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美しい白い髪の少女
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学校が終わって帰りながら公園に立ち寄ってゲームを起動していると
「やめて下さい。お願いだから~」
女の人の声が聞こえたので見いくことにした
面倒事は嫌いだがゲーマーとしてイベントは逃せないという謎の衝動にかられた
声のするのは公園の裏手だ
こっそり覗いてみると
「お願いだから~」
っと泣きそうになりながら犬に言っていた
「・・・」
こっちに気づいた
「そこの人助けて下さい」
俺か~い
「はい」
犬を抱きかかえ顔を上げると
日が当たり髪の透明感が一層際立つ白い髪をした女の人だった
「あの助けて下さりありがとうございます」
「ん?あぁ大丈夫ですよ」
ちょっと待てよ。この人確か俺のクラスにいた日向氷華じゃないか?
「それでは私はこれで」
「ちょっと待って!君は日向氷華さん?」
「えっ?あっはい。そうですけどなんで知ってるですか?」
やっぱりか。もう10月だけどほとんど学校に来てないんだよね
「俺同じクラスの生徒なんだけど」
「なるほどそういう事ですか」
すると彼女は近くにあったベンチに座りスマホを取り出し何かしている?
「あの?何してるんですか?」
「ん?よくぞ聞いてくれました!現在ダウンロード急上昇中のMMORPG【クロニクル】です!」
「それ俺もやってるよ」
「ホントですか!?一緒にマルチクエストやりましょう!」
「あぁいいよ」
と、了承すると満面の笑みでキャラを操作している
「どこに居ますか~?」
「今は始まりの街だよ」
「おkです!今レベルはどのくらいですか?」
「今はレベル100だよ。日向さんは?」
「さん付けはしなくて大丈夫です!」
「そう?じゃあ 日向は?」
「今は160です!」
カンストかよ!と心の中でツッコミを入れておく
「100って事はそろそろ限界突破
クエストですね~(・∀・)」
このMMORPG【クロニクル】はレベル100まで達するとそれ以上にレベルを上げるために限界突破クエストが出来るようになるのだ
「そこが中々難しくてね~」
「そうですよね!あっ!居ました!」
「このアイスってのが日向?」
「はい!獣人族じゃないですか!羨ましいです~。」
日向はヒューマンの弓使いらしい
「それじゃあ何行く?」
「ではあれに行きましょう!カで始まってトで終わるやつに」
「カルトリアスト?」
「違いますよ!カップル限定クエストですよ!」
「あぁそれか」
「もしかしてもう行ってます?」
「いや。行ってないね」
「それでは行きましょうオリくん!」
「オリくん?」
「オリーグだからオリ君です!」
「なるほどね」
オリーグとアイスはクエスト掲示板の前でカップル限定クエストを受けた
「流石にカンストキャラが居ると楽だな」
「えへへ~。そうですか~?」
凄いニコニコしてる
今相手にしているのはボスの一個手前の敵いわゆる中ボスと言うやつだ
「にしてもコイツ硬すぎないか?」
「そうですね。カンストしてる私でもですから限界突破していないオリくんにはしんどいかもですね。」
「仕方ない。バフ使って攻め込むか!」
バフを4個ほど使い一気に攻め込む
「オリくんダメです!そいつに近づきすぎると」
無数の手が伸びてきた
考える前に指が動いた
「危ねぇ~。もうちょいで喰らうとこだった」
その隙に一気に切りかかって仕留めた
「よっしゃ!勝てた~」
「あのオリくん?」
「どうしたの?」
「今のはなんですか?」
「(。´・ω・)ん?なんの事?」
「なんであの距離であの攻撃を避けれるんですか!?敏捷性に極振りですか?それともなんかそういう系統のスキルか装備ですか?」
「えっ?いや普通に当たる瞬間に横ステップで避けるだけだよ?」
「何言ってるんですか!?そんなのほぼ不可能ですよ!」
「えっ?そう?」
「ん?もしかして」
「やめて下さい。お願いだから~」
女の人の声が聞こえたので見いくことにした
面倒事は嫌いだがゲーマーとしてイベントは逃せないという謎の衝動にかられた
声のするのは公園の裏手だ
こっそり覗いてみると
「お願いだから~」
っと泣きそうになりながら犬に言っていた
「・・・」
こっちに気づいた
「そこの人助けて下さい」
俺か~い
「はい」
犬を抱きかかえ顔を上げると
日が当たり髪の透明感が一層際立つ白い髪をした女の人だった
「あの助けて下さりありがとうございます」
「ん?あぁ大丈夫ですよ」
ちょっと待てよ。この人確か俺のクラスにいた日向氷華じゃないか?
「それでは私はこれで」
「ちょっと待って!君は日向氷華さん?」
「えっ?あっはい。そうですけどなんで知ってるですか?」
やっぱりか。もう10月だけどほとんど学校に来てないんだよね
「俺同じクラスの生徒なんだけど」
「なるほどそういう事ですか」
すると彼女は近くにあったベンチに座りスマホを取り出し何かしている?
「あの?何してるんですか?」
「ん?よくぞ聞いてくれました!現在ダウンロード急上昇中のMMORPG【クロニクル】です!」
「それ俺もやってるよ」
「ホントですか!?一緒にマルチクエストやりましょう!」
「あぁいいよ」
と、了承すると満面の笑みでキャラを操作している
「どこに居ますか~?」
「今は始まりの街だよ」
「おkです!今レベルはどのくらいですか?」
「今はレベル100だよ。日向さんは?」
「さん付けはしなくて大丈夫です!」
「そう?じゃあ 日向は?」
「今は160です!」
カンストかよ!と心の中でツッコミを入れておく
「100って事はそろそろ限界突破
クエストですね~(・∀・)」
このMMORPG【クロニクル】はレベル100まで達するとそれ以上にレベルを上げるために限界突破クエストが出来るようになるのだ
「そこが中々難しくてね~」
「そうですよね!あっ!居ました!」
「このアイスってのが日向?」
「はい!獣人族じゃないですか!羨ましいです~。」
日向はヒューマンの弓使いらしい
「それじゃあ何行く?」
「ではあれに行きましょう!カで始まってトで終わるやつに」
「カルトリアスト?」
「違いますよ!カップル限定クエストですよ!」
「あぁそれか」
「もしかしてもう行ってます?」
「いや。行ってないね」
「それでは行きましょうオリくん!」
「オリくん?」
「オリーグだからオリ君です!」
「なるほどね」
オリーグとアイスはクエスト掲示板の前でカップル限定クエストを受けた
「流石にカンストキャラが居ると楽だな」
「えへへ~。そうですか~?」
凄いニコニコしてる
今相手にしているのはボスの一個手前の敵いわゆる中ボスと言うやつだ
「にしてもコイツ硬すぎないか?」
「そうですね。カンストしてる私でもですから限界突破していないオリくんにはしんどいかもですね。」
「仕方ない。バフ使って攻め込むか!」
バフを4個ほど使い一気に攻め込む
「オリくんダメです!そいつに近づきすぎると」
無数の手が伸びてきた
考える前に指が動いた
「危ねぇ~。もうちょいで喰らうとこだった」
その隙に一気に切りかかって仕留めた
「よっしゃ!勝てた~」
「あのオリくん?」
「どうしたの?」
「今のはなんですか?」
「(。´・ω・)ん?なんの事?」
「なんであの距離であの攻撃を避けれるんですか!?敏捷性に極振りですか?それともなんかそういう系統のスキルか装備ですか?」
「えっ?いや普通に当たる瞬間に横ステップで避けるだけだよ?」
「何言ってるんですか!?そんなのほぼ不可能ですよ!」
「えっ?そう?」
「ん?もしかして」
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