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ただ、ただ、本能のままに
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「んっ、ぁ、やぁ、ん」
ただ、ただ、触れてほしくて、求めてほしくて、自分から大我を誘った。
「ぁ、ん、ぁ、たい、がぁ、ぁぁ、ん、ぁ」
大我の手が意地悪く動き回り、少し熱い唇が身体中にキスを落とす。
「ん、ぁ、ダメっ、ぁ、それ、やぁ、ぁ、ん、ぁ」
俺の弱い所ばかりを攻めていく指、唇、舌。
いい所ばかりを攻められて、自分でもどうしようもできない。
熱い、熱い、熱い、
大我の熱にドンドンと侵されていく。
「ぁ、ぁ、たぃ、がぁ、んぁ、ぁぁ、ん、きすぅ、ぁ」
キスがしたい、して欲しい。
そう思って訴えれば顔を上げた大我が小さく笑う。その瞳はさかってるわけじゃないはずなのにキレイな碧だった。
いつもの濃い藍色よりも透き通った碧。それは大我が俺を求めてくれてる証拠だと以前教えてくれた。
「ぁ、目ぇ、きれぇ、ぁ」
だからつい嬉しくて、ふにゃんって笑ったらすっと目が細められドキッとした。カッコよすぎなんですが…。
「ゆい、好きだ」
キレイな碧い瞳のまま言われてドキドキと胸が高鳴る。その仕草にドキッてときめいて心臓がうるさい。
「ん、ぁ、たぃ、がぁ、俺、も、すきぃ、ぁ、ん」
だから、だから、お願い。もっと俺を欲しがって、俺に触れて。
もう一度、小さく笑って大我は奪わん勢いでキスをくれた。
触れるだけのキス、舌を絡めあうキス、色んなキスをくれる。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ、ん、ぁ」
大我の首に腕を回せば抱きしめてくれる。
何度もキスを繰り返したままで、腰を引き寄せられ大我のモノが入って来る。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ、ん、たぃ、ぁ」
それだけで身体がブルリと震える。中を犯される感覚に身体が喜んでる。
大我に触れられて、犯されていく感覚に身体が喜んでる。
「ぁ、ぁぁ、ん、ぁ、気持ちぃ、ぁ、ぃぃ、ぁぁ」
入って来る感触だけで気持ちがいい。
大我に抱かれて、大我を受け入れるようになって、身体が大我色に染まっていく。
大我なじゃなきゃダメなんだって、身体の奥底から訴えてくる。
自分の感情以上に身体が訴えてくる。
「ゆい、もっと気持ちよくさせてやるよ。だから、もっと欲しがれ、俺も欲しがるから」
大我の言葉に驚いたけど、嬉しくて、ふにゃって笑って
「ん、ぁ、もっ、と、ぁぁ、ん、ぁ、たぃ、が、ぁ、ちょ、だぃ、ぁぁ」
大我の髪に指を絡めて言えば
「くれてやるよ。俺がお前をもらうから」
首筋に唇を寄せながら言われた。熱い吐息があたってくすぐったい。でも次の瞬間にはキスが落とされていた。
その後はもう、お互いがお互いを求め続けた。
発情やさかりなんて起きてないのに…。
ただ、ただ、本能のままに…
お互いを求めた。
ただ、ただ、本能のままに…
Fin
ただ、ただ、触れてほしくて、求めてほしくて、自分から大我を誘った。
「ぁ、ん、ぁ、たい、がぁ、ぁぁ、ん、ぁ」
大我の手が意地悪く動き回り、少し熱い唇が身体中にキスを落とす。
「ん、ぁ、ダメっ、ぁ、それ、やぁ、ぁ、ん、ぁ」
俺の弱い所ばかりを攻めていく指、唇、舌。
いい所ばかりを攻められて、自分でもどうしようもできない。
熱い、熱い、熱い、
大我の熱にドンドンと侵されていく。
「ぁ、ぁ、たぃ、がぁ、んぁ、ぁぁ、ん、きすぅ、ぁ」
キスがしたい、して欲しい。
そう思って訴えれば顔を上げた大我が小さく笑う。その瞳はさかってるわけじゃないはずなのにキレイな碧だった。
いつもの濃い藍色よりも透き通った碧。それは大我が俺を求めてくれてる証拠だと以前教えてくれた。
「ぁ、目ぇ、きれぇ、ぁ」
だからつい嬉しくて、ふにゃんって笑ったらすっと目が細められドキッとした。カッコよすぎなんですが…。
「ゆい、好きだ」
キレイな碧い瞳のまま言われてドキドキと胸が高鳴る。その仕草にドキッてときめいて心臓がうるさい。
「ん、ぁ、たぃ、がぁ、俺、も、すきぃ、ぁ、ん」
だから、だから、お願い。もっと俺を欲しがって、俺に触れて。
もう一度、小さく笑って大我は奪わん勢いでキスをくれた。
触れるだけのキス、舌を絡めあうキス、色んなキスをくれる。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ、ん、ぁ」
大我の首に腕を回せば抱きしめてくれる。
何度もキスを繰り返したままで、腰を引き寄せられ大我のモノが入って来る。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ、ん、たぃ、ぁ」
それだけで身体がブルリと震える。中を犯される感覚に身体が喜んでる。
大我に触れられて、犯されていく感覚に身体が喜んでる。
「ぁ、ぁぁ、ん、ぁ、気持ちぃ、ぁ、ぃぃ、ぁぁ」
入って来る感触だけで気持ちがいい。
大我に抱かれて、大我を受け入れるようになって、身体が大我色に染まっていく。
大我なじゃなきゃダメなんだって、身体の奥底から訴えてくる。
自分の感情以上に身体が訴えてくる。
「ゆい、もっと気持ちよくさせてやるよ。だから、もっと欲しがれ、俺も欲しがるから」
大我の言葉に驚いたけど、嬉しくて、ふにゃって笑って
「ん、ぁ、もっ、と、ぁぁ、ん、ぁ、たぃ、が、ぁ、ちょ、だぃ、ぁぁ」
大我の髪に指を絡めて言えば
「くれてやるよ。俺がお前をもらうから」
首筋に唇を寄せながら言われた。熱い吐息があたってくすぐったい。でも次の瞬間にはキスが落とされていた。
その後はもう、お互いがお互いを求め続けた。
発情やさかりなんて起きてないのに…。
ただ、ただ、本能のままに…
お互いを求めた。
ただ、ただ、本能のままに…
Fin
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