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24-1 正装はドレス!?

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「んふっ、はっ」

 クチュクチュと水音を立てながら、ジウシードの舌をまさぐり舐める。はむはむと甘噛みしながら、思い切り吸い上げ、自身の口内へと誘う。その間もジウシードは薄く開いた目で、そんな俺のことを妖艶に見詰めている。ほんのりと赤く染まる頬に、妖艶な視線。次第に上がる熱い吐息に、俺の呼吸も荒くなり、心臓は早鐘を打つ。

 下半身がそそり立ってくるのが分かり、むずむずとどうにも腰が動く。ジウシードの下半身へと擦り付けているのが自分で分かるのに止めることが出来なかった。

「はっ、あっ、ジ、ジウシード」

 ジウシードの首にしがみ付き、クチュクチュと舌を挿入し、腰は前後に振りジウシードの股間に擦り付ける。

 次第にジウシードのモノもそそり立ってきているのが分かり、ゴリゴリとお互いのモノが擦り合わされ気持ち良くなってくる。

「あぁ、あん、き、気持ちい……」

 あぁ、ヤバい……お、俺はなにやってんだ……自分から腰振って……淫乱か! で、でも止められない……。ジ、ジウシードはどう思ってんだ?

 自分ひとりで盛り上がっているのでは、と不安になり、目を開け間近にあるジウシードの顔を見ると、そこには先程の妖艶な顔から完全にギラギラとした獣の表情となっていた。

「横になると服が皺になる。このままアキラが挿入してくれ」
「え!?」

 ガンガンにそそり立ったモノをズボンの隙間から取り出したジウシードは、俺の腰を持ち上げ下着を剥ぎ取った。そして俺の尻をさわっと撫でると、腰を掴まれ下へと下げられる。

「え、えっ」

 ピタリと俺の後孔へと貼り付いたジウシードのモノは、ズプリと俺のなかへと侵入した。

「あぁぁあ!!」

 しかしそこでピタリと止まり、先端だけが挿入された状態でジウシードがニヤリと笑う。

「アキラに任せる」
「!!」

 カァァァアっと顔が一気に火照り、しかしそんな俺の様子に嬉しそうに目を細めるジウシード。

「どうした?」
「うぅ……」

 自分から腰を下ろしていくことへの怖さと恥ずかしさとで、その場から動けなくなり固まる。

「早くしないとまたラウルがやって来るぞ?」

 そう言って意地悪そうに笑うジウシードに悔しくなる。涙目になりながらキッと睨むが、ジウシードはそんな俺の視線にも嬉しそうに笑うばかりだった。

 く、くそぅ、余裕の顔しやがって!!

 ジウシードを驚かせてみたい、蕩けたような顔を見てみたい、そんな気持ちが大きくなり、俺は再び齧り付くように唇を合わせたと同時に一気にズブンッ!! と、腰を落とした。

「!!」
「んんん!!」

 涙目になりながら、ジウシードをチラリと見ると、驚きの表情で目を見開いていた。
 やった、勝った!! いや、勝負ではないのだが……でも、なんかいつもやられてばかりだったのに、今日はやってやった!!

 唇を合わせながらもにやけそうになってしまい、ムフフとなっていると、それに気付いたのかジウシードがニヤリと笑った。えっ!?

 その瞬間、バチンッ!! と、下から激しく突き上げられる。

「んあぁぁあ!!」

 思わず口を離し叫んだ。
 俺の尻をワシッと掴んだかと思うと抱えられ、立ち上がり激しく突き上げる。

「えっ、やっ、あぁぁあ!! ま、待って!!」
「どうした? こうしたかったのだろう?」
「あっ、あっ、やっ」

 バチンバチンッと肌のぶつかる音が響き、お互いの呼吸が荒くなる。ずり落ちないよう必死にジウシードの首に縋りつく。

「たっぷり可愛がってやりたいところだが時間がない。もういくぞ」
「え、や、ちょっと待っ」

 立ったまま、自分の体重分の重みと共に、激しい抽送を繰り返され、一気にお互い果ててしまった。

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