17 / 399
恋は狂気
家に着いたら…!!
しおりを挟む「お姉ちゃん、お帰りなさ~い!
千鶴さんが来てるわよ!
本当にイイ男ねぇ」
なんと……、屋上でくたばったはずの千鶴が、妹の凪と仲良くコタツで寛いでいるではないか。
「な、な、何で……!」
私は膝をガクガクと震わせながら千鶴を指さした。
「何でって……、
もうお姉ちゃんたら。
千鶴さんに失礼でしょ~?」
凪はイイ男を前にして、
ブリッコモードに入っていた。
ていうか、失礼なのはその男だよ!!
「フッ……いいんですよ凪さん。
澪が僕と少しの時間も離れたくないと言うから、こうしてわざわざデートの後も逢瀬を重ねてるんです。
あまりの嬉しさに照れ隠しをしているんですよ」
千鶴はサラサラの黒髪を優雅にかき上げながら、キザったらしい台詞を並べた。
「ま、千鶴さんたらマジで紳士!
お姉ちゃんうらやま~」
ーーブチッ!
私の中で何か大事なモノが切れる音がした。
「貴様ぁぁあ!よくノコノコ家に入ってこれたなぁ!
この変態がぁーッ!!」
私はコタツをテーブルごと持ち上げて暴れた。
そして、それを千鶴めがけて豪快にブン投げた。
くたばれ変態が!!
0
お気に入りに追加
269
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる