない可能性の方が大きいわ」
「どういうこと?」
「おそらくここは避難所なの。緊急時に備えた食料庫ってとこね。おまけで何かあったらいいな、って気持ちでいてね?」
僕が代表して扉を開ける。
「うっぅ……」
埃ともカビともとれる匂いが一気に流れてきた。本当に長い間誰もここに入らなかったのだろう……。
下に降りると大きめな倉庫のようなところに出た。しかし話通りほとんどのものは腐り、剣などもさび付いていたのが見つかった。
「駄目ね。はずれみたいだったわ」
「まぁ仕方ないわ。もともとそういう話だったし」
僕は引き返そうと話していた時。
「ん。待って」
エリーザが奥から声をかけてくる。
向かうと古い神官のような恰好をした骸骨が横たわっていた。
「私はとても罪深い人間だ。人々を助け導くのが仕事なのに……。私は罪深い人間だ。家族を置いてここに逃げてきた。私は罪深い人間だ。あの魔物の群れを見たとき、子供の手を振りほどき、ここに逃げてきてしまった。私は罪深い人間だ。みんなを囮にして逃げたんだ。私は罪深い人間だ。死ぬまでここに隠れている。私は罪深い人間だ。きっと三途の川は渡らしてもらえないだろう。当然だ。私は死ぬまでここで懺悔をしよう。死んでからもし続けよう。フィリア様、罪深い私をお許しください。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……。」
エリーゼが読み終えると骸骨の目には涙が流れていた
彼女の魂はいまだここにあり、1万年たってなお、懺悔を続けているのだろう。
「今までずっとここで後悔していたのね……。」
「1万年もずっとね‥‥…。」
「確かに許されないことをしたのかもしれないけど1万年は……。」
「ん。長すぎる」
エリーゼはそう言い彼女の身だしなみを整え涙を拭き、瞳を閉じさせてその上にGを二枚。左右の瞳の上に置いた。
「ん。貴方は許されないことをした。でももう十分反省した。もう行きなさい。女神フィリア様も、もうきっと許してくれる」
エリーゼの姿はまさに聖女のようだった。
「ありがとう……。」
骸骨から優しい声が流れゆっくりと光となって消えていく……。
彼女の消えた後に一本の杖が残った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
古く美しい神官長の杖。
1万年前、神官長が使用していた杖。
その装飾は現代でも通じるほどに美しい。
MND+20 MP消費二分の一 LUK+5
ーーーーーーーーーーーー
「ん。ありがとう。大事にする」
持ち主は当然エリーゼで決まった。
その後僕らは「カンパニー」ホームに帰った。
当然。道中アイリスの「おじいさーん」だの「まごむすめーー」だの色々叫び声が響いた。お前案外楽しんでんだろ?
場所はストス工房。鉄屑や、鉄の剣をMrに渡し練習道具にしてもらうためだ。
「ゼネラルオークの赤い魔石はレヴィが使いなよ」
「いいの?」
「もちろん。僕らはもう他にいい武器手に入ったし。それに生産者のレベルを上げることもクランにとっては重要なことだから」
「そういうことなら……。ありがたくもらうわ。ありがとみんな。お姉さま。」
「えぇ。期待しているわよ。」
しっかり女王様に心酔してるなぁと感じた。
「!おい待てなんだ。それは」
「!?俺にもよこせ。」
Mr.とストスが手にしたのは赤いふんどしだった……。
二人は無言のままためらいなく着替える。
「これは素晴らしいな」
「あぁ。なんだか魂が熱くくなってきやがる」
それは勘違いだろう。
「おいっ!そこにあるのはジェネラルな赤いふんどしだと!?よこせ!!」
「まて!それにふさわしいのは俺だ!!」
「ふざけんな!俺のものの方がジェネラルだろ!!
「ふざけんな!!テメェのはまだまだライト級だ!!俺の物の方がジェネラルだ!!」
「何だとテメェ!!表出ろやコラ!!」
「上等だ!やってやるよ!!」
何の話をしてるんだ……。
こいつらあれだな。アホだな。
大体なんで物の話をしてて殴り合うんだよ……。
ご近所迷惑だからやめてね。
ッというかフランジェシカ連れてこれないなここには。
その後武器防具のメンテナンスをしてイベントに向けた準備は整った。
というかベットの上が狭……?
「「う……ん」」
両サイドには千沙と香織さんがいた。
ユイと姉さんの指示で客間で寝てたはずなのに……。
というかなんで二人とも裸なんだ……?
僕が起きたことで羽毛布団が腰辺りまでめくれてしまっている。千沙の形のいい胸がつんと上を向いている。香織さんは横を向いているため両腕に胸が挟まれもともと大きいのがさらにつぶれ、はじけそうな風船のようになっている。こんなに大きいのに形がきれいだ。
二人を見ていてもエッチな気分にならないのはたぶん二人がきれいすぎるからだ。二人の裸体はまるでアートのようだ。済んだ白い肌にサラサラの黒い髪。整った顔にきれいな寝顔。腰までの布団で陰部が見えないのがまたセクシーだ。
……。
しまった。見とれすぎた。
一応昼ご飯の用意をしよう。
たぶん皆寝不足だし胃にやさしいものにしようかな。
簡単に作れる菜の花の豆乳クリームパスタにしよう。菜の花冷凍だけどね。フルーツトマトトマト多めに入れてサラダは作らなくていいや。
「「「「おはよー」」」」
「おはよ。みんないいタイミングだね。今昼ご飯できたよ」
「やったー!クリームパスタだー!」
「良かった豆乳ね?寝不足だからうれしいな」
「ん。食後に弥生を食べさせてね?」
「いいわねそれ。デザート楽しみね」
デザートなんてないからね?
「何じゃ弥生。こんな時間に珍しいの?」
「ジィジおはよ。少しゲームのし過ぎで体がなまりそうで……」
「かぁー!ほれ見てみ!あいつの作ったものなんぞろくでもないんじゃよ!!」
場所はジイジの家の縁側。
ジィジゲーム嫌いだったころに戻ってしまってる……。まずいな。
「で、でも脳にはいいんだよ?認知症対策とか」
VRゲームは本人が普段あまり使わない脳の端から端までまんべんなく、無理なく、本人にちょうどいいように脳波を安定させつつ、脳を使ってくれる。これにより世界の認知症患者は十分の一まで減らすことに成功している。体がなまるのが欠点だが……。
「ふん、わしはまだボケとらんわ!」
石頭だけどね。
「じ、じゃあこれ見てよ」
AOLにはフォト機能がある。これによりAOL内の写真をとりリアルの携帯に保存できる。
「ん?……どれどれ?これは……これがAOLの世界か?」
「そうだよ。これが王都のお城。このピンクの髪がユイで、こっちが姉さん、千沙に香織さん。で、こっちが僕だよ?」
「おぉ。みんないい笑顔しているの。景色もきれいじゃ……」
「でしょ?それにこんな大きな魚も釣ったんだ!!」
「ふむ。鯛かの?これは。見事なおおきさじゃ」
「でしょ?ほかにも鉱石掘ったり、こんな花畑もあったんだ。すごくきれいだったよ?」
「……。」
ジィジは長く携帯を見つめ、黙ってしまった。
「あら弥生。きていたの?ほら、お茶でも飲みなさい」
「ばぁちゃんありがと」
「あなた、さっきから真剣に何見てるの?」
「……ふ、ふん!何も見てないわ!!」
ジィジはどこかに行ってしまった。
先ほどまでジィジが見ていたものをばぁちゃんにも見せる。
「あら、素敵ね。ふふっ。弥生はこっちだと本当に女の子みたいね」
ほっとけ……。
「‥…。ねえ弥生。このこの写真をおじいさんに送ってくれないかしら?」
「ジイジに?いいけど」
「あとできれば今後もいいし写真がとれたら送ってくれないかしら。きっとあの人喜ぶわよ」
「そうかな?わかった。みんなにも言っておくよ」
「ふふっ。お願いね?」
その後軽く世間話をし僕は帰宅した。
家事に勉強、買い出しなどをし、時刻は21時。約束の時間。
「「「「「ダイブイン」」」」」」
今日は「カンパニー」ホームに帰るだけの簡単な予定だ。
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・シークレットクエスト【聖なる花畑】に指輪を付けていこう
・報酬
指輪の進化
称号
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ダイブインしたらクエストクリアの表示が出ていた。そう言えば今朝は寝むすぎて、まともに見てなかったからな。
「レヴィ?」
レヴィは先に来ていて祭壇の周りをぐるぐるしていた。
「あぁ。みんな来たのね?ちょっとウィル手を貸して?」
「ここの祭壇の下の絨毯めくるとほら、古いものを擦った跡があるでしょ?」
「確かにあるね。というかよく気づいたね」
「さっき裏に本があってね。気になるから読んでみたんだけど大半は聖書みたいな感じだったけど、所々にわかりずらいけどここを示す言葉が書いてあったのよ」
そんなことをしていたのか。
「昨日あんな楽しい時間を過ごしたからなんか興奮してあんまり寝れなくてね。早く来ちゃったのよ。」
照れながら話すレヴィ。なんか大人のお姉さんが照れている姿っていいな。
「「「「ウィル??」」」」
「さ、さぁじゃあこの祭壇をずらせばいいんだね?」
「ふふっ。そういうこと。もろくなっているから気をつけてね?」
うちの女性陣は相変わらず感が良かった。
ズズズズズズッッ……
祭壇の下に隠し扉があった。
「すごいな。ここには何があるの?」
「お宝だったりして!?」
「残念ながら何もない可能性の方が大きいわ」
「どういうこと?」
「おそらくここは避難所なの。緊急時に備えた食料庫ってとこね。おまけで何かあったらいいな、って気持ちでいてね?」
僕が代表して扉を開ける。
「うっぅ……」
埃ともカビともとれる匂いが一気に流れてきた。本当に長い間誰もここに入らなかったのだろう……。
下に降りると大きめな倉庫のようなところに出た。しかし話通りほとんどのものは腐り、剣などもさび付いていたのが見つかった。
「駄目ね。はずれみたいだったわ」
「まぁ仕方ないわ。もともとそういう話だったし」
僕は引き返そうと話していた時。
「ん。待って」
エリーザが奥から声をかけてくる。
向かうと古い神官のような恰好をした骸骨が横たわっていた。
「私はとても罪深い人間だ。人々を助け導くのが仕事なのに……。私は罪深い人間だ。家族を置いてここに逃げてきた。私は罪深い人間だ。あの魔物の群れを見たとき、子供の手を振りほどき、ここに逃げてきてしまった。私は罪深い人間だ。みんなを囮にして逃げたんだ。私は罪深い人間だ。死ぬまでここに隠れている。私は罪深い人間だ。きっと三途の川は渡らしてもらえないだろう。当然だ。私は死ぬまでここで懺悔をしよう。死んでからもし続けよう。フィリア様、罪深い私をお許しください。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……。」
エリーゼが読み終えると骸骨の目には涙が流れていた
彼女の魂はいまだここにあり、1万年たってなお、懺悔を続けているのだろう。
「今までずっとここで後悔していたのね……。」
「1万年もずっとね‥‥…。」
「確かに許されないことをしたのかもしれないけど1万年は……。」
「ん。長すぎる」
エリーゼはそう言い彼女の身だしなみを整え涙を拭き、瞳を閉じさせてその上にGを二枚。左右の瞳の上に置いた。
「ん。貴方は許されないことをした。でももう十分反省した。もう行きなさい。女神フィリア様も、もうきっと許してくれる」
エリーゼの姿はまさに聖女のようだった。
「ありがとう……。」
骸骨から優しい声が流れゆっくりと光となって消えていく……。
彼女の消えた後に一本の杖が残った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
古く美しい神官長の杖。
1万年前、神官長が使用していた杖。
その装飾は現代でも通じるほどに美しい。
MND+20 MP消費二分の一 LUK+5
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「ん。ありがとう。大事にする」
持ち主は当然エリーゼで決まった。
その後僕らは「カンパニー」ホームに帰った。
当然。道中アイリスの「おじいさーん」だの「まごむすめーー」だの色々叫び声が響いた。お前案外楽しんでんだろ?
場所はストス工房。鉄屑や、鉄の剣をMrに渡し練習道具にしてもらうためだ。
「ゼネラルオークの赤い魔石はレヴィが使いなよ」
「いいの?」
「もちろん。僕らはもう他にいい武器手に入ったし。それに生産者のレベルを上げることもクランにとっては重要なことだから」
「そういうことなら……。ありがたくもらうわ。ありがとみんな。お姉さま。」
「えぇ。期待しているわよ。」
しっかり女王様に心酔してるなぁと感じた。
「!おい待てなんだ。それは」
「!?俺にもよこせ。」
Mr.とストスが手にしたのは赤いふんどしだった……。
二人は無言のままためらいなく着替える。
「これは素晴らしいな」
「あぁ。なんだか魂が熱くくなってきやがる」
それは勘違いだろう。
「おいっ!そこにあるのはジェネラルな赤いふんどしだと!?よこせ!!」
「まて!それにふさわしいのは俺だ!!」
「ふざけんな!俺のものの方がジェネラルだろ!!
「ふざけんな!!テメェのはまだまだライト級だ!!俺の物の方がジェネラルだ!!」
「何だとテメェ!!表出ろやコラ!!」
「上等だ!やってやるよ!!」
何の話をしてるんだ……。
こいつらあれだな。アホだな。
大体なんで物の話をしてて殴り合うんだよ……。
ご近所迷惑だからやめてね。
ッというかフランジェシカ連れてこれないなここには。
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