会長様はいちゃつきたい！

あの、大我さん？？３

えっと、これは一体どうなってるんでしょうかね？


なんて、俺は考える。


いや、帰って来て、いつものように大我の部屋で勉強してたんだよ。

で、大我が珍しく疲れたって言うから休もうかって話になって休憩してたんだけど、大我に連れられてベッドに来て横になったら、2人して寝ちゃったんだよ。


で、すっごく熱くて、熱くて、我慢できなくて目を覚ましたら、そこにはブルーシルバーの毛色をした狼さんが寝ておりました。


ビックリしすぎると声が出なくなるんだって俺は初めて知った。

寝てる狼が大我だって気が付いたのは首元にあるチェーンネックレス。それは俺があげたやつだから。

前に2人で祭りに行ったときの帰りに見つけた露店。そこにあったネックレスの一つがすっごく大我に似合いそうだったから買ったんだ。

それが寝てる狼の首に着いてて大我だって気が付いた。

いや、そんなことはどうでもいんだ。

なんでこんなことになってるんだ？ってこと。


いや、でも、ダメだ、我慢できない！！！


頼むから起きないでくれよ…。


俺はそう願いながら大我の寝てるお腹に顔を埋めた。


見た目ごわってしてるかなって思ったけど、やっぱりふわふわだぁ。気持ちがいい。

大我の髪ってネコっ毛でサラサラしてるから手触りが気持ちいい。

このまま寝てもいいかなぁ？

なんて思いながら顔を埋めてたらぬくぬくで温かくて、俺は自然と寝落ちしてた。



Fin


～おまけ～


ん？ん？


なんだかお腹のあたりがメチャアッツいんだが？


その熱さに目が覚めてお腹のあたりを見てビックりした。


えっ？はっ？ネコ？


なんでここにネコが？って思って隣を見れば唯斗がいなくて、マジマジとネコを見れば納得した。

お腹にいるネコが唯斗だって。


以前いった秋祭りの露店で買ったネコのモチーフのネックレスをつけてるから。

あの時からたまに唯斗は身に着けているのを何度か見た。本当に嬉しかったらしい。

なんでこうなってんのかよくわかんねぇけど、まぁ、可愛いからいいか。

俺はそんなネコ唯斗を撫でながらもう一度、寝ることにした。


Fin



☆☆☆言い訳☆☆☆

ごめんさい！！！言い訳させてください。

実はこれ、22日のネコの日に浮かんでた話です。ですが、書くのを躊躇いました。

いや、うん、どうしようって悩んで22日は書くのやめたんですが、結局は書いちゃいました。

遊び心満載です。