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4章:十八禁BLゲームの中に迷い込んだら、最愛の人が出来ました!
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「え? え? 本当に?」
「行かないほうが良いなら行かないけど?」
「そんなこと言ってないよ!? 待って、わたし幸せ過ぎて泣きそう……」
小さく笑みを浮かべながら首をこてんと傾げるニコロに、慌てたようにサディアスさんが首を横に振り、そしてそのまましゃがみ込んでしまった。そんなサディアスさんに手を差し伸べるニコロ。その手を掴んで立ち上がるサディアスさんは、そのままぐいっとニコロを引き寄せて抱きしめた。ニコロもしっかりとサディアスさんの背中に手を回してぽんぽんと宥めるように背中を叩いた。
「ほら、泣くな泣くな。じゃあ、すみません、隊長、ヒビキさま。なにかあれば鈴で呼んで下さい」
「あ、うん。鈴で呼ぶね……」
「あ、そっちの屋敷にも俺の部屋作ってもらって良いですか? 隊長が遠征の時はそっちに泊まります」
「そうだな、そうしてもらおう」
ルードが首を縦に動かすと、ニコロはサディアスさんの腕の中から抜け出しておれらに向かい頭を下げてからサディアスさんの隣に並んで歩いて行った。その時のサディアスさんの幸せそうに微笑む姿を見て、本当に良かったなぁと思った。
くしゅっ、とおれがくしゃみをすると、ルードが「屋敷に入ろうか」と言って、おれらも屋敷に入ることにした。今日からここがおれらの住む屋敷なんだと思うと、なんだか不思議な感じだ。
玄関から屋敷に一歩足を踏み入れると、ふわりと温かさがおれらを包み込んだ。精霊さんのおかげかな?
「食事の準備も出来ております」
「ヒビキ、お腹は?」
「空いてます!」
「では、すぐにご用意いたしますね」
じいやさんがそう言って、使用人さんたちはパタパタと持ち場につく。おれらはじいやさんに連れられて食堂へと。
「……もう全部の場所覚えたんですか……?」
「必要なところは」
さすがです、じいやさん。そして、食材とかも全て引っ越し業者さんが持って来てくれたからすぐに調理も開始出来たみたい。こんなにあっさり引っ越しが完了するなんて、この世界本当にすごいなぁ。
食堂について、マルセルさんの作った料理を食べる。引っ越し祝いなので気合を入れて作ってくれたみたいで、色んな種類のパンがあった。ふかふかのパンに、ちょっとかたいハードパン、サクサクのクロワッサンに総菜パンやら菓子パンも。……一体いつの間に仕込んだんだ。
もちろん、他の料理もあった。スープにサラダ、ステーキ! 贅沢。どれも美味しくていっぱい食べてしまった。
そんなおれにつられてか、ルードも割とたくさん食べた。……とはいえ、さすがに量があり過ぎるので残してしまったけれど……。多分後でみんなで食べるのだと思う……。お腹いっぱいになったら、寝室に案内してくれた。
寝室は前の屋敷と同じくらいの広さ。クローゼットの場所がちょっと移動しているくらい? そしてナイトテーブルがちょっと大きくなった。……そう言えば、中に入れていた物って……引っ越し業者さんに見られたんだろうか……。そんなことを考えていると、ルードがクローゼットの中からカバンを取り出して、中身を取り出した。
それらをナイトテーブルにしまうと、もう一度カバンに手を入れてひょいとコップに浸かっている蔦を取り出した。
トン、とコップをナイトテーブルの上に置くと、蔦が伸びておれの頬に触れた。よしよしと蔦を撫でると、今度はルードに向かって伸びていく。ルードも蔦を撫でた。
「お風呂に入ろうか」
「そうですね」
タオルと着替えを手にして浴室へ向かおうとして――どっちだっけ、とルードを見上げる。ルードはスタスタと迷うことなく浴室に向かう。……もしかしてルードももう覚えたの……? とルードの後を追いかけるように歩いていく。
「わ、ひろーい!」
「すごいな」
お風呂の準備もされていて、脱衣所で服を脱いでお風呂場へ。白い湯気が見える。そしてそのお風呂の広さに思わず声を上げてしまった。シャンプーやトリートメントはいつものが既に置かれていた。前の屋敷より二倍くらいは広いんじゃないだろうか、この浴室。……部活の合宿や修学旅行で入る大浴場みたいな広さ。
「何人入れるんでしょうね、この広さ」
「かなりの人数が入れそうだな……」
あの屋敷と同じようにルードに頭を洗って貰って、おれもルードの頭を洗う。なんか、場所が違うだけでドキドキするのはなんでだろう? って思ったけど、目の前の鏡が一切曇らないからだと思った。全裸のおれらがしっかりと映っているから、変な感じ。目を閉じて小さく微笑みを浮かべているルードの姿がはっきりと見える。良かった、気持ちよさそう。
丁寧に丁寧にルードの髪を洗う。泡だらけになったところをシャワーで落として、もう一回。ルードの髪が短くなったから、洗う時間が短くなっちゃった。……よくあんなに長く伸ばしたよなぁ、ルード。
「ルードが髪を伸ばしていたのは、魔力を蓄えるためだったんですか?」
「髪? ああ……それもあるけれど、願掛けでもあったから」
「願掛け?」
「ヒビキと再会出来ますようにって。叶ったけれど、こうして丁寧に洗ってくれるだろう? なんだか切るのが勿体なく思えてね」
シャワーで再び泡を落とす。全部落ちたかな? ルードが髪を掻き上げながらそう言ったので、おれはちょっと顔を赤くしながら「そうだったんですね」としか言えなかった。躰も洗ってから湯船に。泳げるくらい広い。泳がないけど!
「なんだかこんなに広いお風呂でふたりっきりって、ちょっともったいないような気がしません……?」
「フェンリルたちも入れそうだな」
「……フェンリルってお湯大丈夫なんですか……?」
氷の上位精霊じゃなかったっけ、フェンリルって……。
「丁度いい、洗ってみよう」
「え」
ルードはざぱっと湯船から上がるとフェンリルを呼び出した。呼び出されたフェンリルは「なぜここに呼んだ!?」と小さくなった。熱いと小さくなるんだろうか。それとも、洗いやすいサイズになってくれた?
「洗うから大人しくしておけ」
「待て、洗わずとも毛づくろいで――くぅん……」
シャワーをかけられてフェンリルが鳴いた。あ、洗って大丈夫なのかなぁとおれは湯船から見守っていたけど、わしゃわしゃ石鹸で洗われているうちに気持ち良くなって来たのか尻尾がパタパタと揺れている。
泡を洗い流して「もう良いぞ」と言うとプルプルと躰を震わせて水分を飛ばす。おれが手を伸ばすとのろのろとこっちに来て、大人しく撫でさせてくれた。おれは生活魔法を使ってフェンリルを乾かす。
「や、やっと終わった……」
げっそりしたようにフェンリルが呟くとしゅっと消えてしまった。それを見て、おれとルードは顔を見合わせて笑い合う。
「そろそろ上がろうか」
「そうですね」
ルードはおれに手を差し出す。その手を取って湯船から立ち上がり、脱衣所へ。生活魔法で髪と躰を乾かして服を着て寝室へ戻る。ホカホカと気持ちが良いなぁ。なんて思いながら寝室まで歩くと、部屋は真っ暗だった。ルードが灯りを点け、ぱっと明るくなる。
「やっぱり広い……」
「前の屋敷も広かったけどね」
「確かに」
ベッドも広い。十人以上寝転がっても大丈夫なくらい広い。真ん中に行くとナイトテーブルがちょっと遠くなるような。それにしてもフカフカなベッドだ。サディアスさん、これら全て手放して本当に良かったんだろうか……。ベッドの真ん中に寝転んで、そろそろ寝ますよ~って感じなんだけど、ちょっと眼が冴えて眠れそうにない。
「ヒビキ、眠い?」
「いや、それが……なんだか興奮しちゃって。寝付けそうにないです」
「ふふ、私も。……こっち向いて、ヒビキ」
ルードにそう言われて顔を向けると、そっとルードの手がおれの頬を包んで優しく目元が細められる。そして――ちゅ、っと額に唇を落とす。瞼に、頬に、鼻先に、最後に唇に。触れるだけの優しいキス。
それが段々と深くなっていくのと同時に、おれはルードの服をぎゅっと掴んだ。
「行かないほうが良いなら行かないけど?」
「そんなこと言ってないよ!? 待って、わたし幸せ過ぎて泣きそう……」
小さく笑みを浮かべながら首をこてんと傾げるニコロに、慌てたようにサディアスさんが首を横に振り、そしてそのまましゃがみ込んでしまった。そんなサディアスさんに手を差し伸べるニコロ。その手を掴んで立ち上がるサディアスさんは、そのままぐいっとニコロを引き寄せて抱きしめた。ニコロもしっかりとサディアスさんの背中に手を回してぽんぽんと宥めるように背中を叩いた。
「ほら、泣くな泣くな。じゃあ、すみません、隊長、ヒビキさま。なにかあれば鈴で呼んで下さい」
「あ、うん。鈴で呼ぶね……」
「あ、そっちの屋敷にも俺の部屋作ってもらって良いですか? 隊長が遠征の時はそっちに泊まります」
「そうだな、そうしてもらおう」
ルードが首を縦に動かすと、ニコロはサディアスさんの腕の中から抜け出しておれらに向かい頭を下げてからサディアスさんの隣に並んで歩いて行った。その時のサディアスさんの幸せそうに微笑む姿を見て、本当に良かったなぁと思った。
くしゅっ、とおれがくしゃみをすると、ルードが「屋敷に入ろうか」と言って、おれらも屋敷に入ることにした。今日からここがおれらの住む屋敷なんだと思うと、なんだか不思議な感じだ。
玄関から屋敷に一歩足を踏み入れると、ふわりと温かさがおれらを包み込んだ。精霊さんのおかげかな?
「食事の準備も出来ております」
「ヒビキ、お腹は?」
「空いてます!」
「では、すぐにご用意いたしますね」
じいやさんがそう言って、使用人さんたちはパタパタと持ち場につく。おれらはじいやさんに連れられて食堂へと。
「……もう全部の場所覚えたんですか……?」
「必要なところは」
さすがです、じいやさん。そして、食材とかも全て引っ越し業者さんが持って来てくれたからすぐに調理も開始出来たみたい。こんなにあっさり引っ越しが完了するなんて、この世界本当にすごいなぁ。
食堂について、マルセルさんの作った料理を食べる。引っ越し祝いなので気合を入れて作ってくれたみたいで、色んな種類のパンがあった。ふかふかのパンに、ちょっとかたいハードパン、サクサクのクロワッサンに総菜パンやら菓子パンも。……一体いつの間に仕込んだんだ。
もちろん、他の料理もあった。スープにサラダ、ステーキ! 贅沢。どれも美味しくていっぱい食べてしまった。
そんなおれにつられてか、ルードも割とたくさん食べた。……とはいえ、さすがに量があり過ぎるので残してしまったけれど……。多分後でみんなで食べるのだと思う……。お腹いっぱいになったら、寝室に案内してくれた。
寝室は前の屋敷と同じくらいの広さ。クローゼットの場所がちょっと移動しているくらい? そしてナイトテーブルがちょっと大きくなった。……そう言えば、中に入れていた物って……引っ越し業者さんに見られたんだろうか……。そんなことを考えていると、ルードがクローゼットの中からカバンを取り出して、中身を取り出した。
それらをナイトテーブルにしまうと、もう一度カバンに手を入れてひょいとコップに浸かっている蔦を取り出した。
トン、とコップをナイトテーブルの上に置くと、蔦が伸びておれの頬に触れた。よしよしと蔦を撫でると、今度はルードに向かって伸びていく。ルードも蔦を撫でた。
「お風呂に入ろうか」
「そうですね」
タオルと着替えを手にして浴室へ向かおうとして――どっちだっけ、とルードを見上げる。ルードはスタスタと迷うことなく浴室に向かう。……もしかしてルードももう覚えたの……? とルードの後を追いかけるように歩いていく。
「わ、ひろーい!」
「すごいな」
お風呂の準備もされていて、脱衣所で服を脱いでお風呂場へ。白い湯気が見える。そしてそのお風呂の広さに思わず声を上げてしまった。シャンプーやトリートメントはいつものが既に置かれていた。前の屋敷より二倍くらいは広いんじゃないだろうか、この浴室。……部活の合宿や修学旅行で入る大浴場みたいな広さ。
「何人入れるんでしょうね、この広さ」
「かなりの人数が入れそうだな……」
あの屋敷と同じようにルードに頭を洗って貰って、おれもルードの頭を洗う。なんか、場所が違うだけでドキドキするのはなんでだろう? って思ったけど、目の前の鏡が一切曇らないからだと思った。全裸のおれらがしっかりと映っているから、変な感じ。目を閉じて小さく微笑みを浮かべているルードの姿がはっきりと見える。良かった、気持ちよさそう。
丁寧に丁寧にルードの髪を洗う。泡だらけになったところをシャワーで落として、もう一回。ルードの髪が短くなったから、洗う時間が短くなっちゃった。……よくあんなに長く伸ばしたよなぁ、ルード。
「ルードが髪を伸ばしていたのは、魔力を蓄えるためだったんですか?」
「髪? ああ……それもあるけれど、願掛けでもあったから」
「願掛け?」
「ヒビキと再会出来ますようにって。叶ったけれど、こうして丁寧に洗ってくれるだろう? なんだか切るのが勿体なく思えてね」
シャワーで再び泡を落とす。全部落ちたかな? ルードが髪を掻き上げながらそう言ったので、おれはちょっと顔を赤くしながら「そうだったんですね」としか言えなかった。躰も洗ってから湯船に。泳げるくらい広い。泳がないけど!
「なんだかこんなに広いお風呂でふたりっきりって、ちょっともったいないような気がしません……?」
「フェンリルたちも入れそうだな」
「……フェンリルってお湯大丈夫なんですか……?」
氷の上位精霊じゃなかったっけ、フェンリルって……。
「丁度いい、洗ってみよう」
「え」
ルードはざぱっと湯船から上がるとフェンリルを呼び出した。呼び出されたフェンリルは「なぜここに呼んだ!?」と小さくなった。熱いと小さくなるんだろうか。それとも、洗いやすいサイズになってくれた?
「洗うから大人しくしておけ」
「待て、洗わずとも毛づくろいで――くぅん……」
シャワーをかけられてフェンリルが鳴いた。あ、洗って大丈夫なのかなぁとおれは湯船から見守っていたけど、わしゃわしゃ石鹸で洗われているうちに気持ち良くなって来たのか尻尾がパタパタと揺れている。
泡を洗い流して「もう良いぞ」と言うとプルプルと躰を震わせて水分を飛ばす。おれが手を伸ばすとのろのろとこっちに来て、大人しく撫でさせてくれた。おれは生活魔法を使ってフェンリルを乾かす。
「や、やっと終わった……」
げっそりしたようにフェンリルが呟くとしゅっと消えてしまった。それを見て、おれとルードは顔を見合わせて笑い合う。
「そろそろ上がろうか」
「そうですね」
ルードはおれに手を差し出す。その手を取って湯船から立ち上がり、脱衣所へ。生活魔法で髪と躰を乾かして服を着て寝室へ戻る。ホカホカと気持ちが良いなぁ。なんて思いながら寝室まで歩くと、部屋は真っ暗だった。ルードが灯りを点け、ぱっと明るくなる。
「やっぱり広い……」
「前の屋敷も広かったけどね」
「確かに」
ベッドも広い。十人以上寝転がっても大丈夫なくらい広い。真ん中に行くとナイトテーブルがちょっと遠くなるような。それにしてもフカフカなベッドだ。サディアスさん、これら全て手放して本当に良かったんだろうか……。ベッドの真ん中に寝転んで、そろそろ寝ますよ~って感じなんだけど、ちょっと眼が冴えて眠れそうにない。
「ヒビキ、眠い?」
「いや、それが……なんだか興奮しちゃって。寝付けそうにないです」
「ふふ、私も。……こっち向いて、ヒビキ」
ルードにそう言われて顔を向けると、そっとルードの手がおれの頬を包んで優しく目元が細められる。そして――ちゅ、っと額に唇を落とす。瞼に、頬に、鼻先に、最後に唇に。触れるだけの優しいキス。
それが段々と深くなっていくのと同時に、おれはルードの服をぎゅっと掴んだ。
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