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4章:十八禁BLゲームの中に迷い込んだら、最愛の人が出来ました!
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「次に、ルードリィフ・K・メルクーシン、ヒビキ・ホシナ。前へ」
「はっ」
「はい」
一歩前に出て、それから再び跪く。
「ヒビキ・ホシナ。あなたには力がある。その力を――あなたの正しいと思う道に使って欲しい。スキル、精霊の祝福を持つ者に、祝福の名、『カイヤナイト』と伯爵の爵位を授ける。――おめでとう、これであなたも貴族の一員だ」
「……ありがとう、ございます。――確かに、受け取りました」
待って、おれも祝福の名を貰うとは聞いてなかったんだけど!? ちょっとパニックになりながらもおれはリハーサル通りに返事をした。
「そして、ルードリィフ・K・メルクーシン。あなたの功績を称え、伯爵の爵位を授ける」
「――はっ」
「そして――この場で皆の者に宣言をする! これよりルードリィフ・K・メルクーシンは改名し、ルード・K・ホシナとする!」
リハーサルではここまで大げさな身振り手振りで言ってなかったよね!? パフォーマンス? パフォーマンスなの?
貴族たちがざわざわと騒ぎ出した。メルクーシンの名を捨てるつもりなのかとか、どういうつもりなんだとか、あまり良くないことを言われている……。陛下はかつん、と鞘を床に叩きつけるように音を鳴らすと、しん、と一気に静まり返った。
「立ちなさい、ルード、ヒビキ、ニコロ」
おれたちは陛下に言われたように立ち上がる。そして、陛下はにこりと優しく微笑み、おれとルードの手を繋がせた。
「我がフェリクスの名において、ルードとヒビキの婚約を許可する。これにより、彼らは同じ名を分かつ者となった。――あなたたちの今後に、期待している」
リハーサルにないことばっかりしていませんか、陛下!? 驚いているおれと、予想していたのか平然としているルード。ちょっと待って、これ中継されているんじゃなかったっけ? おれが状況を飲み込めずにいると、ツカツカと足音を鳴らして近付いてくる人が……。
サディアスさんは真っ白な服装に身を包んでいて、ニコロの隣に並ぶと陛下に向かって恭しく頭を下げた。陛下は小さくうなずく。えっと、これもリハーサルにないことだよ……どうなっているの、この式典。ニコロも驚いているようでなにをするつもりだろうとサディアスさんを見ている。
「陛下、このような機会をくださり、感謝しております」
「……どういたしまして、サディアス。提案された時はどうしようかと思ったけどね」
悪戯っぽく笑う陛下に、おれらは思わずサディアスさんに目を向ける。サディアスさんもなにかする予定が……? と、思ったら、サディアスさん、ニコロの前に移動して跪いた。そしてすっと指輪を取り出すと、真剣な表情でニコロを見上げて――……。
「わたしと結婚してください、ニコロ」
……いつかニコロにプロポーズするだろうなぁとは思っていたんだけど、まさかこのタイミングでするとは思わなかった。緊張した面持ちのサディアスさんをマジマジと見つめて、それからニコロは肩を震わせ顔を俯かせた。え、泣いている!? と思ったけれど、ニコロはくつくつと笑っているようだった。
「わざわざ式典で……」
どこにツボったんだニコロ!? と思いながらも、サディアスさんを受け止める前のニコロなら裸足で逃げ出しそうなシチュエーションだなぁとも考え……一通り笑い終えたのかスッキリした表情を浮かべるニコロは、サディアスさんを立たせた。
「……逃げないって言っただろ? ありがとうな、サディアス。……俺を選んでくれて」
そう言ってサディアスさんに左手を差し出す。サディアスさんはぱぁっと表情を明るくさせて、そっとニコロの左手の薬指に指輪をはめた。思わずパチパチと拍手をすると、ルードも陛下も拍手をした。他の人たちが困惑しながらも拍手をしているのが見えた。
「おめでとう、サディアス。悲願が叶ったね。……さて、式典はこれで終わりだが、ここでヒビキと国賓であるアデル殿下から、ちょっとした余興を見せてくれるとのことだ。ヒビキ、アデル殿下、準備をお願いするよ」
「はい」
陛下は玉座に戻り、サディアスさんとニコロ、ルードは用意された席へと戻る。代わりにアデルが陛下に向かい胸元に手を当て頭を下げてからピアノの前に。そして、パチンと指を鳴らすと二本足で歩くネコの魔物と、蔦が。ひょっこりとこの場に現れた。さらにざわめく人たち。
「ここの魔物はボクが従えているから、襲わないよ。安心して。――ヒビキ、準備は良い?」
「うん。それじゃあ――始めよう」
みんなの初期位置を確認してアデルに向かってうなずく。陛下が「静粛に」と一言。その一言でしんとするのだからすごいよな。
アデルがピアノの音を鳴らす。おれはすぅっと息を吸って歌い始めた。
――精霊さん、お願いします。と、心の中で呟くと、練習通りに精霊さんが出てきてくれた。おれの歌に合わせて、ネコの魔物が踊り始め、蔦も伸びては縮み、ネコたちと合わせてくねくねと踊る。そして、精霊さんの光が辺りに満ちる。様々な色の精霊さんの光。ひとりひとりに、精霊さんが傍に行ってクルクルと踊るように回っている。
――精霊さんの光が、見えたと聞いた時、おれはこの光を他の人にも見せたいと思った。精霊さんは身近な存在で、みんなのことを助けてくれているんだよって。怖がらないで、恐れないで、精霊さんたちは、人間のことが好きだから……こうやって、姿を見せてくれるんだよって。
サビの部分でネコたちが肩を組んでステップをする。精霊さんたちも周りの人たちを包み込むように、優しく淡く光を放っている。
ネコたちのステップはかなり練習したからか、ぴったりだ。蔦も楽しそうに伸び伸びとしているように見える。
――知って欲しい、この世界の精霊さんたちは、あなたたちのことが好きなのだと。
――感じて欲しい、あなたたちが使う魔法は、精霊さんたちのおかげだと言うこと。
――どうか、精霊さんたちのことを恐れずに、愛して欲しい、と――……。
そんな気持ちを込めて、最後のフレーズを歌いきる。おれの声が止むと、精霊さんたちはパッと姿を消した。――ありがとう、精霊さん。協力してくれて。小声でそう言うと、どういたしましてと言うように、精霊さんがもう一度姿を現わしておれの近くをクルクルと回ると、パッと消えた。
ネコたちと蔦も最後のポーズのまま止まっている。アデルが立ち上がり、おれの傍に来て、一緒に胸元に手を当てて深々とお辞儀をした。それは、ネコたちと蔦も同じ。
パチパチパチ……とどこからか拍手の音が聞こえた。拍手の音はどんどんと大きくなっていく。ゆっくりと、頭を上げてみると――そこに映った光景は、いつかの日を思い出させた。
「――成功だね」
アデルの言葉にうなずく。良かった。本番でミスったらどうしようかと思ったけれど、リハーサルにないことばかりが起きて、案外それが良かったのかも知れない。拍手がまばらになったのを見計らって、陛下が声を発した。
「見事な余興をありがとう、ヒビキ、アデル殿下。魔物と精霊のコンビネーションとは……あなたたちがひとりでも欠ければ、見ることが出来ないものだ。皆の者、もう一度楽しませてくれたふたりと、愛らしいダンスを踊ってくれた魔物たち、そして我らの前に姿を現し美しさを教えてくれた精霊たちに、盛大な拍手を!」
陛下の声に、みんなからもう一度、本当に盛大な拍手をしてくれて……。その人たちの表情が穏やかに微笑んでいるのが見えて、安心した。どのくらい、おれの思いが伝わったのかはわからないけれど……。きっと、少しは伝わったのだろうと考えて笑みを浮かべた。
「はっ」
「はい」
一歩前に出て、それから再び跪く。
「ヒビキ・ホシナ。あなたには力がある。その力を――あなたの正しいと思う道に使って欲しい。スキル、精霊の祝福を持つ者に、祝福の名、『カイヤナイト』と伯爵の爵位を授ける。――おめでとう、これであなたも貴族の一員だ」
「……ありがとう、ございます。――確かに、受け取りました」
待って、おれも祝福の名を貰うとは聞いてなかったんだけど!? ちょっとパニックになりながらもおれはリハーサル通りに返事をした。
「そして、ルードリィフ・K・メルクーシン。あなたの功績を称え、伯爵の爵位を授ける」
「――はっ」
「そして――この場で皆の者に宣言をする! これよりルードリィフ・K・メルクーシンは改名し、ルード・K・ホシナとする!」
リハーサルではここまで大げさな身振り手振りで言ってなかったよね!? パフォーマンス? パフォーマンスなの?
貴族たちがざわざわと騒ぎ出した。メルクーシンの名を捨てるつもりなのかとか、どういうつもりなんだとか、あまり良くないことを言われている……。陛下はかつん、と鞘を床に叩きつけるように音を鳴らすと、しん、と一気に静まり返った。
「立ちなさい、ルード、ヒビキ、ニコロ」
おれたちは陛下に言われたように立ち上がる。そして、陛下はにこりと優しく微笑み、おれとルードの手を繋がせた。
「我がフェリクスの名において、ルードとヒビキの婚約を許可する。これにより、彼らは同じ名を分かつ者となった。――あなたたちの今後に、期待している」
リハーサルにないことばっかりしていませんか、陛下!? 驚いているおれと、予想していたのか平然としているルード。ちょっと待って、これ中継されているんじゃなかったっけ? おれが状況を飲み込めずにいると、ツカツカと足音を鳴らして近付いてくる人が……。
サディアスさんは真っ白な服装に身を包んでいて、ニコロの隣に並ぶと陛下に向かって恭しく頭を下げた。陛下は小さくうなずく。えっと、これもリハーサルにないことだよ……どうなっているの、この式典。ニコロも驚いているようでなにをするつもりだろうとサディアスさんを見ている。
「陛下、このような機会をくださり、感謝しております」
「……どういたしまして、サディアス。提案された時はどうしようかと思ったけどね」
悪戯っぽく笑う陛下に、おれらは思わずサディアスさんに目を向ける。サディアスさんもなにかする予定が……? と、思ったら、サディアスさん、ニコロの前に移動して跪いた。そしてすっと指輪を取り出すと、真剣な表情でニコロを見上げて――……。
「わたしと結婚してください、ニコロ」
……いつかニコロにプロポーズするだろうなぁとは思っていたんだけど、まさかこのタイミングでするとは思わなかった。緊張した面持ちのサディアスさんをマジマジと見つめて、それからニコロは肩を震わせ顔を俯かせた。え、泣いている!? と思ったけれど、ニコロはくつくつと笑っているようだった。
「わざわざ式典で……」
どこにツボったんだニコロ!? と思いながらも、サディアスさんを受け止める前のニコロなら裸足で逃げ出しそうなシチュエーションだなぁとも考え……一通り笑い終えたのかスッキリした表情を浮かべるニコロは、サディアスさんを立たせた。
「……逃げないって言っただろ? ありがとうな、サディアス。……俺を選んでくれて」
そう言ってサディアスさんに左手を差し出す。サディアスさんはぱぁっと表情を明るくさせて、そっとニコロの左手の薬指に指輪をはめた。思わずパチパチと拍手をすると、ルードも陛下も拍手をした。他の人たちが困惑しながらも拍手をしているのが見えた。
「おめでとう、サディアス。悲願が叶ったね。……さて、式典はこれで終わりだが、ここでヒビキと国賓であるアデル殿下から、ちょっとした余興を見せてくれるとのことだ。ヒビキ、アデル殿下、準備をお願いするよ」
「はい」
陛下は玉座に戻り、サディアスさんとニコロ、ルードは用意された席へと戻る。代わりにアデルが陛下に向かい胸元に手を当て頭を下げてからピアノの前に。そして、パチンと指を鳴らすと二本足で歩くネコの魔物と、蔦が。ひょっこりとこの場に現れた。さらにざわめく人たち。
「ここの魔物はボクが従えているから、襲わないよ。安心して。――ヒビキ、準備は良い?」
「うん。それじゃあ――始めよう」
みんなの初期位置を確認してアデルに向かってうなずく。陛下が「静粛に」と一言。その一言でしんとするのだからすごいよな。
アデルがピアノの音を鳴らす。おれはすぅっと息を吸って歌い始めた。
――精霊さん、お願いします。と、心の中で呟くと、練習通りに精霊さんが出てきてくれた。おれの歌に合わせて、ネコの魔物が踊り始め、蔦も伸びては縮み、ネコたちと合わせてくねくねと踊る。そして、精霊さんの光が辺りに満ちる。様々な色の精霊さんの光。ひとりひとりに、精霊さんが傍に行ってクルクルと踊るように回っている。
――精霊さんの光が、見えたと聞いた時、おれはこの光を他の人にも見せたいと思った。精霊さんは身近な存在で、みんなのことを助けてくれているんだよって。怖がらないで、恐れないで、精霊さんたちは、人間のことが好きだから……こうやって、姿を見せてくれるんだよって。
サビの部分でネコたちが肩を組んでステップをする。精霊さんたちも周りの人たちを包み込むように、優しく淡く光を放っている。
ネコたちのステップはかなり練習したからか、ぴったりだ。蔦も楽しそうに伸び伸びとしているように見える。
――知って欲しい、この世界の精霊さんたちは、あなたたちのことが好きなのだと。
――感じて欲しい、あなたたちが使う魔法は、精霊さんたちのおかげだと言うこと。
――どうか、精霊さんたちのことを恐れずに、愛して欲しい、と――……。
そんな気持ちを込めて、最後のフレーズを歌いきる。おれの声が止むと、精霊さんたちはパッと姿を消した。――ありがとう、精霊さん。協力してくれて。小声でそう言うと、どういたしましてと言うように、精霊さんがもう一度姿を現わしておれの近くをクルクルと回ると、パッと消えた。
ネコたちと蔦も最後のポーズのまま止まっている。アデルが立ち上がり、おれの傍に来て、一緒に胸元に手を当てて深々とお辞儀をした。それは、ネコたちと蔦も同じ。
パチパチパチ……とどこからか拍手の音が聞こえた。拍手の音はどんどんと大きくなっていく。ゆっくりと、頭を上げてみると――そこに映った光景は、いつかの日を思い出させた。
「――成功だね」
アデルの言葉にうなずく。良かった。本番でミスったらどうしようかと思ったけれど、リハーサルにないことばかりが起きて、案外それが良かったのかも知れない。拍手がまばらになったのを見計らって、陛下が声を発した。
「見事な余興をありがとう、ヒビキ、アデル殿下。魔物と精霊のコンビネーションとは……あなたたちがひとりでも欠ければ、見ることが出来ないものだ。皆の者、もう一度楽しませてくれたふたりと、愛らしいダンスを踊ってくれた魔物たち、そして我らの前に姿を現し美しさを教えてくれた精霊たちに、盛大な拍手を!」
陛下の声に、みんなからもう一度、本当に盛大な拍手をしてくれて……。その人たちの表情が穏やかに微笑んでいるのが見えて、安心した。どのくらい、おれの思いが伝わったのかはわからないけれど……。きっと、少しは伝わったのだろうと考えて笑みを浮かべた。
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