101 / 114
第七章 闘技大会編
学校対抗戦閉会式
しおりを挟む
学校対抗戦閉会式
「今年度学校対抗戦優勝校は・・・王立カノン学園です!」
「「「「うぉぉお!」」」」
学校対抗戦は2日にわたって行われた。2日目の準決勝は5チームでのバトルロワイヤルだった。一応全チームの能力を確認したが、デザイア騎士学院のルークはおろか、最初に戦ったブルメン魔法学院の生徒の方が優れていた。そのため、全てカテリーナが一撃で倒した。
まあ学生はこんなもんなんだろう。
「続きまして、今大会最優秀者を発表します。今大会最優秀者は、王立カノン学園1年、カテリーナ選手です!カテリーナ選手は壇上に上がってください」
「はい!」
これは当たり前の結果だ。カテリーナは全ての試合において、1人で相手チームを倒してるからな。そろそろエヴァンズさんといい勝負が出来るくらいには強くなってるのではないだろうか?
陛下が表彰を行うようで壇上に上がる。
「王立カノン学園1年、カテリーナ。貴殿は今大会において非常に優秀な戦績を修めた。よって、賞状と景品として、大陸一の鍛治師ガルムが作ったミスリルの鎧を授ける」
ガルムさん!久しぶりに聞いた名前だ!俺の愛刀青月を作った人だからな!あの人には感謝してるわ。青月は今まで俺といつでも一緒に歩んできた仲間だからなぁ。
「ガルム?誰だそりゃ」
「俺の青月を作ってくれた人だよ。大陸一の鍛治師ってのは本当だよ」
「おぉ!アルのとんでもなく硬いあの剣を作った人か!そりゃすごいな!」
まぁ伝説級鉱石のアダマンタイトで作ってるからね。それに大陸一の鍛治師が作ったら、硬さや鋭さで右に出るものはないだろう。
「続きまして、表彰を行います。今年度学校対抗戦準優勝、ヘントリーゼ学院。優勝、王立カノン学園の選手は壇上に上がってください」
俺たちは言葉に従って壇上に上がる。8人いるからちょっと狭いが、これくらいが丁度いい。
「まずはおめでとうと言っておこう!今年度の学校対抗戦を盛り上げてくれてありがとう!準優勝のヘントリーゼ学院には賞状とトロフィーを。優勝の王立カノン学院には賞状、トロフィー、そしてフリーデン王国で行われる闘技場の参加枠を授ける!」
「うぉぉ!英雄が闘技大会に出るのか!?」
「マジか!俺は見にいくぞ!」
「私もカテリーナ様の活躍をもっと見たいわー!」
「俺も!」
「「「「「俺も俺も!」」」」」
よし、計画は順調に進んでる!とりあえずは闘技大会の参加枠をゲットした!あとは優勝するだけだ!
どんな強い奴がいるのか楽しみだ!この世界には冒険者じゃなくても強い奴が五万といるからな。
「続きまして、英雄アルベルト様のお言葉をいただいて閉会式を終了とします。アルベルト様お願いします」
「はい!」
これは俺があらかじめ陛下にお願いしたことだ。
「みなさん、学校対抗戦は楽しめたでしょうか?今回、僕の出番は無かったわけですが、フリーデン王国で開催される闘技大会は本気で挑もうと思っています。よければ見に来ていただけると嬉しいです。
さて、もう一つ発表することがあります。それは、僕が持つことになった領地のことです!闘技大会が終わり次第運営を開始するつもりなので色々とよろしくお願いします!王立カノン学園アルベルト・フォン・エルフォード」
「「「「「おぉぉぉおぉ!」」」」」
そう、ここで領地の宣伝をすることでより多くの人が興味を持ち移住してくる。すなわち、領地が豊かになる!闘技大会でも宣伝をしようと思っている。
「以上で閉会式を終了します。選手、観客各員すみやかに解散してください」
ひとまず計画の第一段階は終了っと。
「みんな早く行くわよ!」
「「「「…え?」」」」
「サリー先生何言って──」
「もうフリーデン王国に行かないと間に合わないわよ?あと1週間と5日しかないもの」
「「「「え、えーー!」」」」
「おいおい早すぎるだろ!」
「ちょっとは休みたいなぁ」
「いや疲れたのは私だけだろ」
「私たちも待ち時間とか立ってるのとか疲れたんだよぉ」
「とにかく早く馬車に乗るわよ!」
「「「「はーい…」」」」
本当に予想外だった。まさかすぐに出発だなんて。いくらなんでも早すぎる。少しは疲れを取る時間が欲しい。
そもそもフリーデン王国王都までは1週間で着くはずだが?なんで5日も余裕もっていくのさ。
「先生、フリーデン王国までは1週間じゃないんですか?」
「馬車が今日しかないから仕方ないのよ」
「マジか」
それから馬車に乗車し、みんなで昼食を食べた。
とりあえず馬車で休憩するか。これからのことは寝たあとに考えよう。
そうして俺は眠りについたのだった。
ーーーーーーーーーーーーー
学校から課題や、オンライン授業が始まったので更新遅れます!
次回
勇者視点になります!
「今年度学校対抗戦優勝校は・・・王立カノン学園です!」
「「「「うぉぉお!」」」」
学校対抗戦は2日にわたって行われた。2日目の準決勝は5チームでのバトルロワイヤルだった。一応全チームの能力を確認したが、デザイア騎士学院のルークはおろか、最初に戦ったブルメン魔法学院の生徒の方が優れていた。そのため、全てカテリーナが一撃で倒した。
まあ学生はこんなもんなんだろう。
「続きまして、今大会最優秀者を発表します。今大会最優秀者は、王立カノン学園1年、カテリーナ選手です!カテリーナ選手は壇上に上がってください」
「はい!」
これは当たり前の結果だ。カテリーナは全ての試合において、1人で相手チームを倒してるからな。そろそろエヴァンズさんといい勝負が出来るくらいには強くなってるのではないだろうか?
陛下が表彰を行うようで壇上に上がる。
「王立カノン学園1年、カテリーナ。貴殿は今大会において非常に優秀な戦績を修めた。よって、賞状と景品として、大陸一の鍛治師ガルムが作ったミスリルの鎧を授ける」
ガルムさん!久しぶりに聞いた名前だ!俺の愛刀青月を作った人だからな!あの人には感謝してるわ。青月は今まで俺といつでも一緒に歩んできた仲間だからなぁ。
「ガルム?誰だそりゃ」
「俺の青月を作ってくれた人だよ。大陸一の鍛治師ってのは本当だよ」
「おぉ!アルのとんでもなく硬いあの剣を作った人か!そりゃすごいな!」
まぁ伝説級鉱石のアダマンタイトで作ってるからね。それに大陸一の鍛治師が作ったら、硬さや鋭さで右に出るものはないだろう。
「続きまして、表彰を行います。今年度学校対抗戦準優勝、ヘントリーゼ学院。優勝、王立カノン学園の選手は壇上に上がってください」
俺たちは言葉に従って壇上に上がる。8人いるからちょっと狭いが、これくらいが丁度いい。
「まずはおめでとうと言っておこう!今年度の学校対抗戦を盛り上げてくれてありがとう!準優勝のヘントリーゼ学院には賞状とトロフィーを。優勝の王立カノン学院には賞状、トロフィー、そしてフリーデン王国で行われる闘技場の参加枠を授ける!」
「うぉぉ!英雄が闘技大会に出るのか!?」
「マジか!俺は見にいくぞ!」
「私もカテリーナ様の活躍をもっと見たいわー!」
「俺も!」
「「「「「俺も俺も!」」」」」
よし、計画は順調に進んでる!とりあえずは闘技大会の参加枠をゲットした!あとは優勝するだけだ!
どんな強い奴がいるのか楽しみだ!この世界には冒険者じゃなくても強い奴が五万といるからな。
「続きまして、英雄アルベルト様のお言葉をいただいて閉会式を終了とします。アルベルト様お願いします」
「はい!」
これは俺があらかじめ陛下にお願いしたことだ。
「みなさん、学校対抗戦は楽しめたでしょうか?今回、僕の出番は無かったわけですが、フリーデン王国で開催される闘技大会は本気で挑もうと思っています。よければ見に来ていただけると嬉しいです。
さて、もう一つ発表することがあります。それは、僕が持つことになった領地のことです!闘技大会が終わり次第運営を開始するつもりなので色々とよろしくお願いします!王立カノン学園アルベルト・フォン・エルフォード」
「「「「「おぉぉぉおぉ!」」」」」
そう、ここで領地の宣伝をすることでより多くの人が興味を持ち移住してくる。すなわち、領地が豊かになる!闘技大会でも宣伝をしようと思っている。
「以上で閉会式を終了します。選手、観客各員すみやかに解散してください」
ひとまず計画の第一段階は終了っと。
「みんな早く行くわよ!」
「「「「…え?」」」」
「サリー先生何言って──」
「もうフリーデン王国に行かないと間に合わないわよ?あと1週間と5日しかないもの」
「「「「え、えーー!」」」」
「おいおい早すぎるだろ!」
「ちょっとは休みたいなぁ」
「いや疲れたのは私だけだろ」
「私たちも待ち時間とか立ってるのとか疲れたんだよぉ」
「とにかく早く馬車に乗るわよ!」
「「「「はーい…」」」」
本当に予想外だった。まさかすぐに出発だなんて。いくらなんでも早すぎる。少しは疲れを取る時間が欲しい。
そもそもフリーデン王国王都までは1週間で着くはずだが?なんで5日も余裕もっていくのさ。
「先生、フリーデン王国までは1週間じゃないんですか?」
「馬車が今日しかないから仕方ないのよ」
「マジか」
それから馬車に乗車し、みんなで昼食を食べた。
とりあえず馬車で休憩するか。これからのことは寝たあとに考えよう。
そうして俺は眠りについたのだった。
ーーーーーーーーーーーーー
学校から課題や、オンライン授業が始まったので更新遅れます!
次回
勇者視点になります!
0
お気に入りに追加
892
あなたにおすすめの小説
レベルカンストとユニークスキルで異世界満喫致します
風白春音
ファンタジー
俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》は新卒で入社した会社がブラック過ぎてある日自宅で意識を失い倒れてしまう。誰も見舞いなど来てくれずそのまま孤独死という悲惨な死を遂げる。
そんな悲惨な死に方に女神は同情したのか、頼んでもいないのに俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》を勝手に転生させる。転生後の世界はレベルという概念がある世界だった。
しかし女神の手違いか俺のレベルはカンスト状態であった。さらに唯一無二のユニークスキル視認強奪《ストック》というチートスキルを持って転生する。
これはレベルの概念を超越しさらにはユニークスキルを持って転生した少年の物語である。
※俺TUEEEEEEEE要素、ハーレム要素、チート要素、ロリ要素などテンプレ満載です。
※小説家になろうでも投稿しています。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
アイテムボックスを極めた廃ゲーマー、異世界に転生して無双する。
メルメア
ファンタジー
ゲームのやり過ぎが祟って死亡した楠木美音。
人気プレイヤーだった自身のアバターを運営に譲渡する代わりに、ミオンとしてゲーム内で極めたスキルを持って異世界に転生する。
ゲームでは、アイテムボックスと無効スキルを武器に“無限空間”の異名をとったミオン。
触れた相手は即アイテムボックスに収納。
相手の攻撃も収納して増幅して打ち返す。
自分独自の戦い方で、異世界を無双しながら生き始める。
病気の村人を救うため悪竜と戦ったり、王都で海鮮料理店を開いたり、海の怪物を討伐したり、国のダンジョン攻略部隊に選ばれたり……
最強のアイテムボックスを持ち、毒も炎もあらゆる攻撃を無効化するミオンの名は、異世界にどんどん広まっていく。
※小説家になろう・カクヨムでも掲載しています!
※9/14~9/17HOTランキング1位ありがとうございました!!
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる