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告白2
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「先輩が好きなんです」
後輩の言葉に
「俺は誰とも付き合わん。断る」
即答し、踵を返して目的の場所へと向かった。後ろで泣く声が聞こえるがそんなの無視だ無視。
「菊池ぃ!!」
叫びながら扉を開ければ
「うるせぇ。同じこと言わせんな!」
同じように怒鳴られた。
「なんでだよ!」
文句を言えば
「うるせんだよ!」
ハッキリと言われる。仕方がないトーンを下げるか。
「なんで俺なんだよ!」
「梅村だからだ!」
またこれかよ…
「俺は干渉されたくねぇんだ!」
「お前自身が俺に干渉しすぎだ!」
菊池の言葉にぐうねも出ない。
「くそぉ!干渉はされたくはないがお前には干渉する!」
「意味わかんねぇよ!干渉するな!」
そう宣言するが、この男はきっと俺が来るたびに相手をしてくれる確信はあった。
Fin
後輩の言葉に
「俺は誰とも付き合わん。断る」
即答し、踵を返して目的の場所へと向かった。後ろで泣く声が聞こえるがそんなの無視だ無視。
「菊池ぃ!!」
叫びながら扉を開ければ
「うるせぇ。同じこと言わせんな!」
同じように怒鳴られた。
「なんでだよ!」
文句を言えば
「うるせんだよ!」
ハッキリと言われる。仕方がないトーンを下げるか。
「なんで俺なんだよ!」
「梅村だからだ!」
またこれかよ…
「俺は干渉されたくねぇんだ!」
「お前自身が俺に干渉しすぎだ!」
菊池の言葉にぐうねも出ない。
「くそぉ!干渉はされたくはないがお前には干渉する!」
「意味わかんねぇよ!干渉するな!」
そう宣言するが、この男はきっと俺が来るたびに相手をしてくれる確信はあった。
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