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第十一章:GoolGoalとのゴタゴタ

生配信:安藤英知から子猫の皆へ質問させてね(前)

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◇配信準備中:生配信開始まで後少し♪◇

≪一万円:今日はいつもより遅めの開始にゃん≫
≪二千円:YoungNatterヤンナッターで機材の不具合って言ってたにゃん≫
≪五千円:安藤にした代です、まだ間に合いますか?≫
≪千円:そんなんあったなw≫
≪五万円:機材の修理代の足しにして下さい≫
≪五百円:明日朝練なので起きてから見返します≫
≪五万円:お休み!≫
≪三千円:もう二十三時だもんね≫

『大変お待たせ致しました。
 ちょっとごねごねしておりました。
 今日のお相手は安藤家あんどうけ三男、英知えいじが務めさせて頂きます』

≪三千円:よっ、待ってました!≫
≪五百円:大丈夫です≫
≪三万円:ごねごねって何です?w≫
≪二万円:さぁ何でも質問して下さいよぉーーー!≫
≪千円:私の胸もごねごねして下さい><≫

『それではお言葉に甘えまして、子猫ちゃん達に質問しますね。
 安藤家のグッズとして開発中の抱き枕なんですけど、
 それなりに形になっておりまして』

≪三万円:全部買います!≫
≪五万円:開発段階の試作品の方が値打ち上がりそうなので今すぐ下さい≫
≪三千円:わたしもほしいです≫
≪一万円:楽しみ過ぎて眠れません!≫
≪五百円:とりあえず抱き枕自体は用意しました≫

『どういう形で子猫ちゃん達へお届けするかを考えている最中でして。
 同人誌即売会のように、
 子猫ちゃん達が集まれる催しをしたいなと思ってるんですが、
 皆さん来てくれますか?』

≪五万円:行くます≫
≪五万円:行くに決まってんだよなぁ≫
≪五万円:もう向かってるよ??≫
≪五万円:開催費の足しにして下さい≫
≪五万円:後援費用の受け付けはどちらですか?≫

『嬉しい! 皆優しいから大好きだよ。
 でね、抱き枕だけじゃ催しにならないじゃんか。
 だからぬいぐるみとかハンカチとかバスタオルとか、
 イラストレーターさんに描いてもらってるんだよね』

≪二千円:バスタオルなんて恐れ多くて身体拭けないよ?≫
≪一万円:バスタオルを入れる額も一緒に売ってくれないと≫
≪五百円:ハンカチ絶対欲しい≫
≪一万円:ショタきゅんが私の汗を舐め取ってくれる??≫
≪五万円:あっあっあっあっあっ≫

『でね、VividColorsヴィヴィッドカラーズだけがグッズ開発してても、
 ちょっと面白味に欠けるんじゃないかなぁって思うんですよね』

≪三万円:面白味とは≫
≪一万円:展開が読めないにゃん≫
≪五万円:にゃんだにゃんだ?≫
≪五千円:つまり?≫
≪千円:従いまして?≫

『子猫ちゃん達が俺に隠れて薄い本描いてんの、
 知ってるんですよねぇ』

≪五万円:えっ≫
≪一万円:冷や汗が止まらない≫
≪五百円:おい誰だよご本人に伝えたの!?≫
≪五千円:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい≫
≪二万円:だって英知君が新しい世界を見せてくれたから!!≫
≪三千円:安藤家も悪いんだよ??≫
≪千円:責任取って結婚するべき!!≫

『うん? 違う違う責めてないですよ。
 安藤家の主催する催しものに、
 皆さんが描いた薄い本を出す場所をご用意しようかなと』

≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫
≪五万円≫

『え、あ、はい。
 これは皆が喜んでくれてるって事で良いのかな?
 もちろん何を描いても良いって事は言えないけど、
 公序良俗に反せず個人間で楽しめるもの、
 っていう内容に限らせてもらおうと思ってます。
 詳しい事は規約を定めて明記する予定です』

≪三千円:え、ヤバいんががが≫
≪安藤家一生ついてく≫
≪場所代を支払う形になるのかな≫
≪千円:参加費かな≫
≪五千円:子猫ちゃん達で集まるの楽しみ過ぎる≫

『運営方法や開催場所なんかは、
 現在調整中ですので続報をお待ち下さいね。
 あと薄い本だけじゃなくて、
 色々とグッズを作ってもらうのも面白いんじゃないかなって』

≪私達がグッズを作る??≫
≪一万円:了解です≫
≪三万円:例えば何だろ≫
≪ドット絵のお面、とか?≫
≪五千円:なるほど≫
≪壁一面いっぱいに貼れるポスターとか?≫


『あんまり俺から言っちゃうと催促してるみたいになるけど、
 トランプとかうちわとかTシャツとかエプロンとか
 イヤリングに財布に定期入れに持ち帰り用の紙袋とか
 スマホケースとかステッカーとかフィギュアとか
 靴下とかブラジャーとかパンツとか』

◇配信準備中:生配信開始まで後少し♪◇
◇不適切な発言があった事をお詫び申し上げます◇
◇もうしばらくお待ち下さい◇

『……はい。ちょっと怒られました。
 あまりこっちから言い過ぎちゃうと
 子猫ちゃん達の発想を狭めてしまいますよね』

≪一万円:違う違う≫
≪五千円:そうじゃないw≫
≪三万円:自由な発想で色んな肌着を作ります≫
≪裏地にこだわります≫
≪汚れに強い生地を探さないと≫
≪安藤家の日めくりカレンダーとか良いかも≫

『グッズを転売して儲けようって人が出て来るかもなので
 その対策で子猫ちゃん達に協力してもらう事になると思います。
 欲しい人に行き渡る仕組みを作ろうと思いますので、
 ご周知願いますね』

≪五千円:把握≫
≪愛のない業者には無慈悲な鉄槌を≫
≪三千円:訓練された強い子猫は負けないのにゃん≫
≪作って良いと言われると幅が広すぎて何から手を付ければ良いか……≫
≪五百円:作るのは出来そうにないから買って応援する≫
≪一万円:優しい世界≫

『催し以外にも色々考えている事があるので、
 またある程度企画がまとまったら生配信とかで
 事前にお知らせして行きたいと思います』

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