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1回目:全身オイルマッサージ(前編)
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※♡喘ぎ注意
「やっと終わった……」
書類を保存してバックアップもとってからパソコンをシャットダウンする。長時間ご苦労様と労わるようにパソコンを撫でると、長時間つけていたことで熱くなっていた。
オフィスには誰も残っておらず、彼は小さく息を吐いて腕を天に上げぐんと背伸びをして肩を回す。長時間のデスクワークですっかり肩が凝ってしまったらしい。
時間を見ると二十一時前。十九時頃に軽く食べたから腹は減っていない。帰るか、と椅子から立ち上がり、会社を後にした。
電車までの通り道、煌びやかな輝きを放つネオンを眺めながら歩いていると、ふとひとつの看板が視界に入った。彼はそこで足を止め、看板の示す道を歩き出す。マッサージ店のようだったので、この肩や腰のコリを解せるんじゃないかと考え足を運んだのだ。
ついた先はマッサージ店としては新しいのか、明るい光を放つ入り口に向かうと受付の人がぱっと明るい表情を浮かべて、
「いらっしゃいませ!」
と元気に言った。
「あの、初めてなんですが……」
「当店をお選びいただきありがとうございます。あちらの部屋で簡単な説明を施術者より行います。ご案内致しますので、こちらへどうぞ」
そう言って受付カウンターから出て青年を奥の部屋へ案内する。青年はそのままついていき、部屋の中に入ると、ひとりの筋肉質な男性が青年を迎えた。青年に気付くと彼はソファから立ち上がり、朗らかな笑みを浮かべて挨拶をした。
「いらっしゃいませ、初めてのお客様ですね」
「あ、はい……」
「どうぞこちらへお座りください」
ソファへ座ることを促され、青年はソファに座る。すると、さっきの受付の男性がお茶を出してくれた。
「リラックス効果のあるお茶です。あと、宜しければアロマを焚かせていただきたいのですが……」
「アロマ、ですか?」
「見たところ、かなりお疲れに見えまして。アロマには気分をスッキリさせるものもありますので、良ければ」
「あ、じゃあお願いします……」
かしこまりました、と受付の男性がアロマを焚く。彼は「それでは」と頭を下げて部屋から出て行き、残された青年はお茶に手を伸ばして一口飲む。思ったよりも飲みやすいお茶だった。
「それでは、簡単に説明させていただきますね。……と、その前に……、こちらにご記入をお願いします」
「これは?」
「アンケートみたいなものです。軽い気持ちでどうぞ」
ふうん、と呟いて青年は名前を書く。そして、どこが凝っているのか、マッサージの経験はあるのかを記入して、施術者へ戻す。
「鈴木裕也さまですね。マッサージ店は当店が初めてと。時間はどうなさいますか?」
「えっと、どれくらいが一般的ですかね?」
「初めてのお客様は一時間が主ですね。ですが……その、受付の者も言っていましたがかなりお疲れのようなので、良ければ二時間、受けてみませんか? 初めてのお客様なので、料金はサービスしますよ」
「ええと……じゃあ、お願いしようかな……」
確かに疲れているのは事実だ。今週はほぼ残業ばかりで、終電で帰ることがほぼだった。まだ終電までには時間があるし、もしもアレなら歩いて帰っても良いかもしれない。だって明日は休みなのだから。そう考えて青年――裕也はマッサージを二時間受けることにした。
「特に凝っているのは肩と腰ですね。仕事はデスクワークでしょうか?」
「はい……」
「では、最初は全身マッサージにしましょうか。もしも次回、来てくださるならその時は特に凝っているところをマッサージしましょう」
アロマとリラックス出来るお茶の効果か、裕也はぼんやりした思考でうなずいた。
「それでは、オイルマッサージを始めましょう」
すくっと施術者が立ち上がり、裕也も立ち上がる。部屋を出て、違う部屋に入るとそこはもうアロマが焚かれていて良い匂いが広がっていた。個室らしく、部屋の隅に着替えるスペースがあった。
「あちらに着替えを用意しております。身につけてからベッドに寝転んでください」
「わかりました」
裕也は用意されていたスペースで服をハンガーに吊るして、下着を脱ぎ代わりに用意された物を身につけた。裕也がいつも穿いている物よりもサイズが小さいみたいで、半分くらい尻が出てしまった。なんとかペニスは隠れているくらいのサイズで、羞恥心を感じつつもなぜか用意されていた上の下着もあり、それを身につける。乳首が隠れるくらいの小ささで、後ろで紐を結ぶのが中々難しかった。
用意が終わり、ベッドへとうつ伏せで寝転んで施術者を呼ぶ。
「用意出来ました……」
「はい。それでは、失礼しますね」
施術者はオイルを取り出すとそれを手にたっぷりと取り、手で温めて足首から太ももへと塗り、下から上へと揉んでいく。一通り揉んで、ぐっと下からリンパを流すように上へと手のひらで押し流す。
「痛みはございますか?」
「いいえ、気持ちいいです」
「それは良かったです。当店オリジナルブレンドのオイルは滑りを良くするだけではなく、肌にも良いと好評なんですよ」
へぇ、と呟く裕也に、今度は反対側の足を揉んでいく。足首、ふくらはぎ、太ももへと丁寧に揉んでいく。同じように下から上へと手のひらでリンパを押し流し、今度は背中へとオイルを塗った。全体に塗って、腰を押すとぴくりと裕也の身体が動いた。
「くすぐったいですか?」
「そうですね、もうちょっと強くしてください」
「かしこまりました」
「ああ~……そこ、きもちいいです……」
思っていた以上に裕也の腰は凝っていたらしく、少し痛いくらいの刺激が心地よかった。背中をマッサージしていた施術者の手が肩へと伸びる。温めるように優しくマッサージされて、心地よさそうな声を上げる裕也に、施術者が囁く。
「お尻もマッサージしますね」
「え……?」
「全身コースですので」
オイルをしみ込ませるように、施術者はたっぷりと手のひらに出したオイルを裕也の尻に塗った。尻の弾力を確かめるようにわしっと乱暴に掴まれて、ぐにぐにと尻を揉まれる。裕也は「やめっ……」と声を出したが、施術者はぐぐっと尻の割れ目を大きく開いた。
内側に指が入り込んで親指がアナルに触れる。ぴくんと裕也の腰が跳ねた。
「ほら、お尻を高く上げて」
「ァッ!」
腰に手を回して尻を高く上げた体制にすると、施術者はくすりと笑う。紙でできた下着を破られて、下半身を隠すものが何もなく、ひくつくアナルも、半勃ちしているペニスも施術者に見られて、裕也は目をぎゅっと瞑った。すりすりとアナルを撫でられ、つつ、と睾丸を二本の指で擦られる。
「ぁ……んッ……!」
「気持ちいいですか?」
「きもち、いいです……」
裕也のとろけるような声に、施術者はさらにアナルを指の腹で撫で、ぐにっと大きく尻を広げた。アナルも一緒に広がり、息を吹きかける施術者に裕也の尻が逃げるように動いた。
「ここもマッサージしてよろしいですか?」
裕也は施術者の言葉を聞いて、ゆっくり躰を起こして施術者へ振り返る。とろりと蕩けた瞳を見て、施術者はごくりと喉を鳴らして言葉を待った。すると、裕也はねだるように尻を振った。
「いっぱい、マッサージしてください……♡」
「はい、全身で気持ち良くなりましょうね」
つぷり、と中指がアナルに入っていく。どうやら催淫効果が出て来たらしい。だが、それだけではこんなにスムーズに入ってはいかないだろう。ふっと息を吐いて前立腺を探るように指を動かし、クルミ大のしこりを見つけてソコを指の腹で撫でると、裕也の躰が大きく跳ねた。
「ふぁっ♡♡ あ、こえでちゃ……!」
「出して良いんですよ。大きな声を出したほうが、気持ちいいでしょう?」
「ァァああっ♡♡♡」
前立腺に触れて、施術者は確信を抱いた。――どうやらアナルを弄るのが初めてではない、と。催淫効果のあるオイルを使っているが、それだけでここまで前立腺で快感を拾うわけがない。日常的に触っているからこそ、快感を拾うのだ。
「裕也さん、ここ弄るの好きでしょう?」
「あっ、好きッ♡ すきです♡♡♡」
「やっぱり。普段から弄っているでしょう。エッチですね」
「ごめ、ごめんなさい♡♡♡♡ あ、ダメ、イく、イくぅぅぅううう♡♡♡♡♡」
施術者は指をもう一本挿れて、前立腺を責め立てる。二本の指で前立腺を捏ね繰り回された裕也は、甲高い声を上げてペニスから精液を吐き出した。そして、はぁーはぁー♡♡ と甘い息を吐いて、きゅうっと指を締め付ける。
「なるほど……」
ぽつりとそう呟いて、施術者はにこりと微笑む。指を一気に抜いて、誘うようにくぱくぱとひくつくアナルを見て、ベッドの下に置いてあるカゴからアナルプラグを取り出すと裕也に見せた。持つところにキラキラのストーンがはめ込まれているプラグで、そこそこに大きいものだ。
「これを挿れてあげますね」
たっぷりとオイルを塗ってアナルプラグの先端をあてがい、ぐっと裕也のアナルに押し挿れた。
「ふぁぁああっ♡♡♡」
「とてもお似合いですよ。裕也さんのアナルに、輝くストーンが」
「ァッん♡♡」
「それではマッサージの続きをしましょうか、仰向けになって……そう、私に寄りかかってください」
躰を動かすたびに裕也のナカを刺激されて裕也はまたイきそうになった。それをぎゅっと施術者の手がペニスの根元を握りせき止める。
「あっ、やぁあん♡♡♡ イかせて、イきたいです♡♡♡♡」
「一回出したんですから、まだ我慢できるでしょう? 出来ないなら、お仕置きですよ」
「ァァあああッ♡♡♡」
ぐりぐり先端を擦られて、呆気なく裕也は白濁の液体を放った。ぴくぴくと動く裕也の躰に、施術者は裕也から手を離した。
「我慢出来なかったんですね。お仕置きが必要だなぁ。……おや、お仕置きを期待しているんですか? 実はMだったりします? 乳首もこんなに勃たせて……」
ピンと乳首を弾くと、裕也のペニスがまた勃ち上がる。それを見て施術者は焦らすように裕也の脇腹を撫でた。
「やっと終わった……」
書類を保存してバックアップもとってからパソコンをシャットダウンする。長時間ご苦労様と労わるようにパソコンを撫でると、長時間つけていたことで熱くなっていた。
オフィスには誰も残っておらず、彼は小さく息を吐いて腕を天に上げぐんと背伸びをして肩を回す。長時間のデスクワークですっかり肩が凝ってしまったらしい。
時間を見ると二十一時前。十九時頃に軽く食べたから腹は減っていない。帰るか、と椅子から立ち上がり、会社を後にした。
電車までの通り道、煌びやかな輝きを放つネオンを眺めながら歩いていると、ふとひとつの看板が視界に入った。彼はそこで足を止め、看板の示す道を歩き出す。マッサージ店のようだったので、この肩や腰のコリを解せるんじゃないかと考え足を運んだのだ。
ついた先はマッサージ店としては新しいのか、明るい光を放つ入り口に向かうと受付の人がぱっと明るい表情を浮かべて、
「いらっしゃいませ!」
と元気に言った。
「あの、初めてなんですが……」
「当店をお選びいただきありがとうございます。あちらの部屋で簡単な説明を施術者より行います。ご案内致しますので、こちらへどうぞ」
そう言って受付カウンターから出て青年を奥の部屋へ案内する。青年はそのままついていき、部屋の中に入ると、ひとりの筋肉質な男性が青年を迎えた。青年に気付くと彼はソファから立ち上がり、朗らかな笑みを浮かべて挨拶をした。
「いらっしゃいませ、初めてのお客様ですね」
「あ、はい……」
「どうぞこちらへお座りください」
ソファへ座ることを促され、青年はソファに座る。すると、さっきの受付の男性がお茶を出してくれた。
「リラックス効果のあるお茶です。あと、宜しければアロマを焚かせていただきたいのですが……」
「アロマ、ですか?」
「見たところ、かなりお疲れに見えまして。アロマには気分をスッキリさせるものもありますので、良ければ」
「あ、じゃあお願いします……」
かしこまりました、と受付の男性がアロマを焚く。彼は「それでは」と頭を下げて部屋から出て行き、残された青年はお茶に手を伸ばして一口飲む。思ったよりも飲みやすいお茶だった。
「それでは、簡単に説明させていただきますね。……と、その前に……、こちらにご記入をお願いします」
「これは?」
「アンケートみたいなものです。軽い気持ちでどうぞ」
ふうん、と呟いて青年は名前を書く。そして、どこが凝っているのか、マッサージの経験はあるのかを記入して、施術者へ戻す。
「鈴木裕也さまですね。マッサージ店は当店が初めてと。時間はどうなさいますか?」
「えっと、どれくらいが一般的ですかね?」
「初めてのお客様は一時間が主ですね。ですが……その、受付の者も言っていましたがかなりお疲れのようなので、良ければ二時間、受けてみませんか? 初めてのお客様なので、料金はサービスしますよ」
「ええと……じゃあ、お願いしようかな……」
確かに疲れているのは事実だ。今週はほぼ残業ばかりで、終電で帰ることがほぼだった。まだ終電までには時間があるし、もしもアレなら歩いて帰っても良いかもしれない。だって明日は休みなのだから。そう考えて青年――裕也はマッサージを二時間受けることにした。
「特に凝っているのは肩と腰ですね。仕事はデスクワークでしょうか?」
「はい……」
「では、最初は全身マッサージにしましょうか。もしも次回、来てくださるならその時は特に凝っているところをマッサージしましょう」
アロマとリラックス出来るお茶の効果か、裕也はぼんやりした思考でうなずいた。
「それでは、オイルマッサージを始めましょう」
すくっと施術者が立ち上がり、裕也も立ち上がる。部屋を出て、違う部屋に入るとそこはもうアロマが焚かれていて良い匂いが広がっていた。個室らしく、部屋の隅に着替えるスペースがあった。
「あちらに着替えを用意しております。身につけてからベッドに寝転んでください」
「わかりました」
裕也は用意されていたスペースで服をハンガーに吊るして、下着を脱ぎ代わりに用意された物を身につけた。裕也がいつも穿いている物よりもサイズが小さいみたいで、半分くらい尻が出てしまった。なんとかペニスは隠れているくらいのサイズで、羞恥心を感じつつもなぜか用意されていた上の下着もあり、それを身につける。乳首が隠れるくらいの小ささで、後ろで紐を結ぶのが中々難しかった。
用意が終わり、ベッドへとうつ伏せで寝転んで施術者を呼ぶ。
「用意出来ました……」
「はい。それでは、失礼しますね」
施術者はオイルを取り出すとそれを手にたっぷりと取り、手で温めて足首から太ももへと塗り、下から上へと揉んでいく。一通り揉んで、ぐっと下からリンパを流すように上へと手のひらで押し流す。
「痛みはございますか?」
「いいえ、気持ちいいです」
「それは良かったです。当店オリジナルブレンドのオイルは滑りを良くするだけではなく、肌にも良いと好評なんですよ」
へぇ、と呟く裕也に、今度は反対側の足を揉んでいく。足首、ふくらはぎ、太ももへと丁寧に揉んでいく。同じように下から上へと手のひらでリンパを押し流し、今度は背中へとオイルを塗った。全体に塗って、腰を押すとぴくりと裕也の身体が動いた。
「くすぐったいですか?」
「そうですね、もうちょっと強くしてください」
「かしこまりました」
「ああ~……そこ、きもちいいです……」
思っていた以上に裕也の腰は凝っていたらしく、少し痛いくらいの刺激が心地よかった。背中をマッサージしていた施術者の手が肩へと伸びる。温めるように優しくマッサージされて、心地よさそうな声を上げる裕也に、施術者が囁く。
「お尻もマッサージしますね」
「え……?」
「全身コースですので」
オイルをしみ込ませるように、施術者はたっぷりと手のひらに出したオイルを裕也の尻に塗った。尻の弾力を確かめるようにわしっと乱暴に掴まれて、ぐにぐにと尻を揉まれる。裕也は「やめっ……」と声を出したが、施術者はぐぐっと尻の割れ目を大きく開いた。
内側に指が入り込んで親指がアナルに触れる。ぴくんと裕也の腰が跳ねた。
「ほら、お尻を高く上げて」
「ァッ!」
腰に手を回して尻を高く上げた体制にすると、施術者はくすりと笑う。紙でできた下着を破られて、下半身を隠すものが何もなく、ひくつくアナルも、半勃ちしているペニスも施術者に見られて、裕也は目をぎゅっと瞑った。すりすりとアナルを撫でられ、つつ、と睾丸を二本の指で擦られる。
「ぁ……んッ……!」
「気持ちいいですか?」
「きもち、いいです……」
裕也のとろけるような声に、施術者はさらにアナルを指の腹で撫で、ぐにっと大きく尻を広げた。アナルも一緒に広がり、息を吹きかける施術者に裕也の尻が逃げるように動いた。
「ここもマッサージしてよろしいですか?」
裕也は施術者の言葉を聞いて、ゆっくり躰を起こして施術者へ振り返る。とろりと蕩けた瞳を見て、施術者はごくりと喉を鳴らして言葉を待った。すると、裕也はねだるように尻を振った。
「いっぱい、マッサージしてください……♡」
「はい、全身で気持ち良くなりましょうね」
つぷり、と中指がアナルに入っていく。どうやら催淫効果が出て来たらしい。だが、それだけではこんなにスムーズに入ってはいかないだろう。ふっと息を吐いて前立腺を探るように指を動かし、クルミ大のしこりを見つけてソコを指の腹で撫でると、裕也の躰が大きく跳ねた。
「ふぁっ♡♡ あ、こえでちゃ……!」
「出して良いんですよ。大きな声を出したほうが、気持ちいいでしょう?」
「ァァああっ♡♡♡」
前立腺に触れて、施術者は確信を抱いた。――どうやらアナルを弄るのが初めてではない、と。催淫効果のあるオイルを使っているが、それだけでここまで前立腺で快感を拾うわけがない。日常的に触っているからこそ、快感を拾うのだ。
「裕也さん、ここ弄るの好きでしょう?」
「あっ、好きッ♡ すきです♡♡♡」
「やっぱり。普段から弄っているでしょう。エッチですね」
「ごめ、ごめんなさい♡♡♡♡ あ、ダメ、イく、イくぅぅぅううう♡♡♡♡♡」
施術者は指をもう一本挿れて、前立腺を責め立てる。二本の指で前立腺を捏ね繰り回された裕也は、甲高い声を上げてペニスから精液を吐き出した。そして、はぁーはぁー♡♡ と甘い息を吐いて、きゅうっと指を締め付ける。
「なるほど……」
ぽつりとそう呟いて、施術者はにこりと微笑む。指を一気に抜いて、誘うようにくぱくぱとひくつくアナルを見て、ベッドの下に置いてあるカゴからアナルプラグを取り出すと裕也に見せた。持つところにキラキラのストーンがはめ込まれているプラグで、そこそこに大きいものだ。
「これを挿れてあげますね」
たっぷりとオイルを塗ってアナルプラグの先端をあてがい、ぐっと裕也のアナルに押し挿れた。
「ふぁぁああっ♡♡♡」
「とてもお似合いですよ。裕也さんのアナルに、輝くストーンが」
「ァッん♡♡」
「それではマッサージの続きをしましょうか、仰向けになって……そう、私に寄りかかってください」
躰を動かすたびに裕也のナカを刺激されて裕也はまたイきそうになった。それをぎゅっと施術者の手がペニスの根元を握りせき止める。
「あっ、やぁあん♡♡♡ イかせて、イきたいです♡♡♡♡」
「一回出したんですから、まだ我慢できるでしょう? 出来ないなら、お仕置きですよ」
「ァァあああッ♡♡♡」
ぐりぐり先端を擦られて、呆気なく裕也は白濁の液体を放った。ぴくぴくと動く裕也の躰に、施術者は裕也から手を離した。
「我慢出来なかったんですね。お仕置きが必要だなぁ。……おや、お仕置きを期待しているんですか? 実はMだったりします? 乳首もこんなに勃たせて……」
ピンと乳首を弾くと、裕也のペニスがまた勃ち上がる。それを見て施術者は焦らすように裕也の脇腹を撫でた。
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