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魔力を失ったエルフは処分
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クソ。
ココに少女を連れて来るんじゃなかった。
すぐに気配察知をやったけど、少女の魔力が1ミリもないおかげで気配察知に引っかからない。
目視で探すしかない。
少年達を無視して、俺は空を飛んだ。風を起こす魔法を操れば空は飛ぶことはできる。操縦は意外と難しい。
高くまで飛んでみたけど少女の姿は見えない。
どこいったんだよ? 俺は焦る。
もしかして1人で村に行ったんじゃないか? 自分の家に帰ったんじゃないか?
地上で2人の少年エルフが俺に弓を向けていた。まだ彼等は俺のことを狙っているらしい。説明する時間も惜しいので、俺は2人を無視してエルフの村に向かった。
黒髪少女を見つけた。
最悪な状況になっている。
どこから拾ってきたのか彼女はナイフを手にして自分の喉元に刺そうとしている。
それを他のエルフ達が取り囲んでいた。彼女に物を投げるエルフもいた。
俺が目を離しているうちに、どうしてこうなった?
俺は地上に降りる。
「やめなさい」
と俺は言って、自分の喉を刺そうとしていたナイフの刃を手で握った。
普通の人間なら血が出るけど、ナイフで俺を傷つけることはできない。
彼女の手からナイフを奪い取る。
黒髪のエルフは苦痛で顔を歪ませていた。
「何があったんだ?」
彼女は何も答えなかった。
絶望という溝に落ちたように、暗い表情をしていた。
「君をココに連れて来なければよかった」
俺は周りを取り囲んでいたエルフを睨んだ。
仲間のはずなのに、魔力が無いというだけで彼女を排除しようとしている。
「もうココは君の家じゃない。街に戻ろう」と俺は言った。
「待ってください勇者様」
と取り囲んでいたうちの1人のエルフが言った。
俺のことを勇者だと覚えているのか?
呼び止めたエルフは、年老いているのか目元に少しの皺があった。
「その子は魔力を失ったエルフです。ココで処分させてください」
胃の底から俺は怒りを感じた。
なぜ彼女を殺させなくちゃいけないのか?
「この子は俺の持ち物だ。処分するということは俺の物を壊すということだ。お前等はこの村を救った俺の持ち物を破壊するのか?」
「……」
遠くから矢が飛んで来た。
その矢は黒髪エルフの腕に刺さった。
彼女は地面にしゃがみ込み、血がしたたり落ちる腕を抑えた。
耐えられない。怒りで支配されそうである。この村を滅ぼそうか? でも大人の思考が、それを食い止める。この村にも掟があり、その掟に従ってエルフ達は動いているだけだろう。
それがわかっているから、この村を滅ぼすことはないけど2度とココには来ないだろう。
俺は彼女の腕から矢を抜く。血がブッシューと溢れ出す。そこに手を当てて回復魔法をかけた。ヒールという魔法である。
魔法は気持ちやイメージが大切である。回復魔法なら、傷ついた人を癒したいという気持ち。要は大切に思う人ならヒールは使いやすい。だけど死んで欲しい人ならヒールは使えない。
彼女の腕の傷はすぐに治った。
そして矢が飛んで来た方を見る。
さきほど俺達のことを監視していた2人の少年エルフだった。
2人は弓をひいて俺達を狙っていた。
「やめなさい」
さっきまで喋っていた目元に皺があるエルフが叫んだ。
2人の少年エルフが矢を飛ばすのをやめた。
「申し訳ありません。勇者様の持ち物には誰も手出しはさせません」
そうしてくれ、と俺は言った。
「私は村長のケアールと言います。矢を飛ばしたこの子達を許してあげてください」
2人の少年エルフが大人達に頭を掴まれ、無理矢理に頭を下げさせられたいた。
なんで謝らなくちゃいけないんだよ、とブツブツと少年達は言っている。
「この方は勇者様だ」
とケアールは言った。
「……勇者様!」と少年達が驚いていた。
彼等にとっては村の掟を守るために、村を守るために仕事をしただけなんだろう。
「なぜ彼女を殺そうとした?」
と俺は尋ねた。
「魔力を失ったエルフは処分する掟なんです」とケアールが言う。
「それはさっき聞いた。なぜ、そんな掟がある?」
「魔力を失った状態は遺伝します。村に魔力を失った子を置いておけば、魔力が無い子が産まれ、その子も魔力が無い子を産みます。そして長い年月が経てば、この村のエルフは魔力が使えなくなるでしょう。私達は森に住んでいますので魔力がなければ生活ができません。そうなれば滅びるしか無いのです」
彼等の掟は村を守るに必要なことなんだろう。
そうか、と俺は呟く。
この村には黒髪エルフがいる場所はどこにもない。
バランの言う通りだった。バランというのはツルツル頭のドワーフのことである。
「なぜ勇者様はこの村に寄ったのですか?」
この子を家に帰すため。
だけど、もう言えなかった。
でも少年達には言ってしまっていた。
「この子の両親を探しているんだ」
と俺は言った。
「……アニーの親は死にました」と村長は言った。
「彼女を探すために村から出て、ケンタウルスに出会って殺されてしまいました」
俺は黒髪の少女を見た。
彼女は地面を見つめていた。
この村には彼女を待つ者もいない。
遠くの方で『うぉぉぉぉぉぉぉ』と魔物の雄叫びが聞こえた。
勇者だから出会うのか? 出会うから勇者なのか?
俺が昔に作った結界に大きなヒビが入った。空がひび割れたように見える。
そして透明な結界が割れ、村を覗き込むようにケンタウルスがコチラを見て
ココに少女を連れて来るんじゃなかった。
すぐに気配察知をやったけど、少女の魔力が1ミリもないおかげで気配察知に引っかからない。
目視で探すしかない。
少年達を無視して、俺は空を飛んだ。風を起こす魔法を操れば空は飛ぶことはできる。操縦は意外と難しい。
高くまで飛んでみたけど少女の姿は見えない。
どこいったんだよ? 俺は焦る。
もしかして1人で村に行ったんじゃないか? 自分の家に帰ったんじゃないか?
地上で2人の少年エルフが俺に弓を向けていた。まだ彼等は俺のことを狙っているらしい。説明する時間も惜しいので、俺は2人を無視してエルフの村に向かった。
黒髪少女を見つけた。
最悪な状況になっている。
どこから拾ってきたのか彼女はナイフを手にして自分の喉元に刺そうとしている。
それを他のエルフ達が取り囲んでいた。彼女に物を投げるエルフもいた。
俺が目を離しているうちに、どうしてこうなった?
俺は地上に降りる。
「やめなさい」
と俺は言って、自分の喉を刺そうとしていたナイフの刃を手で握った。
普通の人間なら血が出るけど、ナイフで俺を傷つけることはできない。
彼女の手からナイフを奪い取る。
黒髪のエルフは苦痛で顔を歪ませていた。
「何があったんだ?」
彼女は何も答えなかった。
絶望という溝に落ちたように、暗い表情をしていた。
「君をココに連れて来なければよかった」
俺は周りを取り囲んでいたエルフを睨んだ。
仲間のはずなのに、魔力が無いというだけで彼女を排除しようとしている。
「もうココは君の家じゃない。街に戻ろう」と俺は言った。
「待ってください勇者様」
と取り囲んでいたうちの1人のエルフが言った。
俺のことを勇者だと覚えているのか?
呼び止めたエルフは、年老いているのか目元に少しの皺があった。
「その子は魔力を失ったエルフです。ココで処分させてください」
胃の底から俺は怒りを感じた。
なぜ彼女を殺させなくちゃいけないのか?
「この子は俺の持ち物だ。処分するということは俺の物を壊すということだ。お前等はこの村を救った俺の持ち物を破壊するのか?」
「……」
遠くから矢が飛んで来た。
その矢は黒髪エルフの腕に刺さった。
彼女は地面にしゃがみ込み、血がしたたり落ちる腕を抑えた。
耐えられない。怒りで支配されそうである。この村を滅ぼそうか? でも大人の思考が、それを食い止める。この村にも掟があり、その掟に従ってエルフ達は動いているだけだろう。
それがわかっているから、この村を滅ぼすことはないけど2度とココには来ないだろう。
俺は彼女の腕から矢を抜く。血がブッシューと溢れ出す。そこに手を当てて回復魔法をかけた。ヒールという魔法である。
魔法は気持ちやイメージが大切である。回復魔法なら、傷ついた人を癒したいという気持ち。要は大切に思う人ならヒールは使いやすい。だけど死んで欲しい人ならヒールは使えない。
彼女の腕の傷はすぐに治った。
そして矢が飛んで来た方を見る。
さきほど俺達のことを監視していた2人の少年エルフだった。
2人は弓をひいて俺達を狙っていた。
「やめなさい」
さっきまで喋っていた目元に皺があるエルフが叫んだ。
2人の少年エルフが矢を飛ばすのをやめた。
「申し訳ありません。勇者様の持ち物には誰も手出しはさせません」
そうしてくれ、と俺は言った。
「私は村長のケアールと言います。矢を飛ばしたこの子達を許してあげてください」
2人の少年エルフが大人達に頭を掴まれ、無理矢理に頭を下げさせられたいた。
なんで謝らなくちゃいけないんだよ、とブツブツと少年達は言っている。
「この方は勇者様だ」
とケアールは言った。
「……勇者様!」と少年達が驚いていた。
彼等にとっては村の掟を守るために、村を守るために仕事をしただけなんだろう。
「なぜ彼女を殺そうとした?」
と俺は尋ねた。
「魔力を失ったエルフは処分する掟なんです」とケアールが言う。
「それはさっき聞いた。なぜ、そんな掟がある?」
「魔力を失った状態は遺伝します。村に魔力を失った子を置いておけば、魔力が無い子が産まれ、その子も魔力が無い子を産みます。そして長い年月が経てば、この村のエルフは魔力が使えなくなるでしょう。私達は森に住んでいますので魔力がなければ生活ができません。そうなれば滅びるしか無いのです」
彼等の掟は村を守るに必要なことなんだろう。
そうか、と俺は呟く。
この村には黒髪エルフがいる場所はどこにもない。
バランの言う通りだった。バランというのはツルツル頭のドワーフのことである。
「なぜ勇者様はこの村に寄ったのですか?」
この子を家に帰すため。
だけど、もう言えなかった。
でも少年達には言ってしまっていた。
「この子の両親を探しているんだ」
と俺は言った。
「……アニーの親は死にました」と村長は言った。
「彼女を探すために村から出て、ケンタウルスに出会って殺されてしまいました」
俺は黒髪の少女を見た。
彼女は地面を見つめていた。
この村には彼女を待つ者もいない。
遠くの方で『うぉぉぉぉぉぉぉ』と魔物の雄叫びが聞こえた。
勇者だから出会うのか? 出会うから勇者なのか?
俺が昔に作った結界に大きなヒビが入った。空がひび割れたように見える。
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