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暴れん坊
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「なんでだよ!!」
と、叫びながら入ってきたのは言わずと知れた梅村だ。
「それはこっちの台詞だ」
叫んでいた梅村にすかさず突っ込み返したら無言の拳が飛んできた。
やれやれ
俺は溜め息をつき
「来て早々にそれかよ」
文句言いながらも梅村に向き合った。
「うっせぇ」
文句ひとつつきながら振り下ろされる拳。これはまた、かなりご立腹なようで…。
殴ってくる梅村の拳を受け止めながら、梅村の気が済むまで付き合ってやるかと、考えていたら
「わー!!梅ちゃんダメぇ~!!そういうのは外でやってぇ~!!」
「そうですよ!室内でやらないでください!」
鍋屋と二村に見つかった。
「うっさい。俺の勝手だろ」
俺を殴りながら吐き捨てるようにいう梅村は相当、機嫌が悪いらしい。
「ちょっと、委員ちょー、責任とりなさいよ」
「そうですよ。保護者でしょ」
一言、二言、言えば倍になって返ってきそうな梅村の態度に鍋屋と二村が今度は俺にどうにかしろと言い出した。
「責任とってるだろ?こうやって相手して」
殴られ役をかってでてるんだ文句はないだろ。
「だから、他の子達が怯えてるんだつうの!」
「回り見ろ回り!」
本性丸出しで2人が怒る。
しょうがねぇなぁ
俺は諦めて梅村の拳を受け止め
「梅村、腕相撲しねぇか?」
「はぁぁ?」
俺の突拍子もねぇ言葉に梅村が変な声を上げた。
さぁ、ここからはこの部屋にいる奴らを巻き込んでのお祭りだ。
荒ぶってるこいつを落ち着かせるのにはいい手だからな。
Fin
と、叫びながら入ってきたのは言わずと知れた梅村だ。
「それはこっちの台詞だ」
叫んでいた梅村にすかさず突っ込み返したら無言の拳が飛んできた。
やれやれ
俺は溜め息をつき
「来て早々にそれかよ」
文句言いながらも梅村に向き合った。
「うっせぇ」
文句ひとつつきながら振り下ろされる拳。これはまた、かなりご立腹なようで…。
殴ってくる梅村の拳を受け止めながら、梅村の気が済むまで付き合ってやるかと、考えていたら
「わー!!梅ちゃんダメぇ~!!そういうのは外でやってぇ~!!」
「そうですよ!室内でやらないでください!」
鍋屋と二村に見つかった。
「うっさい。俺の勝手だろ」
俺を殴りながら吐き捨てるようにいう梅村は相当、機嫌が悪いらしい。
「ちょっと、委員ちょー、責任とりなさいよ」
「そうですよ。保護者でしょ」
一言、二言、言えば倍になって返ってきそうな梅村の態度に鍋屋と二村が今度は俺にどうにかしろと言い出した。
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殴られ役をかってでてるんだ文句はないだろ。
「だから、他の子達が怯えてるんだつうの!」
「回り見ろ回り!」
本性丸出しで2人が怒る。
しょうがねぇなぁ
俺は諦めて梅村の拳を受け止め
「梅村、腕相撲しねぇか?」
「はぁぁ?」
俺の突拍子もねぇ言葉に梅村が変な声を上げた。
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