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嘘だといって・・・
しおりを挟む深夜の高架下で
「さよなら」
凪羽にさよならを言われた。
凪羽はそのまま歩いていく。
もうほんとにさよならなの?
俺は声に出せなくてメールで問う。
返事はさっきと同じ『さよなら』だった。
ほんとにもう終わりなんだ。
もう戻れないんだ。
俺は涙を流しながら自分の家に帰って自分の部屋のベッドに倒れた。
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