【R18】えちえち・マジカライズ・サークル・H

くわっと

文字の大きさ
5 / 8

5.一回戦終了

しおりを挟む
舌が疲れたので休憩、とも思ったがそんな状態ではなかった。
休む暇もなく、
口に、
舌に、
脳に、
体に。
刺激が充足されていく。
両目を閉じ、赤ん坊のように僕の唇や舌を吸っている彼女は、絶え間なく僕を充足感を与え続ける。
何もしていなかったはずの両手が、自然と彼女の背中に伸びる。
せがむように、
欲しがるように、
僕は細い体を抱きしめていた。

「どうっ……しました?」

悪戯っぽい笑みを浮かべながら、彼女は問いかけた。
たぶん、僕の両手の位置が可笑しいのだろう。
どこか得意げに、見下ろしながら質問を続ける。

「さっきまでの余裕はどこへ行きました?随分と呼吸と心音が荒いようですが」

流石は淫魔、単純な体力回復速度は人間を凌駕しているらしい。
呼吸の乱れはどこかへ消え、性の乱れのみが残ってる。
まあ、その乱れは彼女たちにとっては通常なのだろうけれど。

言葉はそれまでと、足早に切り上げて彼女は僕の首元へと舌を伸ばした。
ざらりとした舌の感触と、合間に混じる呼吸の感触が心地よい。
時に優しく、
時に激しく、
長く、
短く。
舐めたり、
吸い付いたり、
甘噛みしたり。
短調な攻め、なんてことはなく、実に複雑性に飛んだ調子。
思考がほんわかとしていく。
知能レベルが10くらい下がった気がする。
……知能レベルってなんだよ。

「じゃあ、そろそろ大事な所、いきますね」

自分相手にノリツッコミをしている間に、彼女の宣言が通る。
僕には拒否権も拒否する動機もないので、当然なすがまま。
かたく膨らんだイチモツを、満足そうな笑みを浮かべながら、指で弄ぶ。
ーーかと思えば、すぐさま口へと一気に含んだ。
ねっとりとした、柔らかな温もりのある感触。
強く激しいながらも、抗い難い快楽が身体中を駆け巡る。

「ふふっ、可愛い……れすね」

僕のを咥えたまま、器用に言葉を紡ぐ。
れろれろと、舌で舐めあげられる。
先端を、
裏側を。
丁寧に、丁寧に。
優しく、慈しむように。
ゆっくりと味わうように。

この手の行為を過去の恋愛遍歴(僕の場合は召喚遍歴だが)と比べるのは良くない、と言われてるが、あえて言おう。
彼女の舌技、舌技(ぜつぎ)とでも言おうか、それは他の淫魔とは一線を画している。
無論、過去の彼女たちが拙かったというわけではない。
普通に一度とならず、幾度となく果てている。
だが、目の前の彼女はその上をいっているのだ。
つまり、それがどういうことかと言えばーー

「んん……っんんぅ、むむぅぅうう」

こういうことだ。
白い液体を口一杯(少しはみ出しかけているが)に、リスのように頬を膨らませた彼女は、どこか嬉しそうだった。
僕は自分のそれを舐めたことも飲んだこともないから、味などは知りようもないのだが。
しかし、彼女たちにとっては大事な栄養源的なもの。
それを口一杯に手に入れたのだ。
少女のような幼い笑顔を見せるのも、どこか分かろうというものだ。

「ご馳走さまでした」

ぺろりと口元を拭いつつ、彼女はぺこりと頭を下げた。

「お、お粗末様でした」

我がなら、上手いことを言えた気がする。
座布団を与えてくれる人間はいないが。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...