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6-1 腹が減っても戦は出来る?
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頭がボーッとしてきた俺は誘われるままに唇をジウシードの唇へと向けてしまった。なにやらフッと口角の上がったジウシードは、ゆっくり啄むように俺の唇に唇を合わせた。
「んっ、ふっ」
ちゅっちゅっと唇を啄み、ペロリと舐める。無理矢理口をこじ開けることもせず、ペロペロと唇を舐め誘う。
相変わらず下半身はゆるゆると刺激され、唇を熱い舌で舐められ、俺の思考はおかしくなってしまった。優しい刺激に我慢出来なくなってきた俺は、自分から舌を突き出してしまい、ジウシードの舌を追った。
ニヤリと妖艶に笑ったジウシードは突き出された俺の舌に、自身の舌を這わせ、上から下から舐め上げ、そして甘噛みした。
ジュプッチュプッと水音を響かせながら、舌を絡ませ、そして、ジウシードの片手は俺の後頭部を掴むと大きく口を開け、深く舌を挿入した。
「んんっ、んはっ、むふっ」
次第にお互いの熱い吐息が絡み合い、少し口を離しては再び大きく口を合わせ口内をまさぐる。
「ハッ、ハッ、ア、アキラ……入れたい……」
唇を少し離した隙に、熱い吐息と共にジウシードが囁く。そして俺の尻を抑えていた手がスリッと割れ目をなぞり、ブルッと身体が震えた。
「んあんっ」
そのとき『グゥゥゥゥウウウ』という音が盛大に響き渡った。
「!? な、なんの音だ!?」
思考が一気に戻って来た。
「すまん、俺の腹の音だ……」
「は?」
「朝からなにも食べていない……」
「え!? なんで!?」
「なんでと言われても、どれが食べられるものなのか、道具はどうやって使うのか、全く分からん」
「…………ブフッ」
なるほど、異世界だもんな。食べ物も違うし、おそらく家電なんて分からないだろう。だから食べずに俺が帰って来るまで、ひたすら待っていた訳か……全裸で……。
相変わらず俺の股に突っ込まれたジウシードのモノはいまだ元気いっぱいにビクンビクンと俺のモノを刺激していた。
一気に冷静になり「ヒィィ」とジウシードのモノを引き抜かせようと腰を押し、後退ろうとするが、両手で尻を鷲掴みにされると、バチンと腰を打ち付けられる。
「おぃぃい!!!! 腹減ったんだろうが!!」
「このままのほうが辛い」
ガチガチになったジウシードのモノは俺の股で激しく動く。
「や、やめろぉぉぉ!! 出すなら便所へ行けー!!!!」
「もう……無理だ……くっ」
ハァハァと熱い息を俺の首に吐き掛け、バチン! と俺の腰に打ち付けた瞬間、ドピュッとジウシードの白濁した液体が俺のスーツを汚した。
俺の尻を抑えたままドクドクと脈打つジウシードのモノからは、ドピュッドピュッと大量に吐き出され続け、俺のスーツのズボンと床はドロドロに……。
生暖かく湿った股……。
「おい」
異常に低い声が出た。ジウシードは荒い息のまま俺の首元に顔を埋めていたが、俺の声にビクリと反応すると顔を上げた。そして、そーっと俺の股からモノを抜く。
「やめろって言ったよな?」
『グゥゥゥ』
「便所へ行けって……」
『グゥゥゥ』
「言った……」
『グゥゥゥ』
「よな……」
『グゥゥゥ』
「「…………」」
『グゥゥゥ』
「だぁぁあっ!!!! 笑かすな!! ブフッ、クククッ……いや、どんだけ……」
笑いが止まらなくなった。
超絶美形のくせに全裸で俺の股で抜いて、さらには盛大な腹の音って!!
「あぁ!! くそっ!! 俺は怒ってたんだぞ!? 怒ってたのに!! こんなの笑うしかないだろ!!」
「すまん」
必死に笑いを堪え、涙目にもなるが、シュンとしているジウシードに呆れつつもなんだか許してしまうのだった。
「あー、もう良いよ。とにかく俺はこの汚れたスーツを洗ってくるから、その間に服を貸すから着ろ」
じとっとジウシードを見ると、明らかにあわあわとしている姿にまたしても笑いそうになってしまった。
「す、すまない、服を汚すつもりは……」
「二度とするなよ?」
「あ、あぁ。次はちゃんと脱がせる」
「そういうことじゃない!!!!」
またしても怒声が響き渡ったのは言うまでもない。
「んっ、ふっ」
ちゅっちゅっと唇を啄み、ペロリと舐める。無理矢理口をこじ開けることもせず、ペロペロと唇を舐め誘う。
相変わらず下半身はゆるゆると刺激され、唇を熱い舌で舐められ、俺の思考はおかしくなってしまった。優しい刺激に我慢出来なくなってきた俺は、自分から舌を突き出してしまい、ジウシードの舌を追った。
ニヤリと妖艶に笑ったジウシードは突き出された俺の舌に、自身の舌を這わせ、上から下から舐め上げ、そして甘噛みした。
ジュプッチュプッと水音を響かせながら、舌を絡ませ、そして、ジウシードの片手は俺の後頭部を掴むと大きく口を開け、深く舌を挿入した。
「んんっ、んはっ、むふっ」
次第にお互いの熱い吐息が絡み合い、少し口を離しては再び大きく口を合わせ口内をまさぐる。
「ハッ、ハッ、ア、アキラ……入れたい……」
唇を少し離した隙に、熱い吐息と共にジウシードが囁く。そして俺の尻を抑えていた手がスリッと割れ目をなぞり、ブルッと身体が震えた。
「んあんっ」
そのとき『グゥゥゥゥウウウ』という音が盛大に響き渡った。
「!? な、なんの音だ!?」
思考が一気に戻って来た。
「すまん、俺の腹の音だ……」
「は?」
「朝からなにも食べていない……」
「え!? なんで!?」
「なんでと言われても、どれが食べられるものなのか、道具はどうやって使うのか、全く分からん」
「…………ブフッ」
なるほど、異世界だもんな。食べ物も違うし、おそらく家電なんて分からないだろう。だから食べずに俺が帰って来るまで、ひたすら待っていた訳か……全裸で……。
相変わらず俺の股に突っ込まれたジウシードのモノはいまだ元気いっぱいにビクンビクンと俺のモノを刺激していた。
一気に冷静になり「ヒィィ」とジウシードのモノを引き抜かせようと腰を押し、後退ろうとするが、両手で尻を鷲掴みにされると、バチンと腰を打ち付けられる。
「おぃぃい!!!! 腹減ったんだろうが!!」
「このままのほうが辛い」
ガチガチになったジウシードのモノは俺の股で激しく動く。
「や、やめろぉぉぉ!! 出すなら便所へ行けー!!!!」
「もう……無理だ……くっ」
ハァハァと熱い息を俺の首に吐き掛け、バチン! と俺の腰に打ち付けた瞬間、ドピュッとジウシードの白濁した液体が俺のスーツを汚した。
俺の尻を抑えたままドクドクと脈打つジウシードのモノからは、ドピュッドピュッと大量に吐き出され続け、俺のスーツのズボンと床はドロドロに……。
生暖かく湿った股……。
「おい」
異常に低い声が出た。ジウシードは荒い息のまま俺の首元に顔を埋めていたが、俺の声にビクリと反応すると顔を上げた。そして、そーっと俺の股からモノを抜く。
「やめろって言ったよな?」
『グゥゥゥ』
「便所へ行けって……」
『グゥゥゥ』
「言った……」
『グゥゥゥ』
「よな……」
『グゥゥゥ』
「「…………」」
『グゥゥゥ』
「だぁぁあっ!!!! 笑かすな!! ブフッ、クククッ……いや、どんだけ……」
笑いが止まらなくなった。
超絶美形のくせに全裸で俺の股で抜いて、さらには盛大な腹の音って!!
「あぁ!! くそっ!! 俺は怒ってたんだぞ!? 怒ってたのに!! こんなの笑うしかないだろ!!」
「すまん」
必死に笑いを堪え、涙目にもなるが、シュンとしているジウシードに呆れつつもなんだか許してしまうのだった。
「あー、もう良いよ。とにかく俺はこの汚れたスーツを洗ってくるから、その間に服を貸すから着ろ」
じとっとジウシードを見ると、明らかにあわあわとしている姿にまたしても笑いそうになってしまった。
「す、すまない、服を汚すつもりは……」
「二度とするなよ?」
「あ、あぁ。次はちゃんと脱がせる」
「そういうことじゃない!!!!」
またしても怒声が響き渡ったのは言うまでもない。
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