会長様はいちゃつきたい!

槇瀬光琉

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熱い

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熱い、熱い、熱い、



触れられる場所が熱くて、熱くて、熱で溶かされていきそうだった。



「ん、ぁ、たぃ、がぁ、ん、ぁ」


熱いのは俺自身の熱なのか?それとも大我の熱なのか?


身体中に落とされるキス。身体中の性感帯を暴くように動き回る指。それはどれも熱くて、熱くて、それでいて気持ちがいい。

「ぁ、ぁぁ、ん、ぁ」

胸だって、自分のモノだって触れられていないのに、それはどちらも既に自己主張し触れて欲しいとアピールしている。でも、それをわかっていて大我は触れることなくただ、周りを掠めていくだけ。

「ぁ、んっ、ぁ、やぁ、ん、ぁ」

それが気持ちい、けど、辛い。触れて欲しいのに触れてもらえない。もどかしい気持ちにお腹がキュンとする。


「ぁ、ん、ぁぁ、たぃ、がぁ、ぁ、ん、ぁ」

追い込まれれば追い込まれるほど、身体が敏感になっていく。もっと触れて欲しいと…。


「ぁ、やぁ、んぁ、ぁぁ、ん」

今まで触れられていなかった場所を急に触れられてビクリと身体が揺れる。


「ぁ、ん、ぁぁ、やぁ、ん、ぁぁ、ダメっ、ぁ」
ざらついた熱い舌がぷっくりと主張してる胸を舐め、甘噛みされて大我の肩に赤い筋を作った。

「ぁ、ぁ、ぁ、ぁぁ、ん、ぁ」
胸に気を取られていれば、熱い手が俺のモノを包み込み動き出す。

「ん、ぁ、やぁ、ん、ぁぁ」
それだけじゃない。つっぷりと俺の中に入って来る指。そんな、一度にいっぺんに触れられて身体が喜ばないわけがない。

触れて欲しいのに触れてもらえていなかった部分に触れられ身体に一層の快楽が走る。


「ぁ、ん、ぁ、やぁ、ダメっ、ぁ、ん、ぁ、たぃがぁ、ん、ぁ」


熱い、熱い、熱い、


触れられてる部分が全部熱い。もっと、もっと、大我の熱に溺れたい。



「ゆい、大丈夫か?」

指を動かしたまま顔を上げて聞いてくる大我の頭を抱きしめ

「ん、ぁ、だぃ、じょぉ、ぶ、ぁ、ぁ、たぃ、がぁ、来て、欲しぃ、ぁ、ん、ぁ」

大我の欲を受け入れたい。だから来てと訴えればずるりと抜けていく指。


「ん、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁぁ、ぁ、ん」

変わりに入って来るのは大我の熱い塊。お腹がキュンってする。入って来るだけなのに、自分の奥から大きな波が来る。大きな快楽の波。大我と繋がると身体が喜ぶ。


「ぁ、ぁ、ん、ぁぁ、たぃ、がぁ、ぁぁ、んぁ」

大我の背に腕を回せば、大我の熱に全身が包まれる感じがする。


熱い、熱い、熱い、大我の熱。それとも俺自身?


「ぁ、ぁ、ん、ぁぁ、やぁ、ん、ぁぁ」

ゆっくりだった動きが早くなり、奥へ奥へと突き上げられる。


大我の熱と、奥から溢れてくる快楽の波に呑まれていく。


「ん、ぁ、ぁぁ、やぁ、ん、ぁぁ、たぃ、ぁ、もぉ、ぁ、ん、ぁ」

一度もいかされることなく、追い込まれていた身体は限界が近い。


でも、イクなら一緒がいい。


「もう少し、な?」
俺の気持ちがわかってる大我の言葉にコクコクと何度も頷く。でも、本当に限界は近い。


「ぁ、ん、ぁ、やぁ、んぁ、たぃ、がぁ、もぉ、ぁ、奥、ぁ、来る、ぁ、ん、ぁぁ」


奥から溢れてくる大きな波。お腹がキュンキュンするぐらいに感じて、気持ちがいい。奥へ奥へと突き上げられ、中を擦られて自分のいい所ばかりを攻められてもう、我慢できないほどまで来てる。


「あぁ、イケ」
短い言葉を告げ、大我が俺の腰を掴み、最奥めがけて深く突き上げてくる。

「ぁ、ぁ、もぉ、ぁ、いくぅ、ぁ、ぁぁ、ダメっ、ぁぁ、ぁぁ、んっ、ぁぁ、ぁぁ」
「っ、くっ」

目の前がチカチカするほどの波が押し寄せ、俺は大我の背に爪を立てて自分の熱を吐き出した。それと同時に自分の中に吐き出される感触。俺はふにゃんって笑ってそのまま意識を手放していった。



気が付いた時にはすべてキレイにされて大我の腕の中で寝てた。


熱いのは大我の熱なのか?それとも俺自身なのか?


Fin


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