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只今、発情中につき注意!

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「たい、がぁ、キスぅ」

なんちゅうタイミングでこの男は発情しやがんだ!


俺の部屋に来て、珍しく勉強してる最中に発情しやがった。ソロソロ来る頃だっていうのはわかっていたが、まさか、このタイミングで来るなんて誰が予想するかよ!


「たい、がぁ、ムシすんなぁ、たいがぁ」
俺が反応しないから膨れっ面になり始める。

部屋の中に広がるフェロモンの香り。今までみたいに我慢しなくてもいいとは言え、頭を抱えたくなる。


「たいがぁ、人のこと、ムシすんなぁ」
発情の時の甘えたは健在で、傍にいれば甘えてくるし、キスをせがむ。


まったく


内心で溜め息をつくと俺は首に腕を巻きつけながら甘えてくる聖を抱き上げて寝室へと移動しベッドに押し倒す。


「ぁ、たい、がぁ、キスぅ」
「キスだけで満足できねぇからな俺は」
キスをせがんでくる聖に宣言してその唇を自分のそれで塞いだ。


触れるだけのモノから徐々に深いモノへと変える。舌をねじ込み絡めとり、咥内を好き勝手に犯していけば
「んっ、ぁ、ふぅ、ん」
鼻に抜ける声が零れ落ち、ぎゅうと俺の服を掴む。嫌がってるわけじゃないのはわかってる。

キスを繰り返したままで服の中に手を入れ身体中に這わせれば
「んっ、ふぅ、ぁ、ん、ふ、ん、ぁ」
ビクビクと小さく身体が跳ねる。唇を開放して服を脱がして首筋に唇を寄せ小さなキスを落としていく。その間に手を這わせ胸元でぷっくりと主張をしてる小さな蕾をピンと軽く弾けば
「ん、ぁ、やぁ、ぁ」
ビクリと面白いぐらい跳ねた。胸は弱いからなこいつ。

「た、がぁ、ん、ぁ、もっと、キスぅ」
潤んだ瞳でそんなことを訴えてくる。
「ホントにキスが好きだなお前」
小さく笑ってキスをしてやれば嬉しそうに笑いながらキスを受け止めている。キスに気を取られてる間に下着ごとズボンを脱がし胸と一緒に聖のモノを刺激していけば

「んっ、ぁ、ん、ん、ん、ぁ」
面白いぐらいビクビクと跳ねる。発情してる最中にこうやって抱くのは実はまだ数回しかない。発情中にこいつが俺を呼ばないときもあったからだ。

それに関しては聖自身の気持ちもあるので、俺は呼ばれない限りは行かないようにしている。それは付き合う前と変わらない。それで俺はいいと思ってるから言及もしないし、聖の好きなようにさせている。


ただ、今回みたいに意図せず発情すると厄介になるので大変なんだがな。俺自身のさかりも始まるから厄介なんだよ。相手しないと怒りだすしな。


キスを首筋に落としながら肩口、鎖骨と徐々に下へと落としながら存在をアピールしているピンクい小さな蕾にキスを落としベロンっと舐めれば
「ひゃぁ、ぁ、ん、ぁ、やぁ、ぁ」
驚いて頭を抱きしめてくる。もっとしてくれってせがまれてるようだ。


だからその蕾に吸い付き舐め甘噛みしてって愛撫を続けながら前と同時に後ろにも愛撫を始めれば
「ひゃぁ、ぁ、ぁ、ん、ぁぁ」
さっきよりもギュッと抱きしめられてちょっと苦しいが仕方がない。


いきそうでいけない状態まで追い込んでゆっくりとその身体を犯していけば
「やっ、たい、が、らめ、ん、ぁ、いっ、ちゃ、ぁぁ」
小さく首を振りながら訴えてくる。
「イケ」
だから俺はゆっくりだった動きをわざと速めれば


「ぁ、やぁ、ぁぁ、ん、ぁぁぁ」
あっけなくいった。まぁ、散々追い込んで散らしてたんだから当たり前だろう。

「ぁ、たい、がぁ、ぁ」
俺に両腕を差し出してくるからそれを掴み自分の首に回し
「本番はこれからだ。もっと気持ちよくしてやる」
聖の腰を引き寄せ確実に感じるように動き始めた。


「やぁ、ぁぁ、ん、ぁぁ、た、が、ぁ、ぁぁ、ぅん、ぁ」
もう何度目かわからぬ性を吐き出し、お互いの身体が汗と吐き出された性でドロドロのグチャグチャだが止められずにいた。


「ぁ、ん、ぁぁ、たい、がぁ、ぁぁ、もぉ、ぁぁ」
俺の首に抱き着き限界だと訴える。
「ゆい、好きだ」
その身体を抱きしめて耳元で囁きかければ
「ひゃう、ぁ、ぁ、やぁ、だめ、ぅん、ぁ、ぁぁ、んん」
それが引き金となってギュッと俺のモノを締め付けて最後の性を吐き出した。俺もその締め付けに堪え切れず中で吐き出した。


「ぁ、中、ぁ、ん、ぁ」
自分のお腹を押さえながら呟く。
「大丈夫だ、ちゃんと着けてる」
そんな聖の前髪をかき上げ額にキスを落とす。


俺が聖の中で生で吐き出せば孕ませることができるのをわかってる。だからこそ俺はちゃんと着けてるし、なるべく生で入れないようにしてる。


もし、本当に聖が子供が欲しいと言えば考えなくもないが、今は学生としてその一線だけは超えないように気を付けてる。結構大変なんだけどな、自分の理性との戦いが…。


「たい、がぁ、キスぅ」
そうせがんでくる聖を抱き寄せそっとキスを贈れば
「たいがぁ、好き」
俺に甘えながらそんな言葉をくれる。
「あぁ、俺もだ」
だから俺もちゃんと返事をしてやる。じゃないと時々この男は俺の言葉を信じないからな。

「もう少ししたらシャワー浴びよう」
甘えてくる聖を抱きしめながら言えば
「洗ってくれるんだろ?」
なんて聞いてくるから
「何もしないという保証はないが?」
ってわざと言ってやる。

「ん、いいよ。大我なら…それでもいい」
なんて、俺の首に腕を回してくる。
「冗談だ。今日はもう止めとこう。じゃないと明日が大変なことになりそうだからな」
本当にここで止めておかないと俺がこいつを壊しそうで怖い。

「ん、じゃぁ、ギュって抱きしめて寝てくれ」
少しずつ眠りの中に墜ちながら言ってくる言葉に小さく笑い
「わかった。取り合えずシャワーだ」
俺は聖の中から抜き、聖を抱き上げてバスルームに向かった。


結局、シャワーを浴びてる最中に半分以上、寝落ちしてる聖を俺はベッドまで運び抱きしめて寝た。


次の日も聖の発情は治まらず、聖の要望に応えてやることになった。


こいつ、付き合う前よりも甘えが酷くなったし、キス魔になりやがったな。まぁ、それはそれで楽しいからいいけどな。


Fin



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