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新婚編 初夜3 R-18
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忍に吹っ飛ばされた3人の夫達が床の上で唸っている。
尻を床につきながら、体勢を整えているフェリスが、
「おい、やばかったな。やっぱりお前の言うことを聞いていて、よかったな。本来のお前の力なら、部屋ごと吹っ飛んでいたな……」
「フェリス。すまん……」
実は、この日の前に、忍は自分の力が暴走して、カナの大事な日を壊したくないという理由で、フェリスに自分の力を抑制する術をわざわざかけてもらったのだ。
それが、今役に立ったのだ。
もしフェリスの力がなければ、確実にみんな吹っ飛んでいただろう。部屋ごとだっとフェリスが思う。
「ふーーっ、おい、夫たちは協力しなくてはいけないんだぞ。忍。戦ってどうする!!」
ヴァンが、これまた尻餅をついた腰をあげながら、訴える。
「イタタっ、はぁーー。流石、カナの元兄、シルク様ですね。まあ力が抑えられていたようですね。命拾いですね」
ケヴィンもその長い髪を手が掻き分けながら、答える。
「忍、自制しろ……」
フェリスがまた忍に忠告する。
沈黙が少しあった。
ただカナは小さな声で謝っている。
ごめんなさい、ごめんなさいっと。
忍がカナの頭を優しく撫でた。
「カナが怖がることはダメだ……」
後ろにいるため、表情が見えない忍が言う。
「わかっているよ。でも、これは避けられないんじゃねーか?」
「誰もが最初は痛いらしいですからね。」
「まあ あれだな。忍の言うことには一理あるぞ。俺たちの大事な嫁さんだ。カナ……どうしたいんだ? 辞めるか?それとも進めるか?」
フェリスが聞いてきた。
みんなの話を呆然と聞いていたが、ようやく口を開く。
「みんな……ごめんなさい、こ、怖いの、気持ちいいけど……」
なにかを察したようなヴァンが、頭をかきながら、返答する。
だが、カナの手が忍の手をぎっちり握っているのが、ヴァンの目に入る。
ああ、可愛い俺の奥さん。
どうやら順番を間違えたんだなとヴァンが思う。
「カナ、心配するな。俺が初めてでなくてもいいんだぞ。みんなおまえの夫だ」
「ゔゔゔゔっ……ゴメン……ヴァン……」
「カナはどうしたい?」ケヴィンが耳元で囁く。
じっと考え混んでいたカナがちろっと視線を自分の頭上に向ける。
そこには髪の毛でよくその表情が見えない忍がいた。
「し、し、のぶ……」
後ろを支えていた忍が、突然カナに呼ばれて躰がビクッと震えている。
「な、何……カナ……」
「し、忍……お願い……」
「???どうした。カナ」
そのお願いの意味がわからないっといった感じの忍が声をあげる。
「し……しのぶに……してほしい。皆んな、大切な夫で、皆んなとしたいけど……この世界を作ってくれた……しのぶと最初に……」
「カ、カナ……」
忍の体が微かに震えていた。
静まり返る寝室。
その静寂を破ったのは、打たれ強い逞しい男、ヴァンだった。
「おれは、いいぞ。忍に譲るよ。最初は……まあその後はおれも沢山カナを頂きたいから……愛しているぞ。カナ」
ヴァンはそう言いながら、やさしくカナにキスをする。
「ごめん、ヴァン、でも、ありがとう。愛してる……」
「そんな、おまえ、謝るなよ。おれもおまえの夫だからな。最初だけだ。譲るのは……」
フェリスも「まあ、忍が最初っていうのは、無難だな……」とか、ケヴィンでさえも、「やっぱりそうでしたね……いいですよ。私たちはみんなでカナの夫なんだから、協力しないと……」と言い始めた。
最後に答えていないのは、忍だけだった。
忍は無言で、立ち上がり、そして、カナの片手を手に取ると、その手の甲に深く唇を落とした。
そのあと、すぐに忍自身の愛の感情が泉のように溢れ出してくるような目線でその愛しい人を見つめる。
「カナ……本当に……いいの? 僕が最初もらっても」
忍にしては、考えられないようなか弱い声だ……。
「うん、いい……最初は忍がいい。絶対怖くしないでしょ?」
「うん、しないよ。カナに絶対にそんなことはさせない」
声色がやさしい。
これ以上ありえないくらいに甘い顔を忍はしていた。
ヴァンが、『じゃーそれなら、おれがまあカナを支えてやるよ……』と言って、今度はヴァンがカナの背中を支えながら、先ほどと同じようなポーズになる。
忍がとても緊張しているのか、無言のまま、ゆっくりと自分のローブを脱ぎ始めた。
みんなどの夫も世間の女性達が悲鳴を上げそうな美形揃いだが、忍の美しさはこれまた異界の特有の色気と色彩を外見に保ち、見ているだけで、心も躰も蕩けてしまいそうだ。
たくましい胸の下から、そそり立つ男の象徴が見え隠れしていた。
まず、また深いキスを受ける。
やさしくまとわりつくようなキス。
みな他の男達は、それぞれの手や口を使っていろんなところを愛撫し続ける。
ああ、躰全身が忍の愛撫を喜んで受け入れている。
久しぶりなのだ。
彼から、こんなに触られるの……。
「ああ、カナ、大好きだよ……」
彼のキスが止まらない。
なんだか、自分もものすごい感じてしまう。
そして、その燃え盛る情熱をカナの敏感な花の蕾に注ぎはじめる。
何度も何度もイカされ、もう無理と思った瞬間、彼の高まりがぐっとあそこにあてられる。
膝の裏をぐっとフェリスとケヴィンにもたれ、しかも胸はたぶん、ヴァンと思われるごつい手が優しく包み込む。
「カナ。いくよ……ごめん、ぼくが君を最初にもらうね……」
「ああ、はあぁあ、しのぶ……きて……」
自分の愛蜜が溢れているところに、忍の熱棒が当てられる。
何回はゆっくりとその入り口の形状を確かめるように、外側を擦り始める。
「はあぁ……ああああ……」カナの口から甘い吐息が漏れだすと、男達もそれに煽られ、みな切なそうな表情を浮かべて、ベットの上でしなる愛しい女を見つめる。
両手の男たちの手がぎゅっと握られる。
「ああ、でも、俺でいいのか? 本当に……」
目を潤ませて、忍がわたしを見つめる。
「うん……」
もう、時は訪れた。
忍は自分に課せられた使命をするだけなのだ。
だが、もう彼の馳せる思いは何度も彼女のヴァギナの上を行ったり来たりしている。
迷える子羊のようだ。しかも、彼の体は小刻みに震えている。
他の三人の男たちが、忍を叱る。
彼の戸惑いを感じたようだ。
「おい、忍」
「忍殿……」
「忍、お前……いい加減に腹を決めろ……」
だが、彼の愛しの人が可愛らしくいやらしい肢体を拗らせて、自分に懇願したことによって、彼が目覚めたようだった。
「忍……挿れて……」
その言葉に忍はハッとする。
「カナ。君が望むなら……何でもするよ。でも、こんな嬉しい事が君の願いだなんて……にわかに信じがたい……」
「忍、お願い……」
カナの懇願が忍の心に刺さる。
「カナ。今……告白するね。ご両親のお葬式であった時から、君に恋していた……愛している。ありがとう……ぼくに色彩が溢れる世界をくれて……」
忍はその自分の昂まりをカナのすでに愛液溢れている膣にゆっくりと侵入させていく。
ああっと躰全体がしなる。
完全なる異物の侵入に体が悲鳴をあげた。
それは快楽の刺激と痛みが両方襲ってくるような感覚だった。
しばらくすると、全ての毛が逆立つような刺激がすべての肌に伝わる。
指とは全然違う存在感だ。
同時に、忍が前かがみとなり、浅い挿入ではあるが、それを繰り返す。
まだ痛くは全くないが、彼のものが何かの壁に当たっているのは感じられた。
でも、それよりも、その存在感が作り出す快感が躰を支配し、カナの全身がもっと刺激を求めてしまう。
彼の抽送が躰の中心を揺さぶられるくらいの快感を生み出している。
「ああ、忍。いい……ああ、もっとわたしを奪って……」
これからの来るであろう痛さに不安はあるものの、心からの気持ちを正直に話す。
やさしくフェリスの手がわたしの腹部を触る
フェリスが何をしようとするかわかって、その手を抑える。
「フェ、フェリス……だめ……いいの。痛いのを感じたい。最初だけそれを感じたいの」
「カナ……ほ、ほんとう?」
「う、、うん……ああああ、っ」
思わず言ってしまった自分の言葉に驚くが、同時に、忍が、「くっ」と息を止めるかのような声を漏らしながら、その昂まりをグイッと最後まで挿入させた。
「カナーーーーーーっ!!!」
何かが、裂き切れる感覚が起こる。
それでも、忍は挿入を推し進める。
ぐいぐいと侵入してくるその男根をカナが全身で受け止めた。
ああああああああっ……いたっい!!!
ゔっっと低い男の唸り声は空気を切り裂く。
お腹にかなりの異物感を感じるが、繋がっている感じが半端なくする。
「カナ……僕のが……全部入ったよ」
そう言いながら、忍は上気した顔させながらカナを見つめる。
その顔をうっとりと上気した顔をみせ、最高に色っぽい。
カナは自分の股を覗いてみた。すっぽりと忍のものが入った。
!!!入っている!!!
「は、入った!!!」
呆然としてるカナが声を発する。
「「「「入った!!!」」」」
四人が声をそろえて、言うから笑ってしまう。
「なんだか、じんじんする……ひりひりもするし……それに、今、思った……これって(この私たちの状態だが)お産する人みたい」
四人の男たち、しかも、一人は動いていないが挿入中、がお互いに目を見合わす。
「カ、カナ、笑わすなよ……こんな時に」(ヴァン)
「さすがカナ。もう子作り宣言ですか?」(ケヴィン)
「ああ、もう俺も挿れたい」(フェリス)
「カナ……僕を忘れている? これはまだ始まりだよ。おバカさんだね。でも、これからはアレがいるよ。フェリス……」
そういうと、フェリスがお腹をまた触る。
「カナ。絶対に今のお前にはこれがいる。やらせてくれ……」
さっきの切り裂かれる痛みがまだじんじんする。
「う、うん。わかった。お願い……」
そういうと、フェリスの手が物凄い熱くなり、それと同時に下部の痛みが消え失せた。
「じゃーー、カナ、行くよ……もう限界だ……これからは大人の時間だよ」
忍の手がしっかりと腰当てられ、もう動きが取れない。
恥ずかしさと緊張、そして、興奮がわたしを包み込む。
「愛している。今日が夫として、君を最初に愛すよ……」
尻を床につきながら、体勢を整えているフェリスが、
「おい、やばかったな。やっぱりお前の言うことを聞いていて、よかったな。本来のお前の力なら、部屋ごと吹っ飛んでいたな……」
「フェリス。すまん……」
実は、この日の前に、忍は自分の力が暴走して、カナの大事な日を壊したくないという理由で、フェリスに自分の力を抑制する術をわざわざかけてもらったのだ。
それが、今役に立ったのだ。
もしフェリスの力がなければ、確実にみんな吹っ飛んでいただろう。部屋ごとだっとフェリスが思う。
「ふーーっ、おい、夫たちは協力しなくてはいけないんだぞ。忍。戦ってどうする!!」
ヴァンが、これまた尻餅をついた腰をあげながら、訴える。
「イタタっ、はぁーー。流石、カナの元兄、シルク様ですね。まあ力が抑えられていたようですね。命拾いですね」
ケヴィンもその長い髪を手が掻き分けながら、答える。
「忍、自制しろ……」
フェリスがまた忍に忠告する。
沈黙が少しあった。
ただカナは小さな声で謝っている。
ごめんなさい、ごめんなさいっと。
忍がカナの頭を優しく撫でた。
「カナが怖がることはダメだ……」
後ろにいるため、表情が見えない忍が言う。
「わかっているよ。でも、これは避けられないんじゃねーか?」
「誰もが最初は痛いらしいですからね。」
「まあ あれだな。忍の言うことには一理あるぞ。俺たちの大事な嫁さんだ。カナ……どうしたいんだ? 辞めるか?それとも進めるか?」
フェリスが聞いてきた。
みんなの話を呆然と聞いていたが、ようやく口を開く。
「みんな……ごめんなさい、こ、怖いの、気持ちいいけど……」
なにかを察したようなヴァンが、頭をかきながら、返答する。
だが、カナの手が忍の手をぎっちり握っているのが、ヴァンの目に入る。
ああ、可愛い俺の奥さん。
どうやら順番を間違えたんだなとヴァンが思う。
「カナ、心配するな。俺が初めてでなくてもいいんだぞ。みんなおまえの夫だ」
「ゔゔゔゔっ……ゴメン……ヴァン……」
「カナはどうしたい?」ケヴィンが耳元で囁く。
じっと考え混んでいたカナがちろっと視線を自分の頭上に向ける。
そこには髪の毛でよくその表情が見えない忍がいた。
「し、し、のぶ……」
後ろを支えていた忍が、突然カナに呼ばれて躰がビクッと震えている。
「な、何……カナ……」
「し、忍……お願い……」
「???どうした。カナ」
そのお願いの意味がわからないっといった感じの忍が声をあげる。
「し……しのぶに……してほしい。皆んな、大切な夫で、皆んなとしたいけど……この世界を作ってくれた……しのぶと最初に……」
「カ、カナ……」
忍の体が微かに震えていた。
静まり返る寝室。
その静寂を破ったのは、打たれ強い逞しい男、ヴァンだった。
「おれは、いいぞ。忍に譲るよ。最初は……まあその後はおれも沢山カナを頂きたいから……愛しているぞ。カナ」
ヴァンはそう言いながら、やさしくカナにキスをする。
「ごめん、ヴァン、でも、ありがとう。愛してる……」
「そんな、おまえ、謝るなよ。おれもおまえの夫だからな。最初だけだ。譲るのは……」
フェリスも「まあ、忍が最初っていうのは、無難だな……」とか、ケヴィンでさえも、「やっぱりそうでしたね……いいですよ。私たちはみんなでカナの夫なんだから、協力しないと……」と言い始めた。
最後に答えていないのは、忍だけだった。
忍は無言で、立ち上がり、そして、カナの片手を手に取ると、その手の甲に深く唇を落とした。
そのあと、すぐに忍自身の愛の感情が泉のように溢れ出してくるような目線でその愛しい人を見つめる。
「カナ……本当に……いいの? 僕が最初もらっても」
忍にしては、考えられないようなか弱い声だ……。
「うん、いい……最初は忍がいい。絶対怖くしないでしょ?」
「うん、しないよ。カナに絶対にそんなことはさせない」
声色がやさしい。
これ以上ありえないくらいに甘い顔を忍はしていた。
ヴァンが、『じゃーそれなら、おれがまあカナを支えてやるよ……』と言って、今度はヴァンがカナの背中を支えながら、先ほどと同じようなポーズになる。
忍がとても緊張しているのか、無言のまま、ゆっくりと自分のローブを脱ぎ始めた。
みんなどの夫も世間の女性達が悲鳴を上げそうな美形揃いだが、忍の美しさはこれまた異界の特有の色気と色彩を外見に保ち、見ているだけで、心も躰も蕩けてしまいそうだ。
たくましい胸の下から、そそり立つ男の象徴が見え隠れしていた。
まず、また深いキスを受ける。
やさしくまとわりつくようなキス。
みな他の男達は、それぞれの手や口を使っていろんなところを愛撫し続ける。
ああ、躰全身が忍の愛撫を喜んで受け入れている。
久しぶりなのだ。
彼から、こんなに触られるの……。
「ああ、カナ、大好きだよ……」
彼のキスが止まらない。
なんだか、自分もものすごい感じてしまう。
そして、その燃え盛る情熱をカナの敏感な花の蕾に注ぎはじめる。
何度も何度もイカされ、もう無理と思った瞬間、彼の高まりがぐっとあそこにあてられる。
膝の裏をぐっとフェリスとケヴィンにもたれ、しかも胸はたぶん、ヴァンと思われるごつい手が優しく包み込む。
「カナ。いくよ……ごめん、ぼくが君を最初にもらうね……」
「ああ、はあぁあ、しのぶ……きて……」
自分の愛蜜が溢れているところに、忍の熱棒が当てられる。
何回はゆっくりとその入り口の形状を確かめるように、外側を擦り始める。
「はあぁ……ああああ……」カナの口から甘い吐息が漏れだすと、男達もそれに煽られ、みな切なそうな表情を浮かべて、ベットの上でしなる愛しい女を見つめる。
両手の男たちの手がぎゅっと握られる。
「ああ、でも、俺でいいのか? 本当に……」
目を潤ませて、忍がわたしを見つめる。
「うん……」
もう、時は訪れた。
忍は自分に課せられた使命をするだけなのだ。
だが、もう彼の馳せる思いは何度も彼女のヴァギナの上を行ったり来たりしている。
迷える子羊のようだ。しかも、彼の体は小刻みに震えている。
他の三人の男たちが、忍を叱る。
彼の戸惑いを感じたようだ。
「おい、忍」
「忍殿……」
「忍、お前……いい加減に腹を決めろ……」
だが、彼の愛しの人が可愛らしくいやらしい肢体を拗らせて、自分に懇願したことによって、彼が目覚めたようだった。
「忍……挿れて……」
その言葉に忍はハッとする。
「カナ。君が望むなら……何でもするよ。でも、こんな嬉しい事が君の願いだなんて……にわかに信じがたい……」
「忍、お願い……」
カナの懇願が忍の心に刺さる。
「カナ。今……告白するね。ご両親のお葬式であった時から、君に恋していた……愛している。ありがとう……ぼくに色彩が溢れる世界をくれて……」
忍はその自分の昂まりをカナのすでに愛液溢れている膣にゆっくりと侵入させていく。
ああっと躰全体がしなる。
完全なる異物の侵入に体が悲鳴をあげた。
それは快楽の刺激と痛みが両方襲ってくるような感覚だった。
しばらくすると、全ての毛が逆立つような刺激がすべての肌に伝わる。
指とは全然違う存在感だ。
同時に、忍が前かがみとなり、浅い挿入ではあるが、それを繰り返す。
まだ痛くは全くないが、彼のものが何かの壁に当たっているのは感じられた。
でも、それよりも、その存在感が作り出す快感が躰を支配し、カナの全身がもっと刺激を求めてしまう。
彼の抽送が躰の中心を揺さぶられるくらいの快感を生み出している。
「ああ、忍。いい……ああ、もっとわたしを奪って……」
これからの来るであろう痛さに不安はあるものの、心からの気持ちを正直に話す。
やさしくフェリスの手がわたしの腹部を触る
フェリスが何をしようとするかわかって、その手を抑える。
「フェ、フェリス……だめ……いいの。痛いのを感じたい。最初だけそれを感じたいの」
「カナ……ほ、ほんとう?」
「う、、うん……ああああ、っ」
思わず言ってしまった自分の言葉に驚くが、同時に、忍が、「くっ」と息を止めるかのような声を漏らしながら、その昂まりをグイッと最後まで挿入させた。
「カナーーーーーーっ!!!」
何かが、裂き切れる感覚が起こる。
それでも、忍は挿入を推し進める。
ぐいぐいと侵入してくるその男根をカナが全身で受け止めた。
ああああああああっ……いたっい!!!
ゔっっと低い男の唸り声は空気を切り裂く。
お腹にかなりの異物感を感じるが、繋がっている感じが半端なくする。
「カナ……僕のが……全部入ったよ」
そう言いながら、忍は上気した顔させながらカナを見つめる。
その顔をうっとりと上気した顔をみせ、最高に色っぽい。
カナは自分の股を覗いてみた。すっぽりと忍のものが入った。
!!!入っている!!!
「は、入った!!!」
呆然としてるカナが声を発する。
「「「「入った!!!」」」」
四人が声をそろえて、言うから笑ってしまう。
「なんだか、じんじんする……ひりひりもするし……それに、今、思った……これって(この私たちの状態だが)お産する人みたい」
四人の男たち、しかも、一人は動いていないが挿入中、がお互いに目を見合わす。
「カ、カナ、笑わすなよ……こんな時に」(ヴァン)
「さすがカナ。もう子作り宣言ですか?」(ケヴィン)
「ああ、もう俺も挿れたい」(フェリス)
「カナ……僕を忘れている? これはまだ始まりだよ。おバカさんだね。でも、これからはアレがいるよ。フェリス……」
そういうと、フェリスがお腹をまた触る。
「カナ。絶対に今のお前にはこれがいる。やらせてくれ……」
さっきの切り裂かれる痛みがまだじんじんする。
「う、うん。わかった。お願い……」
そういうと、フェリスの手が物凄い熱くなり、それと同時に下部の痛みが消え失せた。
「じゃーー、カナ、行くよ……もう限界だ……これからは大人の時間だよ」
忍の手がしっかりと腰当てられ、もう動きが取れない。
恥ずかしさと緊張、そして、興奮がわたしを包み込む。
「愛している。今日が夫として、君を最初に愛すよ……」
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