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魔法の言葉
しおりを挟む昼のグランドでみんなでサッカーやってた。
どんどん凪羽に溺れてる。
好きって言葉じゃ足りないぐらい。
「好きだよ」
ボーっと突っ立てる俺の耳元で凪羽が魔法の呪文を呟いた。
うわぁ。反則だよ今の。
きっと今の俺真っ赤だぜ?
ほんとどんだけ俺をお前に溺れされるわけ?
もう抜け出せないぐらい溺れてるよ
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