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第四章
81.シンラが望む愛情とは、交合だけ?
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「恐怖で失神した土人形を夜の守護神は家に連れ帰り、面倒を見るのか。お互い中々心を開けないっていう設定がもどかしいくていいな。二人の距離は徐々に近づいていって、やがて聖婚。でも夜しか無いクルヌギアで土人形の精神はどんどん壊れていきやがて発狂。夜の守護神は泣く泣く土人形をキ国に返してあげるけれど、土人形はまたクルヌギアに呼ばれることを恐れてキ国からも失踪。夜の守護神は世界中を探し回るが断念。夜の守護神と土人形を引き合わせる儀式はキ国に初代添い寝役がいないことを証明するために二回目からは、キ国で行われるようになった」
「ふうん」
最初、誰が出しているのか分からなかった。
こんな冷たい声。
「これ、史実を元にした先生と誰かの物語か」
スエンがひた隠しにする過去の痕跡が、悪意ある贈り主によって突きつけられた。
「シンラ?」
スエンの声で呼び戻される。
「先生。オレって先生にとって偽装でもちゃんとした聖婚相手?つまり、その、オレに対して愛情ってもんはちゃんとある?」
「あるに決まっているじゃないですか」
「でも、してくれない」
「シンラが望む愛情とは、交合だけ?」
「オレを好き者みたいに言わないでよ」
「私は過去から学んだのです。土人形を愛するにはどうしたらいいのか」
「その過去を先生は詳しく話してくれないじゃないか」
スエンの手が森羅の下腹を弄ってきた。
偽装聖婚のとき以来、頼んだって触ってくれなかったそこを掴んでくる。
「ずるい。すっきりさせて、さっさと寝返しつけちゃおうって?」
行為を受けながら愚痴ると、横向きに寝ていた森羅をスエンが寝台に縫い止めた。そして、森羅の上に跨って荒々しく夜着を脱ぐ。
耳横に両手を付いたスエンは黙って森羅に口づけしてきた。
すぐに舌が入り込んでくる。
それはマナー違反だと言っていたくせに、自ら破ってくる。
口腔を舌で愛撫し、片手が森羅の腹の上を弄り始める。
乳首を急に抓られた。
口の中で喘ぐと舌が引く抜かれ、もう一方の乳首を吸い上げられる。
腰が浮く。
延々と責めが続いたかと思うと、足首を掴まれ脚を広げられた。
すぼまりにスエンの雄の先端が押し付けられる。
「んあっ……」
「これで、勘弁してください」
少し情けない顔で笑って、スエンが今度は森羅の雄をしごきはじめた。
あっという間にいかされる。
はあはあと息を弾ませながら、スエンを眺める。
神々は自慰ではなかなかいけない。だから、スエンは雄の雰囲気をまとったままだ。
「ふうん」
最初、誰が出しているのか分からなかった。
こんな冷たい声。
「これ、史実を元にした先生と誰かの物語か」
スエンがひた隠しにする過去の痕跡が、悪意ある贈り主によって突きつけられた。
「シンラ?」
スエンの声で呼び戻される。
「先生。オレって先生にとって偽装でもちゃんとした聖婚相手?つまり、その、オレに対して愛情ってもんはちゃんとある?」
「あるに決まっているじゃないですか」
「でも、してくれない」
「シンラが望む愛情とは、交合だけ?」
「オレを好き者みたいに言わないでよ」
「私は過去から学んだのです。土人形を愛するにはどうしたらいいのか」
「その過去を先生は詳しく話してくれないじゃないか」
スエンの手が森羅の下腹を弄ってきた。
偽装聖婚のとき以来、頼んだって触ってくれなかったそこを掴んでくる。
「ずるい。すっきりさせて、さっさと寝返しつけちゃおうって?」
行為を受けながら愚痴ると、横向きに寝ていた森羅をスエンが寝台に縫い止めた。そして、森羅の上に跨って荒々しく夜着を脱ぐ。
耳横に両手を付いたスエンは黙って森羅に口づけしてきた。
すぐに舌が入り込んでくる。
それはマナー違反だと言っていたくせに、自ら破ってくる。
口腔を舌で愛撫し、片手が森羅の腹の上を弄り始める。
乳首を急に抓られた。
口の中で喘ぐと舌が引く抜かれ、もう一方の乳首を吸い上げられる。
腰が浮く。
延々と責めが続いたかと思うと、足首を掴まれ脚を広げられた。
すぼまりにスエンの雄の先端が押し付けられる。
「んあっ……」
「これで、勘弁してください」
少し情けない顔で笑って、スエンが今度は森羅の雄をしごきはじめた。
あっという間にいかされる。
はあはあと息を弾ませながら、スエンを眺める。
神々は自慰ではなかなかいけない。だから、スエンは雄の雰囲気をまとったままだ。
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