8 / 60
ただ、ただ、本能のままに
しおりを挟む
「んっ、ぁ、やぁ、ん」
ただ、ただ、触れてほしくて、求めてほしくて、自分から大我を誘った。
「ぁ、ん、ぁ、たい、がぁ、ぁぁ、ん、ぁ」
大我の手が意地悪く動き回り、少し熱い唇が身体中にキスを落とす。
「ん、ぁ、ダメっ、ぁ、それ、やぁ、ぁ、ん、ぁ」
俺の弱い所ばかりを攻めていく指、唇、舌。
いい所ばかりを攻められて、自分でもどうしようもできない。
熱い、熱い、熱い、
大我の熱にドンドンと侵されていく。
「ぁ、ぁ、たぃ、がぁ、んぁ、ぁぁ、ん、きすぅ、ぁ」
キスがしたい、して欲しい。
そう思って訴えれば顔を上げた大我が小さく笑う。その瞳はさかってるわけじゃないはずなのにキレイな碧だった。
いつもの濃い藍色よりも透き通った碧。それは大我が俺を求めてくれてる証拠だと以前教えてくれた。
「ぁ、目ぇ、きれぇ、ぁ」
だからつい嬉しくて、ふにゃんって笑ったらすっと目が細められドキッとした。カッコよすぎなんですが…。
「ゆい、好きだ」
キレイな碧い瞳のまま言われてドキドキと胸が高鳴る。その仕草にドキッてときめいて心臓がうるさい。
「ん、ぁ、たぃ、がぁ、俺、も、すきぃ、ぁ、ん」
だから、だから、お願い。もっと俺を欲しがって、俺に触れて。
もう一度、小さく笑って大我は奪わん勢いでキスをくれた。
触れるだけのキス、舌を絡めあうキス、色んなキスをくれる。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ、ん、ぁ」
大我の首に腕を回せば抱きしめてくれる。
何度もキスを繰り返したままで、腰を引き寄せられ大我のモノが入って来る。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ、ん、たぃ、ぁ」
それだけで身体がブルリと震える。中を犯される感覚に身体が喜んでる。
大我に触れられて、犯されていく感覚に身体が喜んでる。
「ぁ、ぁぁ、ん、ぁ、気持ちぃ、ぁ、ぃぃ、ぁぁ」
入って来る感触だけで気持ちがいい。
大我に抱かれて、大我を受け入れるようになって、身体が大我色に染まっていく。
大我なじゃなきゃダメなんだって、身体の奥底から訴えてくる。
自分の感情以上に身体が訴えてくる。
「ゆい、もっと気持ちよくさせてやるよ。だから、もっと欲しがれ、俺も欲しがるから」
大我の言葉に驚いたけど、嬉しくて、ふにゃって笑って
「ん、ぁ、もっ、と、ぁぁ、ん、ぁ、たぃ、が、ぁ、ちょ、だぃ、ぁぁ」
大我の髪に指を絡めて言えば
「くれてやるよ。俺がお前をもらうから」
首筋に唇を寄せながら言われた。熱い吐息があたってくすぐったい。でも次の瞬間にはキスが落とされていた。
その後はもう、お互いがお互いを求め続けた。
発情やさかりなんて起きてないのに…。
ただ、ただ、本能のままに…
お互いを求めた。
ただ、ただ、本能のままに…
Fin
ただ、ただ、触れてほしくて、求めてほしくて、自分から大我を誘った。
「ぁ、ん、ぁ、たい、がぁ、ぁぁ、ん、ぁ」
大我の手が意地悪く動き回り、少し熱い唇が身体中にキスを落とす。
「ん、ぁ、ダメっ、ぁ、それ、やぁ、ぁ、ん、ぁ」
俺の弱い所ばかりを攻めていく指、唇、舌。
いい所ばかりを攻められて、自分でもどうしようもできない。
熱い、熱い、熱い、
大我の熱にドンドンと侵されていく。
「ぁ、ぁ、たぃ、がぁ、んぁ、ぁぁ、ん、きすぅ、ぁ」
キスがしたい、して欲しい。
そう思って訴えれば顔を上げた大我が小さく笑う。その瞳はさかってるわけじゃないはずなのにキレイな碧だった。
いつもの濃い藍色よりも透き通った碧。それは大我が俺を求めてくれてる証拠だと以前教えてくれた。
「ぁ、目ぇ、きれぇ、ぁ」
だからつい嬉しくて、ふにゃんって笑ったらすっと目が細められドキッとした。カッコよすぎなんですが…。
「ゆい、好きだ」
キレイな碧い瞳のまま言われてドキドキと胸が高鳴る。その仕草にドキッてときめいて心臓がうるさい。
「ん、ぁ、たぃ、がぁ、俺、も、すきぃ、ぁ、ん」
だから、だから、お願い。もっと俺を欲しがって、俺に触れて。
もう一度、小さく笑って大我は奪わん勢いでキスをくれた。
触れるだけのキス、舌を絡めあうキス、色んなキスをくれる。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ、ん、ぁ」
大我の首に腕を回せば抱きしめてくれる。
何度もキスを繰り返したままで、腰を引き寄せられ大我のモノが入って来る。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ、ん、たぃ、ぁ」
それだけで身体がブルリと震える。中を犯される感覚に身体が喜んでる。
大我に触れられて、犯されていく感覚に身体が喜んでる。
「ぁ、ぁぁ、ん、ぁ、気持ちぃ、ぁ、ぃぃ、ぁぁ」
入って来る感触だけで気持ちがいい。
大我に抱かれて、大我を受け入れるようになって、身体が大我色に染まっていく。
大我なじゃなきゃダメなんだって、身体の奥底から訴えてくる。
自分の感情以上に身体が訴えてくる。
「ゆい、もっと気持ちよくさせてやるよ。だから、もっと欲しがれ、俺も欲しがるから」
大我の言葉に驚いたけど、嬉しくて、ふにゃって笑って
「ん、ぁ、もっ、と、ぁぁ、ん、ぁ、たぃ、が、ぁ、ちょ、だぃ、ぁぁ」
大我の髪に指を絡めて言えば
「くれてやるよ。俺がお前をもらうから」
首筋に唇を寄せながら言われた。熱い吐息があたってくすぐったい。でも次の瞬間にはキスが落とされていた。
その後はもう、お互いがお互いを求め続けた。
発情やさかりなんて起きてないのに…。
ただ、ただ、本能のままに…
お互いを求めた。
ただ、ただ、本能のままに…
Fin
12
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。


元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる