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おはよう
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「んっ、あれ?」
目が覚めて、自分でも間抜けな声が出た。
いつにもまして生々しい温もり。えっと…と寝惚けながら状況を確認すれば目の前に裸の男がいた。
あれ?何があったんだっけ?
って考えれば考えるほどわからなくて、
「なんでだよぉ」
起こさないようにと気を使って呟けば
「朝からそれかよ」
って少しだけ寝惚けたままの声で笑われた。
「だって…」
自分でも状況がわかってないんだ、仕方がないだろ?
「おはよう、多分、身体つれぇぞ」
なんて言いながら抱き寄せられた自分の身体も裸で
「えっ?えっ?えっ?えぇぇぇ!!」
思いっきり叫んだ。
「うるせぇよ。覚えてねぇのかよ。あんだけ俺を刻み込んでやったのに」
片耳を押さえながら言う菊池。
えっ?刻み込んだ?えっ?
意味が分からなくて起きようと動いたらズキリと痛みが全身を襲った。
「っ、っ、っ」
声にならない悲鳴を上げれば
「だからつれぇぞって言っただろ。大人しく寝てろ」
って抱き寄せられた。
当たり前の流れで引き寄せられ抱き締められそっとキスされた。
驚いたけど嬉しくて、でも…恥ずかしい…。
だって、今の行動で俺は見てしまった。
自分の身体に散らばったキスマークを…。
記憶が飛んでる俺には羞恥プレイだ!!!クソぉ!!!
でも…嬉しい…
Fin
目が覚めて、自分でも間抜けな声が出た。
いつにもまして生々しい温もり。えっと…と寝惚けながら状況を確認すれば目の前に裸の男がいた。
あれ?何があったんだっけ?
って考えれば考えるほどわからなくて、
「なんでだよぉ」
起こさないようにと気を使って呟けば
「朝からそれかよ」
って少しだけ寝惚けたままの声で笑われた。
「だって…」
自分でも状況がわかってないんだ、仕方がないだろ?
「おはよう、多分、身体つれぇぞ」
なんて言いながら抱き寄せられた自分の身体も裸で
「えっ?えっ?えっ?えぇぇぇ!!」
思いっきり叫んだ。
「うるせぇよ。覚えてねぇのかよ。あんだけ俺を刻み込んでやったのに」
片耳を押さえながら言う菊池。
えっ?刻み込んだ?えっ?
意味が分からなくて起きようと動いたらズキリと痛みが全身を襲った。
「っ、っ、っ」
声にならない悲鳴を上げれば
「だからつれぇぞって言っただろ。大人しく寝てろ」
って抱き寄せられた。
当たり前の流れで引き寄せられ抱き締められそっとキスされた。
驚いたけど嬉しくて、でも…恥ずかしい…。
だって、今の行動で俺は見てしまった。
自分の身体に散らばったキスマークを…。
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でも…嬉しい…
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