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第11話 男同士の恋談義!
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瘴気の森、例の宝石のような諸悪の根源。自分でも色々と文献を漁ってみたり、シナード宰相も色々と調べてみてくれた結果、やはりあれをどうにかするには浄化魔法が必要だろう、という結論に至った。という訳で、魔導師団ルース団長に再び魔法訓練をお願いしにやってきた。
「浄化魔法についてですよね……」
「はい」
「でも、その前に……」
「?」
ルース団長は俺に向いていた視線を後ろへと向けた。
「ライル、君はいらないから仕事へ戻るといい」
「は?」
ルース団長の言葉にライルは思い切り眉間に皺を寄せ聞き返した。
「いらないとはどういうことだ。私はショーゴの護衛だ」
「いらないでしょ。だってここは魔導師団だよ? それに私は魔導師団団長だよ? 私が傍にいてショーゴ殿が何者かに襲われる心配があると思う?」
「…………」
「ほらほら、大丈夫だから騎士団の仕事してきなよ」
ライルはチラリと俺を見た。うーん、確かにこの場に団長二人とか明らかに戦力過多だよな。
「ルース団長の言う通りだよ。俺は大丈夫だから、騎士団の仕事行って来てよ」
ライルは心配そうに俺の頬に一瞬手を触れると、「終わりそうな頃に迎えに来る」と耳元で小さく呟き去って行った。頬が触れあいそうな距離感にドキリとしてしまい、必死に冷静を装う。
「やれやれ、やっと行った。ハハ」
ルース団長はライルの姿が見えなくなった途端、大きな溜め息を吐き力を抜いた。そしてドカッと椅子に座り込むと一気に砕けた雰囲気となった。
「あ、ごめんよ、堅苦しいのは苦手でね。ずっと頑張ってたけど、普通に話してもいいかな? 私のこともルースと呼んでくれていいから」
アハハ、と笑ったルース。俺も堅苦しいのは苦手だ。そう言ってお互い笑い合った。
「いやぁ、まさかあのライルがこんなに過保護になっているとはねぇ。瘴気の森へ行ったときになんかあったのかい?」
「え、い、いや、なにも……」
「本当に?」
若干ニヤッとされながら聞かれる。い、言える訳がないだろ!
「瘴気の中和のためにライルの魔力を送ってもらったんだよね?」
ギクゥッ!!
「そ、そうだけど……」
「ふーん……どうやって?」
「うぐっ」
ニヤッとするルース。こ、こいつ、絶対分かってるだろ! ヤバい、意識したら顔が熱くなるのが分かる。な、なんで俺がこんな辱めを! ライルのせいなのに!!
「ま、いいや。ライルに聞いたところで絶対答えないだろうから、ショーゴに聞いてみたけど、その反応でなんとなく想像がつくしね」
「!!」
ダメだ、一気に顔が火照った。く、くそぉ。
「アハハ。ライルにも大事な人が出来て良かったよ」
そう言ったルースの表情は先程までのからかうような表情ではなく、優しくなんだか遠い目をしていた。
「だ、大事な人って……」
「んー? 大事な人以外の何者でもないでしょ。あんなに大事な宝物みたいに」
ぼふっと顔がさらに火照る。やっぱりライルは俺のことが好きなんだろうか……。はっきりさせたいようなはっきりさせたくないような……俺はどうしたいんだろう……。
ルースは俺をじっと見詰めていたが、フッと笑った。
「ま、ショーゴがライルを受け入れるにしろ受け入れないにしろ、あいつの想いに誠実であってもらいたいかな、幼馴染としては」
そう言ってルースは笑った。
「……うん」
そうだよな。いくら俺がはっきりさせたくないからと言って、ライルのあれがもし俺に対してのその……れ、恋愛的な感情なら、受け入れるのか受け入れないのかはっきりさせないと不誠実でしかないよな。
ん? いや、でもちょっと待てよ? 俺、別にライルに告白されてないもんな。告白されてもないのに、受け入れるか受け入れないか、ってそれこそ自意識過剰なんじゃ……えぇぇえ、いや、ほんとそうじゃん。告白もされてないのに何意識しちゃってんだよ……いや、違う。告白もされてないのに、あ、あんなエロいキスしてくるライルが悪いんじゃ! いや、でも拒まない俺も悪いのか? いやいや、でも力で敵わないし! いや、でも……
「あぁぁあ!! 分からん!!」
「だ、大丈夫か?」
頭をガシガシと搔きむしり、口から叫びが漏れていたらしい。ルースが苦笑しながら聞いた。
「ち、ちなみにさ、この国の人たちって『好き』とか言わないで付き合ったり結婚したりするもん?」
「ん? 好き?」
「う、うん」
「はっ! ま、まさか、あいつまだ何も言ってないの!?」
なんと答えたらいいものか悩んでいると無言の肯定となったらしく、ルースは盛大な溜め息を吐いた。
「はぁぁぁあああ、マジかぁ……あいつ……相当な馬鹿だな……口下手にしてもそこはちゃんとしろよな……」
ルース曰く、この国でも俺の常識とさほど変わることはないようだった。貴族同士ならば政略結婚が常であるため、自分の感情など関係はないらしいが、平民などはお互い気持ちが通じ合えば恋人となり、結婚をしたりもする。貴族でも恋愛結婚する者はいる。そのときはやはり同じように告白し恋人となり、という恋愛話を聞くとのことだ。
ちなみにこちらの世界では男同士や女同士というものも特に否定されるものでもないらしい。だからライル自身も俺に躊躇なくキスするんだな……と、思い出すな!! せっかく落ち着いた顔がまた火照るから!!
「ましてやライルは次男でライルの兄上が家を継いでいるし、家督も関係ないからねぇ。自由にさせてもらっているはずだよ」
「…………」
それじゃあ、やっぱりライルは別に俺のことを好きだとかじゃなく、ただ単に遊び……いや、あのライルが遊びでそんなことをするとも思えないから、本当に護衛というだけ……。
「い、いやまあライルはめちゃくちゃ口下手……というか、言葉が足らないんだよ、あいつは! いつも!」
俺が意気消沈してしまっていたからか、励ますようにルースは言ってくれていたが、次第になにかを思い出したのか、ぷりぷりと怒り出した。
「うん、そうなんだよ、言葉が足らない奴なんだよ。だからショーゴからなにか行動を起こさないと、言葉にしていないことすら気付かないかもね」
「え、えぇぇ……」
その後ルースは「私からもそれとなく言葉にしろって言っておくから」となぜか励まされたのだった。
「いやぁ、かなり話は逸れたけど浄化魔法の話をしないとね」
アハハとルースは笑った。そういやそうだった! そもそも浄化魔法を聞きに来たんだよ!
「浄化魔法は私たちも使えるんだけど、おそらくショーゴが使う浄化魔法とは別物だろうね」
「別物?」
「うん。私たちが使う浄化魔法は本当に簡単なことしか出来ない。身体や服の汚れを落としたり、家や物の汚れを落としたり、家のなかなどの空間の清浄化は出来るけれど、特定のものがない広い範囲での浄化などは出来ない。対象物があるからこそ発動されるのが我々の浄化魔法だ」
「でもショーゴが使う魔法は我々とは原理が違う。治癒魔法は内部を完全に感知してから治癒を施していた。ということは、浄化魔法も特定のものがなくとも、場の状態を感知して発動出来るのかもしれない」
「なるほど」
浄化魔法についてひとしきり説明を受けると、ルースは実際目の前でやって見せてくれた。
汚れた物に対して、俺が着ている服に対して、それらを対象に浄化魔法を発動させると、緩やかな冷たい風が吹き、まるで水で洗い流すかのようなキラキラとした光と共に汚れが絡め取られていき消えて行った。
「おぉ、凄い」
発動のさせ方はほぼ治癒魔法と似たようなものだったが、俺が目指しているのは場の浄化。あの諸悪の根源である宝石と共にあそこの場を全て浄化する、という目標だ。そのため場の状態を感知する訓練を行うことになった。
治癒魔法で体内の状態を感知するような感覚で場を感知していく。それらは元から身に備わっているかの如く、すんなりと俺の身体は理解しているようだった。
「やり方は分かったね? なら、後は練習を繰り返すこと」
「分かった」
「それにしてもライル遅いね。あれだけ心配していたくせに」
そういえばライルが出て行ってから、ルースとなぜか恋談義をし、そこから魔法講座に入ったため、かなり長い時間が経っている。そろそろ迎えに現れてもよさそうな頃なのに、一向に現れる気配がない。
「なにか騎士団であったのかな?」
ルースがそう小首をかしげる。
「せっかくだし騎士団まで行ってみるかい? 私が護衛として付いて行ったらいいだろう?」
「いいの?」
「フフ、ちょっと私も見てみたいこともあるしね」
そう言ってルースはニヤリと笑った……。な、なんだ、一体……。
「浄化魔法についてですよね……」
「はい」
「でも、その前に……」
「?」
ルース団長は俺に向いていた視線を後ろへと向けた。
「ライル、君はいらないから仕事へ戻るといい」
「は?」
ルース団長の言葉にライルは思い切り眉間に皺を寄せ聞き返した。
「いらないとはどういうことだ。私はショーゴの護衛だ」
「いらないでしょ。だってここは魔導師団だよ? それに私は魔導師団団長だよ? 私が傍にいてショーゴ殿が何者かに襲われる心配があると思う?」
「…………」
「ほらほら、大丈夫だから騎士団の仕事してきなよ」
ライルはチラリと俺を見た。うーん、確かにこの場に団長二人とか明らかに戦力過多だよな。
「ルース団長の言う通りだよ。俺は大丈夫だから、騎士団の仕事行って来てよ」
ライルは心配そうに俺の頬に一瞬手を触れると、「終わりそうな頃に迎えに来る」と耳元で小さく呟き去って行った。頬が触れあいそうな距離感にドキリとしてしまい、必死に冷静を装う。
「やれやれ、やっと行った。ハハ」
ルース団長はライルの姿が見えなくなった途端、大きな溜め息を吐き力を抜いた。そしてドカッと椅子に座り込むと一気に砕けた雰囲気となった。
「あ、ごめんよ、堅苦しいのは苦手でね。ずっと頑張ってたけど、普通に話してもいいかな? 私のこともルースと呼んでくれていいから」
アハハ、と笑ったルース。俺も堅苦しいのは苦手だ。そう言ってお互い笑い合った。
「いやぁ、まさかあのライルがこんなに過保護になっているとはねぇ。瘴気の森へ行ったときになんかあったのかい?」
「え、い、いや、なにも……」
「本当に?」
若干ニヤッとされながら聞かれる。い、言える訳がないだろ!
「瘴気の中和のためにライルの魔力を送ってもらったんだよね?」
ギクゥッ!!
「そ、そうだけど……」
「ふーん……どうやって?」
「うぐっ」
ニヤッとするルース。こ、こいつ、絶対分かってるだろ! ヤバい、意識したら顔が熱くなるのが分かる。な、なんで俺がこんな辱めを! ライルのせいなのに!!
「ま、いいや。ライルに聞いたところで絶対答えないだろうから、ショーゴに聞いてみたけど、その反応でなんとなく想像がつくしね」
「!!」
ダメだ、一気に顔が火照った。く、くそぉ。
「アハハ。ライルにも大事な人が出来て良かったよ」
そう言ったルースの表情は先程までのからかうような表情ではなく、優しくなんだか遠い目をしていた。
「だ、大事な人って……」
「んー? 大事な人以外の何者でもないでしょ。あんなに大事な宝物みたいに」
ぼふっと顔がさらに火照る。やっぱりライルは俺のことが好きなんだろうか……。はっきりさせたいようなはっきりさせたくないような……俺はどうしたいんだろう……。
ルースは俺をじっと見詰めていたが、フッと笑った。
「ま、ショーゴがライルを受け入れるにしろ受け入れないにしろ、あいつの想いに誠実であってもらいたいかな、幼馴染としては」
そう言ってルースは笑った。
「……うん」
そうだよな。いくら俺がはっきりさせたくないからと言って、ライルのあれがもし俺に対してのその……れ、恋愛的な感情なら、受け入れるのか受け入れないのかはっきりさせないと不誠実でしかないよな。
ん? いや、でもちょっと待てよ? 俺、別にライルに告白されてないもんな。告白されてもないのに、受け入れるか受け入れないか、ってそれこそ自意識過剰なんじゃ……えぇぇえ、いや、ほんとそうじゃん。告白もされてないのに何意識しちゃってんだよ……いや、違う。告白もされてないのに、あ、あんなエロいキスしてくるライルが悪いんじゃ! いや、でも拒まない俺も悪いのか? いやいや、でも力で敵わないし! いや、でも……
「あぁぁあ!! 分からん!!」
「だ、大丈夫か?」
頭をガシガシと搔きむしり、口から叫びが漏れていたらしい。ルースが苦笑しながら聞いた。
「ち、ちなみにさ、この国の人たちって『好き』とか言わないで付き合ったり結婚したりするもん?」
「ん? 好き?」
「う、うん」
「はっ! ま、まさか、あいつまだ何も言ってないの!?」
なんと答えたらいいものか悩んでいると無言の肯定となったらしく、ルースは盛大な溜め息を吐いた。
「はぁぁぁあああ、マジかぁ……あいつ……相当な馬鹿だな……口下手にしてもそこはちゃんとしろよな……」
ルース曰く、この国でも俺の常識とさほど変わることはないようだった。貴族同士ならば政略結婚が常であるため、自分の感情など関係はないらしいが、平民などはお互い気持ちが通じ合えば恋人となり、結婚をしたりもする。貴族でも恋愛結婚する者はいる。そのときはやはり同じように告白し恋人となり、という恋愛話を聞くとのことだ。
ちなみにこちらの世界では男同士や女同士というものも特に否定されるものでもないらしい。だからライル自身も俺に躊躇なくキスするんだな……と、思い出すな!! せっかく落ち着いた顔がまた火照るから!!
「ましてやライルは次男でライルの兄上が家を継いでいるし、家督も関係ないからねぇ。自由にさせてもらっているはずだよ」
「…………」
それじゃあ、やっぱりライルは別に俺のことを好きだとかじゃなく、ただ単に遊び……いや、あのライルが遊びでそんなことをするとも思えないから、本当に護衛というだけ……。
「い、いやまあライルはめちゃくちゃ口下手……というか、言葉が足らないんだよ、あいつは! いつも!」
俺が意気消沈してしまっていたからか、励ますようにルースは言ってくれていたが、次第になにかを思い出したのか、ぷりぷりと怒り出した。
「うん、そうなんだよ、言葉が足らない奴なんだよ。だからショーゴからなにか行動を起こさないと、言葉にしていないことすら気付かないかもね」
「え、えぇぇ……」
その後ルースは「私からもそれとなく言葉にしろって言っておくから」となぜか励まされたのだった。
「いやぁ、かなり話は逸れたけど浄化魔法の話をしないとね」
アハハとルースは笑った。そういやそうだった! そもそも浄化魔法を聞きに来たんだよ!
「浄化魔法は私たちも使えるんだけど、おそらくショーゴが使う浄化魔法とは別物だろうね」
「別物?」
「うん。私たちが使う浄化魔法は本当に簡単なことしか出来ない。身体や服の汚れを落としたり、家や物の汚れを落としたり、家のなかなどの空間の清浄化は出来るけれど、特定のものがない広い範囲での浄化などは出来ない。対象物があるからこそ発動されるのが我々の浄化魔法だ」
「でもショーゴが使う魔法は我々とは原理が違う。治癒魔法は内部を完全に感知してから治癒を施していた。ということは、浄化魔法も特定のものがなくとも、場の状態を感知して発動出来るのかもしれない」
「なるほど」
浄化魔法についてひとしきり説明を受けると、ルースは実際目の前でやって見せてくれた。
汚れた物に対して、俺が着ている服に対して、それらを対象に浄化魔法を発動させると、緩やかな冷たい風が吹き、まるで水で洗い流すかのようなキラキラとした光と共に汚れが絡め取られていき消えて行った。
「おぉ、凄い」
発動のさせ方はほぼ治癒魔法と似たようなものだったが、俺が目指しているのは場の浄化。あの諸悪の根源である宝石と共にあそこの場を全て浄化する、という目標だ。そのため場の状態を感知する訓練を行うことになった。
治癒魔法で体内の状態を感知するような感覚で場を感知していく。それらは元から身に備わっているかの如く、すんなりと俺の身体は理解しているようだった。
「やり方は分かったね? なら、後は練習を繰り返すこと」
「分かった」
「それにしてもライル遅いね。あれだけ心配していたくせに」
そういえばライルが出て行ってから、ルースとなぜか恋談義をし、そこから魔法講座に入ったため、かなり長い時間が経っている。そろそろ迎えに現れてもよさそうな頃なのに、一向に現れる気配がない。
「なにか騎士団であったのかな?」
ルースがそう小首をかしげる。
「せっかくだし騎士団まで行ってみるかい? 私が護衛として付いて行ったらいいだろう?」
「いいの?」
「フフ、ちょっと私も見てみたいこともあるしね」
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