ファンキー・ロンリー・ベイビーズ

突然のリストラで妻と娘に家を出ていかれた中年フリーター、安堂伊知郎。

ある日コンビニで晩飯を買うためレジに並ぶと、小銭が足りないことに気づく。
もたついた伊知郎に差し出される、五円玉。
誰が代わりに払ってくれたのかわからぬまま、頭に響く安藤家の家訓。

借りたものは返せ。

僅かに見えた背中を頼りに伊知郎の”返し”が始まるのであった。

一方で、真盛橋羽音町では学生を狙ったクスリの売買が増加しつつあった。
売人狩りを趣味と謳う佐山勝は、女子高生が購入する現場に遭遇し、クスリの売人である二人組を追いかけて──

真盛橋羽音町で巻き起こるヤクザ、警察、自警団の己が信念をかけた大乱闘群像劇。
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