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時間が止まったら男がやること
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時間が止まるなんて、そんなアダルトビデオみたいな設定がある訳ねぇーだろう、と思いながらも期待していた。
時間が止まる、というのは男にとって夢なのだ。すべての異能の力で一番強い能力。あまりにも強すぎて、数々の作品で扱われているけど、そのほとんどに制限がかけられている。数秒しか時間が止められなかったり、止めた世界には化物が生息したり、……etc。
それでも時間を止めることができれば、あんな事やこんな事ができるのだ。
ストップウォッチの表示画面は、すでに5分を示していた。
押すべきボタンは1つしか無い。
ボタンを押す。
『ビービービービー』
教室に設置されているスピーカーも連動して音が流れているんじゃないか、と思うほどの大音量だった。
ストップウォッチを押した瞬間にクラスメイトの動きが止まった。
それはまるで時が止まったようだった。
時間が止まったせいだろうか? なぜか寒さを感じる。
俺は握っていたストップウォッチを見た。
表示されていた5分が0秒に向かって動き出している。
説明書が無くても見ればわかる使用である。時間が止まっているのは5分ということだろう。
なにしよう? なにしよう? せっかく5分も時間が止まっているのだ。
先にやるべきことをシュミレーションしとけばよかった。5分は時間が止まっているということはわかった。
わかったけど他のことがわからない。わからないから説明書を先に読んでおくべきだった。せっかく説明書らしき紙もあるのに。
ちょっと止めよう。
俺はストップウォッチのボタンを再度押す。
時間はストップしない。
ガーン。
えっ、これって使用は1回のみなんですか?
説明書を読んでいたら時間が過ぎてしまうので、わからない。
クソ。仕方がない。
とりあえず、おっぱい揉もう。
ネコタソとナミが俺の膝の上に座っていた。
どちらのおっぱいを揉もうかな?
君に決めた。
ネコタソの胸に手を当てた。
「おっぱいっていいもんだな」←志村○ん風に言う。
本当に時間が止まっているみたいで、ネコタソは何も反応しなかった。
服の上からのおっぱいの感触は、想像よりも大したことがなかった。しょせん服の感触である。
「それじゃあお兄さん、服の下に手を突っ込んじゃってください」
「えっ、いいんですか?」
「今だけですよ」と俺は独り言を呟く。
1人で会話してるのである。
「本当に時間が止まってんだろうな?」と俺は言う。「こんなの時間が止まってなきゃあ犯罪だぞ」
ネコタソのホッペを抓る。
動かない。
「本当に時間が止まっているみたいです。隊長」
と俺は独り言を呟く。
この独り言。癖である。ずっと1人で部屋にいたのだ。だから1人で会話するスキルぐらい身につけている。
俺の手がネコタソの服の下に潜った。
「隊長。侵入するであります」
と俺は言いながらネコタソの服の下に手を突っ込んだ。
まず初めに感じたのは生肌の感触。
「生肌っていいよな」←志村◯ん風に言う。
そして俺の手は胸を目指して上に登っていく。
「布地の感触があります。隊長」
「これはスポブラというヤツではないでしょうか? 隊長」
「そうだ。これはスポブラだ。全員配置につけ」
「はい」
「全員、スポブラの中に突入」
俺の手がスポブラの下を侵入していく。
スポブラの中には柔らかい感触があった。
まだ未成熟な柔らかい果実。
「感動であります」と俺の兵隊達が歓喜している。
柔らかい果実の中心にはヘタがついていた。
そのヘタを隊員達は、喜びながら触っていく。
「こんなにイヤラシイ体をして。グヘヘへへ」
次はキモ男モードになってしまった。
「こんなことされたら気持ちいいのか? グヘヘへ」
いくら触ってもネコタソは無表情だった。
「可愛らしい耳じゃないか。グヘ」
俺は猫耳を見つめた。
ロックオン。
そして俺はパクッとくわえた。猫耳を。
クソ、これ模造品だった。
口の中に模造品の毛が入ってきた。
ペペペ、毛を吐き出す。
「なかなかやるじゃないか。巧妙なトラップ。恐れ入ったぞ」と俺は言う。
次は何のキャラクターになっているんだろう? 1人っきりの時って、こんな感じっすよね? 読者諸君もこんな感じっすよね? 俺だけっていうことはないと思う。
ネコタソの本物の耳をペロッと舐めてみる。
耳。それはフィギアのようにデザインされた完璧な造形品。
耳の美しさというのは曲線美である。
俺は完璧な造形品を舌でなぞった。
どうやら造形品には小さな穴があるらしい。
俺の舌は冒険家だった。そこに洞窟があるなら入りたい、と思うタイプなのである。
俺の舌が洞窟に入った。
お宝はございませんか? ここに賢者の石があると伺ってきたのですが?
これで残り時間は何分?
まだ耳しか冒険してませんよ。
残り1分。
「1分もあれば沖縄旅行にも行ける」
「嘘つけよ。なんでそんな嘘をつくんだよ」
1人でボケて1人でツッコむ。
「それじゃあナミナミのお胸様も触らせていただきます」
俺は彼女の胸に手を置いた。
「あれ? 固いな」
「隊長。ナミ様はちゃんとしたブラジャーを付けております」
「よしわかった。侵入」
隊長は命令を下した。
果たして隊長が下した決断は英断だったのか? 続く。
時間が止まる、というのは男にとって夢なのだ。すべての異能の力で一番強い能力。あまりにも強すぎて、数々の作品で扱われているけど、そのほとんどに制限がかけられている。数秒しか時間が止められなかったり、止めた世界には化物が生息したり、……etc。
それでも時間を止めることができれば、あんな事やこんな事ができるのだ。
ストップウォッチの表示画面は、すでに5分を示していた。
押すべきボタンは1つしか無い。
ボタンを押す。
『ビービービービー』
教室に設置されているスピーカーも連動して音が流れているんじゃないか、と思うほどの大音量だった。
ストップウォッチを押した瞬間にクラスメイトの動きが止まった。
それはまるで時が止まったようだった。
時間が止まったせいだろうか? なぜか寒さを感じる。
俺は握っていたストップウォッチを見た。
表示されていた5分が0秒に向かって動き出している。
説明書が無くても見ればわかる使用である。時間が止まっているのは5分ということだろう。
なにしよう? なにしよう? せっかく5分も時間が止まっているのだ。
先にやるべきことをシュミレーションしとけばよかった。5分は時間が止まっているということはわかった。
わかったけど他のことがわからない。わからないから説明書を先に読んでおくべきだった。せっかく説明書らしき紙もあるのに。
ちょっと止めよう。
俺はストップウォッチのボタンを再度押す。
時間はストップしない。
ガーン。
えっ、これって使用は1回のみなんですか?
説明書を読んでいたら時間が過ぎてしまうので、わからない。
クソ。仕方がない。
とりあえず、おっぱい揉もう。
ネコタソとナミが俺の膝の上に座っていた。
どちらのおっぱいを揉もうかな?
君に決めた。
ネコタソの胸に手を当てた。
「おっぱいっていいもんだな」←志村○ん風に言う。
本当に時間が止まっているみたいで、ネコタソは何も反応しなかった。
服の上からのおっぱいの感触は、想像よりも大したことがなかった。しょせん服の感触である。
「それじゃあお兄さん、服の下に手を突っ込んじゃってください」
「えっ、いいんですか?」
「今だけですよ」と俺は独り言を呟く。
1人で会話してるのである。
「本当に時間が止まってんだろうな?」と俺は言う。「こんなの時間が止まってなきゃあ犯罪だぞ」
ネコタソのホッペを抓る。
動かない。
「本当に時間が止まっているみたいです。隊長」
と俺は独り言を呟く。
この独り言。癖である。ずっと1人で部屋にいたのだ。だから1人で会話するスキルぐらい身につけている。
俺の手がネコタソの服の下に潜った。
「隊長。侵入するであります」
と俺は言いながらネコタソの服の下に手を突っ込んだ。
まず初めに感じたのは生肌の感触。
「生肌っていいよな」←志村◯ん風に言う。
そして俺の手は胸を目指して上に登っていく。
「布地の感触があります。隊長」
「これはスポブラというヤツではないでしょうか? 隊長」
「そうだ。これはスポブラだ。全員配置につけ」
「はい」
「全員、スポブラの中に突入」
俺の手がスポブラの下を侵入していく。
スポブラの中には柔らかい感触があった。
まだ未成熟な柔らかい果実。
「感動であります」と俺の兵隊達が歓喜している。
柔らかい果実の中心にはヘタがついていた。
そのヘタを隊員達は、喜びながら触っていく。
「こんなにイヤラシイ体をして。グヘヘへへ」
次はキモ男モードになってしまった。
「こんなことされたら気持ちいいのか? グヘヘへ」
いくら触ってもネコタソは無表情だった。
「可愛らしい耳じゃないか。グヘ」
俺は猫耳を見つめた。
ロックオン。
そして俺はパクッとくわえた。猫耳を。
クソ、これ模造品だった。
口の中に模造品の毛が入ってきた。
ペペペ、毛を吐き出す。
「なかなかやるじゃないか。巧妙なトラップ。恐れ入ったぞ」と俺は言う。
次は何のキャラクターになっているんだろう? 1人っきりの時って、こんな感じっすよね? 読者諸君もこんな感じっすよね? 俺だけっていうことはないと思う。
ネコタソの本物の耳をペロッと舐めてみる。
耳。それはフィギアのようにデザインされた完璧な造形品。
耳の美しさというのは曲線美である。
俺は完璧な造形品を舌でなぞった。
どうやら造形品には小さな穴があるらしい。
俺の舌は冒険家だった。そこに洞窟があるなら入りたい、と思うタイプなのである。
俺の舌が洞窟に入った。
お宝はございませんか? ここに賢者の石があると伺ってきたのですが?
これで残り時間は何分?
まだ耳しか冒険してませんよ。
残り1分。
「1分もあれば沖縄旅行にも行ける」
「嘘つけよ。なんでそんな嘘をつくんだよ」
1人でボケて1人でツッコむ。
「それじゃあナミナミのお胸様も触らせていただきます」
俺は彼女の胸に手を置いた。
「あれ? 固いな」
「隊長。ナミ様はちゃんとしたブラジャーを付けております」
「よしわかった。侵入」
隊長は命令を下した。
果たして隊長が下した決断は英断だったのか? 続く。
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