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人との出会い

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人と出会うことは魂の成長する機会だと言える。日本では「類は友を呼ぶ」と表現するのが一般的である。
今まで居心地の良かったグループがなんとなく苦手になったり嫌気が差したりすることがある。
この場合、そのグループから離れる、縁を切る、無理してでも付き合うなどの選択肢がある。
私は基本的にあちらから縁を切られない限りは当たり障りのない範囲で付き合う。
人間とは変化する生き物だからだ。
少々、話は脱線するが人間には気付きや悟りがある。
成長するに従ってあの大人の言うことはこういう意味だったのかといつか気付く。
そうして人間は成長していく。
停滞するだけの人間などいない。
また、自分が嫌っていた人の意外な一面なども機会があれば知ることが出来る。
そのため人間というものはそんなに簡単にご縁を切るべきではないと私は思う。
学生時代は皆、とにかく得になるような人間関係を選びたがるが子供の性格はかなり変わりやすい。
いじめや部活、恋愛、受験などで確実に変わっていく。
自分で自分を助けなければ誰も助けてくれないと言う場面に遭遇することもある。
ならば人と人は何のために存在するのだろうか。
まず前提として人というのは不完全なものである。従ってひとりで生きて行くと言うのは困難である。
これほど社会が組み上がっている現代ではつい忘れられるが、私たちは運命共同体なのだ。
歴史を振り返ると人々は様々な姿で生きている。
その中で一番難しかったのは統治であると思う。
律令制度において律と令で人々はおさめられていた。しかし、役人の横行は続いた。
搾取する側と搾取される側。
我々の人生はそのようなパワーバランスで出来ているのだろうか。
否、我々の世界には少ないながらもウィン・ウィンの関係が成り立つ。
そしてまた、人としてどうしても許されない事をした人とは縁が切れるだろう。
人は我が身を映す鏡である。
そして今日も私たちは鏡の中の自分に声を掛ける。
「おはようございます」と。
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