30 / 52
第30話 オッサン齢53歳にして無双する。
しおりを挟む
21階に降りた。
今まで同じような古戦場跡のようなダンジョンが続く。
「アンデッド出る階って大体こんな感じなんすよねぇ」
「じゃあ、DUは確定って事か?」
「まぁ、そっすね」
「でも、どうしてダンジョンを探索する事にしたんだ?」
「あー協会に任せておくと遅いんすよ、調査隊なんて偉そうにしてるっすけどレベル1桁とか普通にいるっすからね。
ガンガン探索出来るなら自分で探索者やるんで、協会に飼われてる奴らとか同レベルでも弱い奴多いっすから、ちょっと変わった事あるとすぐビビって準備準備、要員要員ってなるし、あいつら何あっても絶対20階までしか調査しないから二度手間っすし」
「遅いとまずいのか、アンデッドだと」
「あーまずいって程でも無いっちゃ無いんすけど、アンデッドって対策しておけばどうって事ないけど、対策しないと詰むって奴多いんで、個体の把握はしておきたいっすね」
「え、詰むって俺たちは大丈夫なのか?」
「あー俺割とレベル高いんで、それに2人と俺ってパーティ的にバランス良いんで大丈夫じゃ無いっすか?」
こういう時のヘラヘラ笑いは大丈夫が全然全然信用できなくなるな。
「しかし、ちゃんとした考えがあって潜ったんだな。
てっきり俺はあそこで受け付けするの飽きたから、色々理由つけてダンジョン潜りたかっただけかと思ってたよ」
「あー…それも、あったちゃぁ、あったっていうか」
明後日の方向向いて鼻をポリポリ書いてる。
「あー主にそっちがメインだろ」
笹かまの口癖を真似して返事をする。
「ま、そっすね」
笹かまがニカッと笑う。
そんな話をしながら歩いていると、うっすらと光るボロボロのフードを被ったような物体が空中をフヨフヨ浮いていた。
「あーレイスっすね、めっちゃザコっすけど、物理無効っす、ついでに増えるっす」
「増える?」
「物理攻撃すると分裂するっすよ」
「めちゃくちゃ厄介じゃないか」
「その代わり魔法にめっちゃ弱いっす。魔法あったらマジザコっすよ」
「魔法に弱いんだ…千紗、ウォータードロップ入った水鉄砲まだある?」
「あ、はい!ありますよ!」
そう言って水鉄砲を渡してくれる。
それを受け取ってレイスに近づいた。
向こうがこちらに気づいて襲ってくる。
…遅っ!
充分引き付けて、水鉄砲発射!
ちゃんと攻撃として認識してくれたようで、スキルが発動した。
一瞬で倒す。
「ネズミの時は攻撃として認識してくれなくてスキルが発動しなかったけれど、こっちは大丈夫だったよ」
「その辺の線引きが曖昧ですね」
「しかし、魔石小さいな」
「アンデッド皆んなそうっすよ、虫とアンデッドは稼げないっす。
そう考えるとこのダンジョン最悪っすね」
笹かまのヘラヘラ笑いはこういう時は、引っ叩きたくなるな。
22階に降りるまでに遭遇したレイスは全部水鉄砲で処理した。
22階も変わり映えしない風景だ。
「あーこの階はワイトっすね、状態異常色々持ってるので、噛まれるのと引っかかれるの厳禁で、あと物理無効っす」
「物理無効多いな!」
「あー多分すけど、ボスまで物理無効ばっか出てくると思うっすよ、こういう時って同じような特徴ある奴固まるの割とあるあるなんすよ」
「水鉄砲効くかな?」
「いけるんじゃないすか?あれも魔法に弱いっすし」
ワイトに近づいて、水鉄砲で攻撃。
あ、効いた。
そうなると、もうこの階も余裕だな。
水鉄砲無双出来る。
魔石しか出なくて、その魔石も小さいから全然嬉しく無いけど。
23階
「あーウィルオーウィプスっつーか、人魂っすね。
物理と火属性と光属性無効っす。
あ、水は有効っす」
はっはー圧倒的ではないか我が水鉄砲は!
24階
「あーファントムっすね。
光と聖以外無効っす」
無双はあっさり終わった。
「しかし、これだけ物理無効が続くと魔法がないパーティは通り抜けるのも困難じゃないか?」
「そっすねぇ、対アンデッド用のアイテム手配しないと、これはヤバいっすね」
「全部持ってきたって言ってなかったか?」
「ワイトとかレイスは特殊なんで、対策アイテム常備してないんすよ、申請出して取り寄せて貰わないとならないっす」
俺と笹かまは役立たずなので、千紗に頑張って貰ってこの階層を抜ける。
そして、25階。
今までより、暗くなったというか、夜がふけたというか。
まだ視界的には大丈夫だけど、前よりも警戒しながら移動しないと、敵がいても見逃すかもしれない。
「アンデッド出る階は暗くなるほど厄介なのが出るっす。
それで、1回暗くなるとその先は明るくなるって事は無いと思って間違いないっす。
ちょっと予想より暗くなるの早いっすけどね」
その言葉でより一層俺たちは周囲を警戒して進む。
周囲を警戒…笹かまだけは警戒してる感じしないんだよなぁ。
ほど無くしてモンスターを発見する。
大きなひとつ目にコウモリの翼を取り付けたようなモンスターだ。
「あーイビルアイっすね。
光魔法耐性とそれ以外の魔法無効、その代わり物理効くんすけど…」
「空飛んでるな」
「ま、そういう事っす」
「厄介だな」
「弓とか飛び道具あれば良いんだけど」
「あーここは俺は空中機動で叩き落とすんで、トドメよろしくっす」
なるほど、そういう手があったか。
「空中機動ってどうやって覚えるんだ?」
「立体機動と風魔法で生えてくるっすよ」
「立体機動ってどうやって覚えるんだ?」
「軽業と何かしらの移動スキルで生えてくっるすよ」
「軽業ってどうやって覚えるんだ?」
「あー簡単なのは器具使って訓練すね」
「その器具はどうやって揃えるんだ?」
「あーそっか、そうっすね、個人で揃えるにはちょっと高いんでうちの施設に置けるように申請してみるっす」
「よろしく」
「じゃあ、ちょっと引っ叩きますんで、トドメよろしくっす」
そう言うと、相手が気づく前に一気に近づいて、不意打ちで1発イビルアイに警棒を叩き込む。
衝撃でふらふらと落ちてきたやつにドタドタと俺が近づきシールドバッシュを叩き込む。
「ボスも同じ要領なんで、サクッと倒して下降りるっす」
「もの凄い勢いで下に降りてるが、大丈夫なんだろうか?」
「剣崎さんの攻撃力がハンパ無いんで出来る事っすよ、工兵系は相手の動き止めるのは得意っすけど、トドメさすの苦手っすから、あと逢真さんが魔法なんでもいけるんで、浅層や中層の序盤くらいなら軽いっす」
「なるほど、俺のアイテム頼りの歪な戦闘も役に立ってるんだな」
「そうっすよ、ただ、ここから先は相手次第では気合い入れないとならないので、慎重に行くっす」
「了解した」
いよいよ、26階だ!
頼むぞ一攫千金!l
今まで同じような古戦場跡のようなダンジョンが続く。
「アンデッド出る階って大体こんな感じなんすよねぇ」
「じゃあ、DUは確定って事か?」
「まぁ、そっすね」
「でも、どうしてダンジョンを探索する事にしたんだ?」
「あー協会に任せておくと遅いんすよ、調査隊なんて偉そうにしてるっすけどレベル1桁とか普通にいるっすからね。
ガンガン探索出来るなら自分で探索者やるんで、協会に飼われてる奴らとか同レベルでも弱い奴多いっすから、ちょっと変わった事あるとすぐビビって準備準備、要員要員ってなるし、あいつら何あっても絶対20階までしか調査しないから二度手間っすし」
「遅いとまずいのか、アンデッドだと」
「あーまずいって程でも無いっちゃ無いんすけど、アンデッドって対策しておけばどうって事ないけど、対策しないと詰むって奴多いんで、個体の把握はしておきたいっすね」
「え、詰むって俺たちは大丈夫なのか?」
「あー俺割とレベル高いんで、それに2人と俺ってパーティ的にバランス良いんで大丈夫じゃ無いっすか?」
こういう時のヘラヘラ笑いは大丈夫が全然全然信用できなくなるな。
「しかし、ちゃんとした考えがあって潜ったんだな。
てっきり俺はあそこで受け付けするの飽きたから、色々理由つけてダンジョン潜りたかっただけかと思ってたよ」
「あー…それも、あったちゃぁ、あったっていうか」
明後日の方向向いて鼻をポリポリ書いてる。
「あー主にそっちがメインだろ」
笹かまの口癖を真似して返事をする。
「ま、そっすね」
笹かまがニカッと笑う。
そんな話をしながら歩いていると、うっすらと光るボロボロのフードを被ったような物体が空中をフヨフヨ浮いていた。
「あーレイスっすね、めっちゃザコっすけど、物理無効っす、ついでに増えるっす」
「増える?」
「物理攻撃すると分裂するっすよ」
「めちゃくちゃ厄介じゃないか」
「その代わり魔法にめっちゃ弱いっす。魔法あったらマジザコっすよ」
「魔法に弱いんだ…千紗、ウォータードロップ入った水鉄砲まだある?」
「あ、はい!ありますよ!」
そう言って水鉄砲を渡してくれる。
それを受け取ってレイスに近づいた。
向こうがこちらに気づいて襲ってくる。
…遅っ!
充分引き付けて、水鉄砲発射!
ちゃんと攻撃として認識してくれたようで、スキルが発動した。
一瞬で倒す。
「ネズミの時は攻撃として認識してくれなくてスキルが発動しなかったけれど、こっちは大丈夫だったよ」
「その辺の線引きが曖昧ですね」
「しかし、魔石小さいな」
「アンデッド皆んなそうっすよ、虫とアンデッドは稼げないっす。
そう考えるとこのダンジョン最悪っすね」
笹かまのヘラヘラ笑いはこういう時は、引っ叩きたくなるな。
22階に降りるまでに遭遇したレイスは全部水鉄砲で処理した。
22階も変わり映えしない風景だ。
「あーこの階はワイトっすね、状態異常色々持ってるので、噛まれるのと引っかかれるの厳禁で、あと物理無効っす」
「物理無効多いな!」
「あー多分すけど、ボスまで物理無効ばっか出てくると思うっすよ、こういう時って同じような特徴ある奴固まるの割とあるあるなんすよ」
「水鉄砲効くかな?」
「いけるんじゃないすか?あれも魔法に弱いっすし」
ワイトに近づいて、水鉄砲で攻撃。
あ、効いた。
そうなると、もうこの階も余裕だな。
水鉄砲無双出来る。
魔石しか出なくて、その魔石も小さいから全然嬉しく無いけど。
23階
「あーウィルオーウィプスっつーか、人魂っすね。
物理と火属性と光属性無効っす。
あ、水は有効っす」
はっはー圧倒的ではないか我が水鉄砲は!
24階
「あーファントムっすね。
光と聖以外無効っす」
無双はあっさり終わった。
「しかし、これだけ物理無効が続くと魔法がないパーティは通り抜けるのも困難じゃないか?」
「そっすねぇ、対アンデッド用のアイテム手配しないと、これはヤバいっすね」
「全部持ってきたって言ってなかったか?」
「ワイトとかレイスは特殊なんで、対策アイテム常備してないんすよ、申請出して取り寄せて貰わないとならないっす」
俺と笹かまは役立たずなので、千紗に頑張って貰ってこの階層を抜ける。
そして、25階。
今までより、暗くなったというか、夜がふけたというか。
まだ視界的には大丈夫だけど、前よりも警戒しながら移動しないと、敵がいても見逃すかもしれない。
「アンデッド出る階は暗くなるほど厄介なのが出るっす。
それで、1回暗くなるとその先は明るくなるって事は無いと思って間違いないっす。
ちょっと予想より暗くなるの早いっすけどね」
その言葉でより一層俺たちは周囲を警戒して進む。
周囲を警戒…笹かまだけは警戒してる感じしないんだよなぁ。
ほど無くしてモンスターを発見する。
大きなひとつ目にコウモリの翼を取り付けたようなモンスターだ。
「あーイビルアイっすね。
光魔法耐性とそれ以外の魔法無効、その代わり物理効くんすけど…」
「空飛んでるな」
「ま、そういう事っす」
「厄介だな」
「弓とか飛び道具あれば良いんだけど」
「あーここは俺は空中機動で叩き落とすんで、トドメよろしくっす」
なるほど、そういう手があったか。
「空中機動ってどうやって覚えるんだ?」
「立体機動と風魔法で生えてくるっすよ」
「立体機動ってどうやって覚えるんだ?」
「軽業と何かしらの移動スキルで生えてくっるすよ」
「軽業ってどうやって覚えるんだ?」
「あー簡単なのは器具使って訓練すね」
「その器具はどうやって揃えるんだ?」
「あーそっか、そうっすね、個人で揃えるにはちょっと高いんでうちの施設に置けるように申請してみるっす」
「よろしく」
「じゃあ、ちょっと引っ叩きますんで、トドメよろしくっす」
そう言うと、相手が気づく前に一気に近づいて、不意打ちで1発イビルアイに警棒を叩き込む。
衝撃でふらふらと落ちてきたやつにドタドタと俺が近づきシールドバッシュを叩き込む。
「ボスも同じ要領なんで、サクッと倒して下降りるっす」
「もの凄い勢いで下に降りてるが、大丈夫なんだろうか?」
「剣崎さんの攻撃力がハンパ無いんで出来る事っすよ、工兵系は相手の動き止めるのは得意っすけど、トドメさすの苦手っすから、あと逢真さんが魔法なんでもいけるんで、浅層や中層の序盤くらいなら軽いっす」
「なるほど、俺のアイテム頼りの歪な戦闘も役に立ってるんだな」
「そうっすよ、ただ、ここから先は相手次第では気合い入れないとならないので、慎重に行くっす」
「了解した」
いよいよ、26階だ!
頼むぞ一攫千金!l
77
お気に入りに追加
116
あなたにおすすめの小説
『おっさんの元勇者』~Sランクの冒険者はギルドから戦力外通告を言い渡される~
川嶋マサヒロ
ファンタジー
ダンジョン攻略のために作られた冒険者の街、サン・サヴァン。
かつて勇者とも呼ばれたベテラン冒険者のベルナールは、ある日ギルドマスターから戦力外通告を言い渡される。
それはギルド上層部による改革――、方針転換であった。
現役のまま一生を終えようとしていた一人の男は途方にくれる。
引退後の予定は無し。備えて金を貯めていた訳でも無し。
あげく冒険者のヘルプとして、弟子を手伝いスライム退治や、食肉業者の狩りの手伝いなどに精をだしていた。
そして、昔の仲間との再会――。それは新たな戦いへの幕開けだった。
イラストは
ジュエルセイバーFREE 様です。
URL:http://www.jewel-s.jp/
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされ、生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれてしまった、ベテランオッサン冒険者のお話。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?

異世界に召喚されたおっさん、実は最強の癒しキャラでした
鈴木竜一
ファンタジー
健康マニアのサラリーマン宮原優志は行きつけの健康ランドにあるサウナで汗を流している最中、勇者召喚の儀に巻き込まれて異世界へと飛ばされてしまう。飛ばされた先の世界で勇者になるのかと思いきや、スキルなしの上に最底辺のステータスだったという理由で、優志は自身を召喚したポンコツ女性神官リウィルと共に城を追い出されてしまった。
しかし、実はこっそり持っていた《癒しの極意》というスキルが真の力を発揮する時、世界は大きな変革の炎に包まれる……はず。
魔王? ドラゴン? そんなことよりサウナ入ってフルーツ牛乳飲んで健康になろうぜ!
【「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」1巻発売中です! こちらもよろしく!】
※作者の他作品ですが、「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」がこのたび書籍化いたします。発売は3月下旬予定。そちらもよろしくお願いします。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語

ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!
仁徳
ファンタジー
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!

召喚されたら無能力だと追放されたが、俺の力はヘルプ機能とチュートリアルモードだった。世界の全てを事前に予習してイージーモードで活躍します
あけちともあき
ファンタジー
異世界召喚されたコトマエ・マナビ。
異世界パルメディアは、大魔法文明時代。
だが、その時代は崩壊寸前だった。
なのに人類同志は争いをやめず、異世界召喚した特殊能力を持つ人間同士を戦わせて覇を競っている。
マナビは魔力も闘気もゼロということで無能と断じられ、彼を召喚したハーフエルフ巫女のルミイとともに追放される。
追放先は、魔法文明人の娯楽にして公開処刑装置、滅びの塔。
ここで命運尽きるかと思われたが、マナビの能力、ヘルプ機能とチュートリアルシステムが発動する。
世界のすべてを事前に調べ、起こる出来事を予習する。
無理ゲーだって軽々くぐり抜け、デスゲームもヌルゲーに変わる。
化け物だって天変地異だって、事前の予習でサクサククリア。
そして自分を舐めてきた相手を、さんざん煽り倒す。
当座の目的は、ハーフエルフ巫女のルミイを実家に帰すこと。
ディストピアから、ポストアポカリプスへと崩壊していくこの世界で、マナビとルミイのどこか呑気な旅が続く。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる