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どういうこと?
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「緒方と南田ちょっとついてきてくれ」
突然、谷津先輩に呼ばれる。
「うるせぇよクソが」
「だから口が悪いぞ南田」
ボソッと呟く南田に突っ込みながら二人揃って谷津先輩について行けば楠先輩も一緒だった。
結局4人で入ったのは誰も使われていない教室だった。
「で、谷津先輩なんの用ですか?」
少し不機嫌な南田を宥めながら谷津先輩に向き合う。
「緒方に確認したいことが合ってな」
谷津先輩がそんなことを言うが、確認したいこととは?と疑問に思う。
「クソやろ。勿体ぶってやがる」
「口が悪いって南田」
「実は、南田のことについてなんだが…」
「クソが…」
谷津先輩が話してる間も南田は口悪く言っている。
「口が悪いぞ南田。南田がどうかしたんですか?」
俺が南田に言いながら谷津先輩に返事をしたら
「緒方は聞こえるのか?」
楠先輩が驚いた顔でそんなことを言う。
「はい?何がですか?」
「黙れカスやろ」
返事してる最中にも南田がボロクソ言ってる。
「口が悪いって南田」
「いいんだよこいつらはこれぐらい言っても…」
俺の言葉に南田が反論する。
「だからってな…」
俺が溜め息交じりに言おうとしたら
「緒方って…普通に俺たちと会話しながらそいつの声が聞こえてるのか?」
楠先輩が聞いてくるので
「はい。さっきから二人の事をボロクソに言ってますよ」
聞こえてると素直に答えれば
「マジか!」
「やっぱり聞こえてたのか!」
と先輩二人が驚きながら喜んでいる。
「どう言うことだ南田」
隣にいるに南田に聞けば
「自業自得だからな」
なんて呆れながら言われるが、ちゃんとした答えはくれなかった。
なにがなんだかわからないんだが?
Fin
突然、谷津先輩に呼ばれる。
「うるせぇよクソが」
「だから口が悪いぞ南田」
ボソッと呟く南田に突っ込みながら二人揃って谷津先輩について行けば楠先輩も一緒だった。
結局4人で入ったのは誰も使われていない教室だった。
「で、谷津先輩なんの用ですか?」
少し不機嫌な南田を宥めながら谷津先輩に向き合う。
「緒方に確認したいことが合ってな」
谷津先輩がそんなことを言うが、確認したいこととは?と疑問に思う。
「クソやろ。勿体ぶってやがる」
「口が悪いって南田」
「実は、南田のことについてなんだが…」
「クソが…」
谷津先輩が話してる間も南田は口悪く言っている。
「口が悪いぞ南田。南田がどうかしたんですか?」
俺が南田に言いながら谷津先輩に返事をしたら
「緒方は聞こえるのか?」
楠先輩が驚いた顔でそんなことを言う。
「はい?何がですか?」
「黙れカスやろ」
返事してる最中にも南田がボロクソ言ってる。
「口が悪いって南田」
「いいんだよこいつらはこれぐらい言っても…」
俺の言葉に南田が反論する。
「だからってな…」
俺が溜め息交じりに言おうとしたら
「緒方って…普通に俺たちと会話しながらそいつの声が聞こえてるのか?」
楠先輩が聞いてくるので
「はい。さっきから二人の事をボロクソに言ってますよ」
聞こえてると素直に答えれば
「マジか!」
「やっぱり聞こえてたのか!」
と先輩二人が驚きながら喜んでいる。
「どう言うことだ南田」
隣にいるに南田に聞けば
「自業自得だからな」
なんて呆れながら言われるが、ちゃんとした答えはくれなかった。
なにがなんだかわからないんだが?
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