上 下
16 / 172

反則

しおりを挟む
「なんでだよ!」
菊池の腕の中から逃げたして叫べば

「何がだ?」
菊池は平然とした顔で椅子に座りなおし作業を再開させた。

「お前がそんなことするなんて反則だろ!」
キスをされた頬に触れて怒鳴れば
「お前に警戒心が無さすぎるのが悪い」
あっさりと言われる。

「なんだよそれ!」
警戒心がないって…。

「だから…お前、俺がお前相手に何もしてこないって思い込んでるだろ?」
そんなことを言いながら俺に近づいてくる。

俺は何故だか後ろに後ずさった。が、壁にぶつかった。

「な…なんだよ…」
口元に笑みを浮かべた菊池が気になる。

「俺だってこういうことをする可能性もあるんだぜ」
なんて言いながら、菊池は俺を壁に押さえつけてキスしてきた。


ウソだろ!


ヤバ!


心臓うるさ!


まじで反則だろ!


Fin

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

体育教師に目を付けられ、理不尽な体罰を受ける女の子

恩知らずなわんこ
現代文学
入学したばかりの女の子が体育の先生から理不尽な体罰をされてしまうお話です。

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

保健室の秘密...

とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。 吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。 吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。 僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。 そんな吉田さんには、ある噂があった。 「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」 それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。

ガチムチ島のエロヤバい宴

ミクリ21 (新)
BL
エロヤバい宴に大学生が紛れ込んでしまう話。

夏休みは催眠で過ごそうね♡

霧乃ふー  短編
BL
夏休み中に隣の部屋の夫婦が長期の旅行に出掛けることになった。俺は信頼されているようで、夫婦の息子のゆきとを預かることになった。 実は、俺は催眠を使うことが出来る。 催眠を使い、色んな青年逹を犯してきた。 いつかは、ゆきとにも催眠を使いたいと思っていたが、いいチャンスが巡ってきたようだ。 部屋に入ってきたゆきとをリビングに通して俺は興奮を押さえながらガチャリと玄関の扉を閉め獲物を閉じ込めた。

少年達は淫らな機械の上で許しを請う

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父に前立腺をいじめてもらう息子

ミクリ21
BL
父に前立腺をいじめてもらう息子の話。

前後からの激しめ前立腺責め!

ミクリ21 (新)
BL
前立腺責め。

処理中です...