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何があった?
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切羽詰まった鍋谷の電話を受けて急いで風紀委員室に戻れば微妙な空気が流れていた。
「幸永もいたのか」
二村と一緒にいる幸村を見て言えば
「二村からのSOSだったからな」
溜め息混じりに言われた。
「で?何があったんだ?」
1人でテンパってウロウロしてる鍋谷に声をかければ
「委員ちょ~、マジごめん。ホンとごめん」
顔の前で手を合わせて謝るだけで説明してはくれそうにない。
「二村、何があった?」
仕方がないので、二村に聞くことにした。
「そこのバカがやらっかしたんです」
はっきりと二村がいう。その声はイラついてるってことはマジなんだろう。
「何をやった?」
ピクリとも動かない梅村の前にたち続きを促せば
「委員長が出てから入れ違いで会長が見えて、そこのバカが会長に委員長は可愛い子とデートに行ったと告げたんです」
溜め息をつき二村が教えてくれる。
「か...か...可愛い...子...」
その瞬間、梅村の呟きが聞こえ顔を覗き込めばボロボロと泣きはじめた。
「...ゆぅ...くんに...余所見...され...ちゃっ...俺...フラれ...ちゃ...」
そんなことをいいながら大泣きしはじめた。
おいおい。いつ誰がふったよ。
「うわぁー梅ちゃんごめ~ん!それ嘘だからぁ~」
泣き出した梅村に鍋谷が謝る。
はたから見ればカオスだ。
さて、どうするかな。
取り敢えず、鍋谷はしめとくか。
Fin
「幸永もいたのか」
二村と一緒にいる幸村を見て言えば
「二村からのSOSだったからな」
溜め息混じりに言われた。
「で?何があったんだ?」
1人でテンパってウロウロしてる鍋谷に声をかければ
「委員ちょ~、マジごめん。ホンとごめん」
顔の前で手を合わせて謝るだけで説明してはくれそうにない。
「二村、何があった?」
仕方がないので、二村に聞くことにした。
「そこのバカがやらっかしたんです」
はっきりと二村がいう。その声はイラついてるってことはマジなんだろう。
「何をやった?」
ピクリとも動かない梅村の前にたち続きを促せば
「委員長が出てから入れ違いで会長が見えて、そこのバカが会長に委員長は可愛い子とデートに行ったと告げたんです」
溜め息をつき二村が教えてくれる。
「か...か...可愛い...子...」
その瞬間、梅村の呟きが聞こえ顔を覗き込めばボロボロと泣きはじめた。
「...ゆぅ...くんに...余所見...され...ちゃっ...俺...フラれ...ちゃ...」
そんなことをいいながら大泣きしはじめた。
おいおい。いつ誰がふったよ。
「うわぁー梅ちゃんごめ~ん!それ嘘だからぁ~」
泣き出した梅村に鍋谷が謝る。
はたから見ればカオスだ。
さて、どうするかな。
取り敢えず、鍋谷はしめとくか。
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