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4章:十八禁BLゲームの中に迷い込んだら、最愛の人が出来ました!
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あ、そう言えば宝石店に行きたいって言うの忘れてた! あ、でもお客が来ているならこの時間に帰ってきて正解だったかも。そんなことを考えているとあまり来ない部屋についた。応接間なのかな? おれが行くのは大抵寝室、風呂場、書庫、中庭、ワープホールの部屋と食堂くらいで、他にもいっぱいある部屋には入ったことなかったりする。魔法の練習する部屋はじいやさんと一緒の時にしか使ってないような。そのじいやさんは一体いつ戻って来るんだろう……?
「――なにしに来たのだ、お前たち」
ルードが扉を開けると同時にそう言った。リアに耳打ちされていたから来客が誰なのか知っていたみたい。
「お邪魔してまーす」
「ルーちゃん、ほんっと思い切ったねー!」
うん、なにしに来たんだろう、アデルとシリウスさん……。
「うっわ、本当に短い! レアだレア!」
「あ、これ縁切り記念に持ってきたんだ。アデルと開発したんだよー」
デレデレな表情を浮かべてなにかを取り出す。アクセサリーが入っているような小箱をルードに渡し、おれの手を取って小箱の上に乗せる。
「これにふたりの魔力を注いでみて!」
「あの、これなんですか……」
「良いから、早く早く!」
せかされた。おれとルードは顔を見合わせてどうしようかと悩んだけど、魔力を注がない限り帰りそうにないふたりに肩をすくめて諦めたように魔力を注ぐ。多分、ルードとおれの魔力を半々に入れた……と思う。
「はい、ニュルニュルくん一号の完成です!」
「……」
イヤな予感がするのはおれだけか? ルードの手から小箱を取ってぱかっと開けると――そこには蔦? がいた。ニュルニュル動いている……。緑色の細い蔦。おれは恐る恐るふたりに尋ねる。
「あのー……これ、一体?」
「前に言ったじゃん、魔物を使ったのを作ってるって。これが最新作!」
にこにこしながらシリウスさんがそう言った。大人の玩具であることは変わらないみたい。って言うか、魔物……。ルードの視線がニュルニュルと動く蔦に注がれる。
「……浄化する前に使ってみてよ。人体無害、粘膜を傷つけない尿道責め道具ってかなり難しかったんだから」
アデルの言葉にルードの動きがぴたっと止まった。そうか、尿道責めの道具をシリウスさんのお店で買っているとしたら、アデルにも筒抜けだ!
「……どのように使うんだ?」
「乗り気!?」
「折角だから」
答えになってないよルード! そんなおれらのやり取りをアデルは呆れたように、シリウスさんは楽しそうに見ていた。そしてシリウスさんから使い方をレクチャーされる。ルードに渡された小箱はニュルニュルと立ち上がり、ルードの頬にちゅっとキスするように蔦の先を当てると、今度はぐんと伸びておれの頬にもキスするように蔦の先が当たった。
「生きてる……?」
「ふたりの魔力を込めたからね。ふたりの言うことは聞くよ。……情事以外なら。情事中はルードの言うことが優先されるはず。あとその子、コップ一杯の水と太陽光に当てておけば生きるから」
……えっと……もしかして本当に植物……? 色んな魔物が居るんだなぁ……。光合成させておけばいいってことか……。そして、アデルが『その子』と呼んだのがちょっと意外だった。
「ああ、それと一ヶ月後の式典ボクらも出るから」
「え!?」
「一応国賓だし? シリウスは知らないけど」
「アデルが出るなら俺も出るよー。放っておくとハーレムメンバー増やそうとするしねー」
まだ増やしていたのか……。そんなに増やしてどうするんだと思っていると、アデルが苛立ったようにシリウスさんの背中を叩いた。どうやら思ったようにメンバーは増やせていないようだ。と言うかハーレムメンバーで良いのかシリウスさん……。
「ルーちゃんの愛し子……いや、もう婚約者か。ルーちゃんをよろしくねー。……そして、幸せになるんだよ――『アデル』……いや、ヒビキ。本当は俺が拾ってアデルサンド作るつもりだったんだけどなー」
びっくりして目が丸くなった。それはきっとルードもだ。ただ、ルードはどういうことだ、と困惑しているように見える。隠していたわけではないけど、どう話せば良いのかわからなくてルードに伝えていなかったことを言われてしまった。
「……ヒビキがアデル?」
「はー……。ややこしいこと言わないでよね、シリウス。それにもう全然知らないルートじゃん」
「ここまで世界が変わるとは思わなかったなー」
間延びしたシリウスさんの言葉に、イラっとしたように再びアデルが背中を叩く。そして恍惚の表情を浮かべるシリウスさん。もしかして属性はMですか。知りたいような知りたくないような。
そして、結局シリウスさんがルードに簡単な説明をした。それを聞いてルードもシリウスさんの背中を思い切り叩いた。そしておれを守るように抱きしめ、
「さっさと帰れ!」
と怒鳴った。ここまで感情を露わにするルードも珍しい。それを見て、シリウスさんはすっと目元を細めてルードの頭をぽんぽんと撫でた。
「ちゃんと感情が出るようになったね、ルード。一時はどうなることかと思ったけど。ま、それは婚約祝いってことで! じゃーねー!」
「二度と来るな!」
「はいはい。屋敷には来ないから安心して。じゃあね、ルードにヒビキ」
バイバイと手を振るアデルと、反対の手を掴んで歩くシリウスさん。ふたりの関係が……よくわからない……。うーん。そして、おれはルードに抱きしめられたまま話をすることになった。この世界がゲームの中であることは伏せて、おれの魂が本当はアデルに宿る予定だったこと、アデルの肉体に別の魂が宿ったこと、コウノトリが次元を超えて日本へ来て死産だった『保科響希』の肉体に魂を宿したこと。ルードはぽんぽんとおれの頭を撫でた。
「……シリウスに振り回されているな……」
「はは……」
ぽつりと呟くルードに、おれは眉を下げて笑うしかできなかった。
「あ、そうだ。ルード、今度宝石店に連れて行ってもらっても良いですか?」
「構わないが……なぜ?」
「えっと、日本では婚約する時に婚約指輪を用意するんです。それで『結婚してください』ってプロポーズするのが主流だったので……。それにおれもルードとお揃いの指輪欲しいなぁと思って……」
そうやってプロポーズするのはドラマとアニメの知識だけど。ルードは「ふむ」と呟いてすぐに微笑んでくれた。シリウスさんに対する苛立ちは消えたようだ。
「では、式典に間に合うように用意せねばな」
「はい!」
シンプルな指輪がルードに似合いそう。そんなことを考えているとニュルニュルと蔦のような魔物が動いているのが見えた。
「……そして、どうしましょう、これ」
「とりあえず水に浸けておくか……」
ルードは鈴を取り出してちりんと鳴らす。すぐにリーフェが来て、コップ一杯の水を持って来てもらう。そこに蔓? を入れると気持ちよさそうに泳ぎ出した。……植物……? いや、うん……よくわからない生き物!
「……なんですか、これ?」
「……なんだろうね」
ちゃぷちゃぷ泳ぐ蔦に、リーフェが首を傾げて問う。問われてもなにも言えないおれたちだった。
いっぱい歩いたからか、ぐぅと腹の虫がないた。それを聞いてルードがリーフェに今日の夕食は早めにと伝えた。シャノンさんのところで採寸した時に軽食もらったのに……。
「かしこまりました。ところでこれはどうしましょう?」
「寝室のナイトテーブルの上にでも置いといてくれ」
あ、本気で使う気だ……。
その後、三十分後には夕食が出来上がり、それを美味しく頂いてドキドキしながらお風呂に入り、後は寝るだけ。ベッドの上にちょこんと座っているとコップの中で泳いでいた蔦がじーっとこっちを見ている気がするのはなぜなのか。
「目なんてないのに不思議だね」
ルードがそう呟いた。ルードも見られている気がしたのか。
「あのぅ、本当に使ってみるんですか……?」
「……」
にっこり微笑むルードに、おれはただ目を閉じた。
「――なにしに来たのだ、お前たち」
ルードが扉を開けると同時にそう言った。リアに耳打ちされていたから来客が誰なのか知っていたみたい。
「お邪魔してまーす」
「ルーちゃん、ほんっと思い切ったねー!」
うん、なにしに来たんだろう、アデルとシリウスさん……。
「うっわ、本当に短い! レアだレア!」
「あ、これ縁切り記念に持ってきたんだ。アデルと開発したんだよー」
デレデレな表情を浮かべてなにかを取り出す。アクセサリーが入っているような小箱をルードに渡し、おれの手を取って小箱の上に乗せる。
「これにふたりの魔力を注いでみて!」
「あの、これなんですか……」
「良いから、早く早く!」
せかされた。おれとルードは顔を見合わせてどうしようかと悩んだけど、魔力を注がない限り帰りそうにないふたりに肩をすくめて諦めたように魔力を注ぐ。多分、ルードとおれの魔力を半々に入れた……と思う。
「はい、ニュルニュルくん一号の完成です!」
「……」
イヤな予感がするのはおれだけか? ルードの手から小箱を取ってぱかっと開けると――そこには蔦? がいた。ニュルニュル動いている……。緑色の細い蔦。おれは恐る恐るふたりに尋ねる。
「あのー……これ、一体?」
「前に言ったじゃん、魔物を使ったのを作ってるって。これが最新作!」
にこにこしながらシリウスさんがそう言った。大人の玩具であることは変わらないみたい。って言うか、魔物……。ルードの視線がニュルニュルと動く蔦に注がれる。
「……浄化する前に使ってみてよ。人体無害、粘膜を傷つけない尿道責め道具ってかなり難しかったんだから」
アデルの言葉にルードの動きがぴたっと止まった。そうか、尿道責めの道具をシリウスさんのお店で買っているとしたら、アデルにも筒抜けだ!
「……どのように使うんだ?」
「乗り気!?」
「折角だから」
答えになってないよルード! そんなおれらのやり取りをアデルは呆れたように、シリウスさんは楽しそうに見ていた。そしてシリウスさんから使い方をレクチャーされる。ルードに渡された小箱はニュルニュルと立ち上がり、ルードの頬にちゅっとキスするように蔦の先を当てると、今度はぐんと伸びておれの頬にもキスするように蔦の先が当たった。
「生きてる……?」
「ふたりの魔力を込めたからね。ふたりの言うことは聞くよ。……情事以外なら。情事中はルードの言うことが優先されるはず。あとその子、コップ一杯の水と太陽光に当てておけば生きるから」
……えっと……もしかして本当に植物……? 色んな魔物が居るんだなぁ……。光合成させておけばいいってことか……。そして、アデルが『その子』と呼んだのがちょっと意外だった。
「ああ、それと一ヶ月後の式典ボクらも出るから」
「え!?」
「一応国賓だし? シリウスは知らないけど」
「アデルが出るなら俺も出るよー。放っておくとハーレムメンバー増やそうとするしねー」
まだ増やしていたのか……。そんなに増やしてどうするんだと思っていると、アデルが苛立ったようにシリウスさんの背中を叩いた。どうやら思ったようにメンバーは増やせていないようだ。と言うかハーレムメンバーで良いのかシリウスさん……。
「ルーちゃんの愛し子……いや、もう婚約者か。ルーちゃんをよろしくねー。……そして、幸せになるんだよ――『アデル』……いや、ヒビキ。本当は俺が拾ってアデルサンド作るつもりだったんだけどなー」
びっくりして目が丸くなった。それはきっとルードもだ。ただ、ルードはどういうことだ、と困惑しているように見える。隠していたわけではないけど、どう話せば良いのかわからなくてルードに伝えていなかったことを言われてしまった。
「……ヒビキがアデル?」
「はー……。ややこしいこと言わないでよね、シリウス。それにもう全然知らないルートじゃん」
「ここまで世界が変わるとは思わなかったなー」
間延びしたシリウスさんの言葉に、イラっとしたように再びアデルが背中を叩く。そして恍惚の表情を浮かべるシリウスさん。もしかして属性はMですか。知りたいような知りたくないような。
そして、結局シリウスさんがルードに簡単な説明をした。それを聞いてルードもシリウスさんの背中を思い切り叩いた。そしておれを守るように抱きしめ、
「さっさと帰れ!」
と怒鳴った。ここまで感情を露わにするルードも珍しい。それを見て、シリウスさんはすっと目元を細めてルードの頭をぽんぽんと撫でた。
「ちゃんと感情が出るようになったね、ルード。一時はどうなることかと思ったけど。ま、それは婚約祝いってことで! じゃーねー!」
「二度と来るな!」
「はいはい。屋敷には来ないから安心して。じゃあね、ルードにヒビキ」
バイバイと手を振るアデルと、反対の手を掴んで歩くシリウスさん。ふたりの関係が……よくわからない……。うーん。そして、おれはルードに抱きしめられたまま話をすることになった。この世界がゲームの中であることは伏せて、おれの魂が本当はアデルに宿る予定だったこと、アデルの肉体に別の魂が宿ったこと、コウノトリが次元を超えて日本へ来て死産だった『保科響希』の肉体に魂を宿したこと。ルードはぽんぽんとおれの頭を撫でた。
「……シリウスに振り回されているな……」
「はは……」
ぽつりと呟くルードに、おれは眉を下げて笑うしかできなかった。
「あ、そうだ。ルード、今度宝石店に連れて行ってもらっても良いですか?」
「構わないが……なぜ?」
「えっと、日本では婚約する時に婚約指輪を用意するんです。それで『結婚してください』ってプロポーズするのが主流だったので……。それにおれもルードとお揃いの指輪欲しいなぁと思って……」
そうやってプロポーズするのはドラマとアニメの知識だけど。ルードは「ふむ」と呟いてすぐに微笑んでくれた。シリウスさんに対する苛立ちは消えたようだ。
「では、式典に間に合うように用意せねばな」
「はい!」
シンプルな指輪がルードに似合いそう。そんなことを考えているとニュルニュルと蔦のような魔物が動いているのが見えた。
「……そして、どうしましょう、これ」
「とりあえず水に浸けておくか……」
ルードは鈴を取り出してちりんと鳴らす。すぐにリーフェが来て、コップ一杯の水を持って来てもらう。そこに蔓? を入れると気持ちよさそうに泳ぎ出した。……植物……? いや、うん……よくわからない生き物!
「……なんですか、これ?」
「……なんだろうね」
ちゃぷちゃぷ泳ぐ蔦に、リーフェが首を傾げて問う。問われてもなにも言えないおれたちだった。
いっぱい歩いたからか、ぐぅと腹の虫がないた。それを聞いてルードがリーフェに今日の夕食は早めにと伝えた。シャノンさんのところで採寸した時に軽食もらったのに……。
「かしこまりました。ところでこれはどうしましょう?」
「寝室のナイトテーブルの上にでも置いといてくれ」
あ、本気で使う気だ……。
その後、三十分後には夕食が出来上がり、それを美味しく頂いてドキドキしながらお風呂に入り、後は寝るだけ。ベッドの上にちょこんと座っているとコップの中で泳いでいた蔦がじーっとこっちを見ている気がするのはなぜなのか。
「目なんてないのに不思議だね」
ルードがそう呟いた。ルードも見られている気がしたのか。
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