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第1章
出逢いは偶然?それとも…
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俺の名は織田蒼樹。一応高校2年生。産まれたときから蒼い髪と蒼い瞳。
遺伝子の突然変異だってさ。そして両親どちらにも似なかった女顔で童顔。
これでも17歳なんですけど?
実年齢より3つか4つばかり若く見られる。冗談じゃねぇつうの。
そしてこの髪と瞳のせいでつけられたあだ名が蒼い華。蒼華だって。
まぁそれには深い訳があるんだけどね。
俺の家庭はとっくの昔に冷め切ってる。
俺が小5の時に両親がお互いに不倫をし始めて小6の春になった頃、二人は俺を置いて不倫相手の場所に行ってしまった。
一人残された俺は心が壊れ夜遊びを覚えた。それが中学をあがる少し前のこと。
一人夜の相手を探すように彷徨うからついたあだ名が彷徨う蒼い華。蒼華だった。
いろんなことを覚えたなぁ。
女遊びも酒も煙草も。
でも、どれも俺の荒んだ心を満たしてはくれなかった。
今でも心は荒んだまま。もう戻れないのかな。
こんな俺でもさ子供心に色んなこと考えたわけさ
どうやったら両親の心を自分に振り向かせることができるのかってね。
で、行き着いた場所が勉強だったわけ。
テストでどんなにい点数を取ろうがどんなにいい成績を取ろうが両親は俺のことなんて見向きもしなかった。
もう俺の存在はあの二人の中には残ってないのかもね。
生活費と必要最低限のものだけを与えられ続けてるんだから。
ほんとは気付いてたよ。両親が俺のこと嫌ってるの。
俺がこんな姿だから…。気付いちゃったんだよね。両親がいなくなってからさ。
だから俺はあの二人にとって存在価値がないんだ。
存在価値がないのは俺自身。誰も必要とされていないんだから…。
これでもさ学校だけはちゃんといってる。
俺の通ってる学園は聖青葉学園、県内じゃ超トップクラスの進学校。
偏差値メチャクチャ高い。
それだけあって勉強にはかなり力を入れてる学園だよ。
中学の先公に薦められて決めたんだけどさ。
俺がどんなにいい学校に進学したって両親は無関心なまま。
ほんと笑っちゃうよね。俺ってあの二人にとって一体なに?
だから本当の実力なんて出してやらない。出す気もない。
認められないのなら行ったって意味がないんだから…。
俺の存在って一体何なの?
こんなんだから俺は一人夜になると街を彷徨う。
だからついたあだ名が彷徨う蒼い華。蒼華。
俺は華ってがらじゃないんだけどねぇ。
俺はそこまできれいじゃない。
この手は血で薄汚れているのだから…。
でも夜の街を彷徨う俺に危害を加えようものなら夜の街の掟が許しちゃいない。
俺は夜の街に君臨する暴走族ZEAによって守られている。
ZEAの頭とは旧友だからね。幼馴染なんだよ。
さぁ今宵も一人淋しく夜を彷徨うかな。
遺伝子の突然変異だってさ。そして両親どちらにも似なかった女顔で童顔。
これでも17歳なんですけど?
実年齢より3つか4つばかり若く見られる。冗談じゃねぇつうの。
そしてこの髪と瞳のせいでつけられたあだ名が蒼い華。蒼華だって。
まぁそれには深い訳があるんだけどね。
俺の家庭はとっくの昔に冷め切ってる。
俺が小5の時に両親がお互いに不倫をし始めて小6の春になった頃、二人は俺を置いて不倫相手の場所に行ってしまった。
一人残された俺は心が壊れ夜遊びを覚えた。それが中学をあがる少し前のこと。
一人夜の相手を探すように彷徨うからついたあだ名が彷徨う蒼い華。蒼華だった。
いろんなことを覚えたなぁ。
女遊びも酒も煙草も。
でも、どれも俺の荒んだ心を満たしてはくれなかった。
今でも心は荒んだまま。もう戻れないのかな。
こんな俺でもさ子供心に色んなこと考えたわけさ
どうやったら両親の心を自分に振り向かせることができるのかってね。
で、行き着いた場所が勉強だったわけ。
テストでどんなにい点数を取ろうがどんなにいい成績を取ろうが両親は俺のことなんて見向きもしなかった。
もう俺の存在はあの二人の中には残ってないのかもね。
生活費と必要最低限のものだけを与えられ続けてるんだから。
ほんとは気付いてたよ。両親が俺のこと嫌ってるの。
俺がこんな姿だから…。気付いちゃったんだよね。両親がいなくなってからさ。
だから俺はあの二人にとって存在価値がないんだ。
存在価値がないのは俺自身。誰も必要とされていないんだから…。
これでもさ学校だけはちゃんといってる。
俺の通ってる学園は聖青葉学園、県内じゃ超トップクラスの進学校。
偏差値メチャクチャ高い。
それだけあって勉強にはかなり力を入れてる学園だよ。
中学の先公に薦められて決めたんだけどさ。
俺がどんなにいい学校に進学したって両親は無関心なまま。
ほんと笑っちゃうよね。俺ってあの二人にとって一体なに?
だから本当の実力なんて出してやらない。出す気もない。
認められないのなら行ったって意味がないんだから…。
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こんなんだから俺は一人夜になると街を彷徨う。
だからついたあだ名が彷徨う蒼い華。蒼華。
俺は華ってがらじゃないんだけどねぇ。
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でも夜の街を彷徨う俺に危害を加えようものなら夜の街の掟が許しちゃいない。
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さぁ今宵も一人淋しく夜を彷徨うかな。
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