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第六章:続、Vtunerデビューの準備
三ノ宮家にとって大事な話
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昼食と同じように、伊吹は新しく来た智枝を含め、藍子と燈子、美哉と橘香、そして美子と京香の合計八人で夕食を摂った。
主従が共に食事を摂る事に対して、智枝は何も言わず食卓に着いた。
そしてその夜。伊吹が寝室として借りている配信部屋で、伊吹と美哉と橘香の三人で言い争いが繰り広げられていた。
「何でダメなの!?」
「第一夫人より先に妊娠する訳にはいかない」
「だからまだダメ」
伊吹は精液を採取されてから、美哉と橘香とは挿れていないというだけで、すで身体の関係になったと思っている。
ここまで来たのだから、挿れさせてほしいと思うのが男心というものだ。
「美哉と橘香の事、心から愛してるのに……」
伊吹はようやく自分の気持ちを二人へと伝える事が出来た。が、伊吹は全裸に剥かれ、美哉と橘香によって組み伏せられている。
「私もいっちゃんの事を愛してる」
「愛してるからこそ、順番を守らないとダメ」
「早く第一夫人と第二夫人を決めて」
「早く第一夫人と第二夫人を孕ませて」
「あ゛あ゛っ…………」
その翌朝、伊吹は夜に二回分を精液採取器に精液を採られ、さらに朝に追加で二回分の精液が美哉と橘香によって採取された。
美哉と橘香にシャワールームへ連れられた後、身支度を整えられて配信部屋へと戻る。
「「「おはようございます」」」
美子と京香が朝食を用意しており、智枝を含め六人で食事をする。昨晩、藍子と燈子は自分達のマンションへ帰宅しており、まだ事務所へ顔を出していない。
(あーちゃんととこちゃんは毎朝警察の警備を抜けてこのビルに来るんだよな。そう言えば河本さん達四人もか。
警察は良いとしても、宮坂警備保障の警備代っていくらくらい掛かるんだろうか。
ビルの入り口も改造したって言ってたし、防犯カメラも追加して、各フロアに警備員が常駐してるんだよな……)
伊吹は夜に二回、朝に二回も搾り取られた事により、あまり気にしていなかった事まで考えられるようになった。
本来であれば三ノ宮家として警備代を払うべきなのではないか。
朝食を終え、下膳しようとしている美子と京香に声を掛けて、伊吹が聞きたい事があると口を開く。
すると、その前に私達の話を聞いてほしい、と美子が切り出した。
三ノ宮家としても大事な話なので智枝にも良く聞いておいてほしいと断った上で、美子が伊吹へと向き直る。
「伊吹様のお気持ちは大変嬉しく思います。私達の娘らを愛して下さっている事は随分と幼い頃から伝わっておりました。
しかし、愛だけでは何とも出来ない事もあります。まずは伊吹様のご結婚相手を決めなければなりません」
(またその話か。さては美哉と橘香、逐一二人に報告してるな?)
自分の性事情を母親代わりともいえる美子と京香に知られていると気付き、伊吹は赤くなった顔を伏せる。
「娘達と結ばれるのは、どうかそれまで我慢して頂きたく思います。
もし万が一、どうしても性行為をなさりたいと仰るのであれば、大変心苦しい提案ではございますが、私達の身体をお使い頂ければと……」
(今何つった!?)
主従が共に食事を摂る事に対して、智枝は何も言わず食卓に着いた。
そしてその夜。伊吹が寝室として借りている配信部屋で、伊吹と美哉と橘香の三人で言い争いが繰り広げられていた。
「何でダメなの!?」
「第一夫人より先に妊娠する訳にはいかない」
「だからまだダメ」
伊吹は精液を採取されてから、美哉と橘香とは挿れていないというだけで、すで身体の関係になったと思っている。
ここまで来たのだから、挿れさせてほしいと思うのが男心というものだ。
「美哉と橘香の事、心から愛してるのに……」
伊吹はようやく自分の気持ちを二人へと伝える事が出来た。が、伊吹は全裸に剥かれ、美哉と橘香によって組み伏せられている。
「私もいっちゃんの事を愛してる」
「愛してるからこそ、順番を守らないとダメ」
「早く第一夫人と第二夫人を決めて」
「早く第一夫人と第二夫人を孕ませて」
「あ゛あ゛っ…………」
その翌朝、伊吹は夜に二回分を精液採取器に精液を採られ、さらに朝に追加で二回分の精液が美哉と橘香によって採取された。
美哉と橘香にシャワールームへ連れられた後、身支度を整えられて配信部屋へと戻る。
「「「おはようございます」」」
美子と京香が朝食を用意しており、智枝を含め六人で食事をする。昨晩、藍子と燈子は自分達のマンションへ帰宅しており、まだ事務所へ顔を出していない。
(あーちゃんととこちゃんは毎朝警察の警備を抜けてこのビルに来るんだよな。そう言えば河本さん達四人もか。
警察は良いとしても、宮坂警備保障の警備代っていくらくらい掛かるんだろうか。
ビルの入り口も改造したって言ってたし、防犯カメラも追加して、各フロアに警備員が常駐してるんだよな……)
伊吹は夜に二回、朝に二回も搾り取られた事により、あまり気にしていなかった事まで考えられるようになった。
本来であれば三ノ宮家として警備代を払うべきなのではないか。
朝食を終え、下膳しようとしている美子と京香に声を掛けて、伊吹が聞きたい事があると口を開く。
すると、その前に私達の話を聞いてほしい、と美子が切り出した。
三ノ宮家としても大事な話なので智枝にも良く聞いておいてほしいと断った上で、美子が伊吹へと向き直る。
「伊吹様のお気持ちは大変嬉しく思います。私達の娘らを愛して下さっている事は随分と幼い頃から伝わっておりました。
しかし、愛だけでは何とも出来ない事もあります。まずは伊吹様のご結婚相手を決めなければなりません」
(またその話か。さては美哉と橘香、逐一二人に報告してるな?)
自分の性事情を母親代わりともいえる美子と京香に知られていると気付き、伊吹は赤くなった顔を伏せる。
「娘達と結ばれるのは、どうかそれまで我慢して頂きたく思います。
もし万が一、どうしても性行為をなさりたいと仰るのであれば、大変心苦しい提案ではございますが、私達の身体をお使い頂ければと……」
(今何つった!?)
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