2 / 3
オオカミちゃん
しおりを挟む
森の中には
狼の群れが暮らしています
その中の一人
小さな女の子の狼は
いつも嘘をついていました
森にオバケが出たよ!
大嵐が来るよ!
沼の底に凄い宝物が沈んでいるよ!
ウサギさんがカメさんを嫌いだって言ってたよ!
色んな嘘をつくので
嘘つきオオカミちゃんと呼ばれていました
何を話しても嘘ばかり
みんなオオカミちゃんを避けるようになりました
村の人も
群れの仲間も
みんなみんな
離れていきました
オオカミちゃんは
ひとりぼっちになりました
つまんないの
みんなみんな
大っ嫌い
オオカミちゃんは
森の中で昼寝したり
村の近くを歩いたり
一人で過ごしていました
毎日毎日
大好きな嘘をつく相手も居ない
ひとりぼっちで
寂しいな
そんな気持ちを言う相手も居ません
それに
誰かに会うと
つい嘘をついてしまうのです
リスさんも
小鳥さんも
ヘビさんも
クマさんも
ウサギさんも
キツネさんも
誰も話をしてくれません
嘘ばかりの話なんて
誰も聞いてくれないのです
つまらないな
さびしいな
今日もオオカミちゃんは
一人で森の中を散歩しています
見慣れた景色を見るだけでも
たくさんの嘘が思い浮かびます
羊飼いさんのところに行こうかな
羊が逃げてるよって叫んだら
きっと飛び出してくるわ
たくさん木の実が落ちてるよって
リスさんたちに言ってみようかな
きっと喜んで集まってくるわ
誰に嘘をつこうかな
それを考えている時間は
少しだけ楽しくて
ちょっとだけ笑顔になるオオカミちゃん
上手に嘘がつけたら
きっとまた群れに入れてもらえる
そう考えて
今日も誰かを探します
今日はとっても良い天気
晴れた空を見上げました
狼の群れが暮らしています
その中の一人
小さな女の子の狼は
いつも嘘をついていました
森にオバケが出たよ!
大嵐が来るよ!
沼の底に凄い宝物が沈んでいるよ!
ウサギさんがカメさんを嫌いだって言ってたよ!
色んな嘘をつくので
嘘つきオオカミちゃんと呼ばれていました
何を話しても嘘ばかり
みんなオオカミちゃんを避けるようになりました
村の人も
群れの仲間も
みんなみんな
離れていきました
オオカミちゃんは
ひとりぼっちになりました
つまんないの
みんなみんな
大っ嫌い
オオカミちゃんは
森の中で昼寝したり
村の近くを歩いたり
一人で過ごしていました
毎日毎日
大好きな嘘をつく相手も居ない
ひとりぼっちで
寂しいな
そんな気持ちを言う相手も居ません
それに
誰かに会うと
つい嘘をついてしまうのです
リスさんも
小鳥さんも
ヘビさんも
クマさんも
ウサギさんも
キツネさんも
誰も話をしてくれません
嘘ばかりの話なんて
誰も聞いてくれないのです
つまらないな
さびしいな
今日もオオカミちゃんは
一人で森の中を散歩しています
見慣れた景色を見るだけでも
たくさんの嘘が思い浮かびます
羊飼いさんのところに行こうかな
羊が逃げてるよって叫んだら
きっと飛び出してくるわ
たくさん木の実が落ちてるよって
リスさんたちに言ってみようかな
きっと喜んで集まってくるわ
誰に嘘をつこうかな
それを考えている時間は
少しだけ楽しくて
ちょっとだけ笑顔になるオオカミちゃん
上手に嘘がつけたら
きっとまた群れに入れてもらえる
そう考えて
今日も誰かを探します
今日はとっても良い天気
晴れた空を見上げました
0
あなたにおすすめの小説
小さな歌姫と大きな騎士さまのねがいごと
石河 翠
児童書・童話
むかしむかしとある国で、戦いに疲れた騎士がいました。政争に敗れた彼は王都を離れ、辺境のとりでを守っています。そこで彼は、心優しい小さな歌姫に出会いました。
歌姫は彼の心を癒し、生きる意味を教えてくれました。彼らはお互いをかけがえのないものとしてみなすようになります。ところがある日、隣の国が攻めこんできたという知らせが届くのです。
大切な歌姫が傷つくことを恐れ、歌姫に急ぎ逃げるように告げる騎士。実は高貴な身分である彼は、ともに逃げることも叶わず、そのまま戦場へ向かいます。一方で、彼のことを諦められない歌姫は騎士の後を追いかけます。しかし、すでに騎士は敵に囲まれ、絶対絶命の危機に陥っていました。
愛するひとを傷つけさせたりはしない。騎士を救うべく、歌姫は命を賭けてある決断を下すのです。戦場に美しい花があふれたそのとき、騎士が目にしたものとは……。
恋した騎士にすべてを捧げた小さな歌姫と、彼女のことを最後まで待ちつづけた不器用な騎士の物語。
扉絵は、あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
ローズお姉さまのドレス
有沢真尋
児童書・童話
*「第3回きずな児童書大賞」エントリー中です*
最近のルイーゼは少しおかしい。
いつも丈の合わない、ローズお姉さまのドレスを着ている。
話し方もお姉さまそっくり。
わたしと同じ年なのに、ずいぶん年上のように振舞う。
表紙はかんたん表紙メーカーさまで作成
悪女の死んだ国
神々廻
児童書・童話
ある日、民から恨まれていた悪女が死んだ。しかし、悪女がいなくなってからすぐに国は植民地になってしまった。実は悪女は民を1番に考えていた。
悪女は何を思い生きたのか。悪女は後世に何を残したのか.........
2話完結 1/14に2話の内容を増やしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる