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はじめの一歩を踏み出そう。
しおりを挟む夜のグラウンドの片隅にひっそりと咲く紫陽花を眺めてた。
別にケンカした訳じゃないけど帰れなくてこんな時間まで一人でここに居た。
「お前は極端だな。帰るぞ」
そんな言葉と共に腕を掴まれた。
「凪･･･俺･･･」
どうしていいのか判らず俯く。
「ここから始まりの一歩だ。」
俺はその言葉に頷いた。
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